2013年03月

リパリガラス

2013年03月31日00:20
ミネラル ザ ワールド 2013 in 横浜・春 戦利品 Part.2

またもというか、ネタ石的な…。
リパリガラス







リパリガラス 1.12ct
(お店:ミスリル)


はい、前回の新島ガラスと、中身は同じです。
コーガ石で出来ているテクタイト(ガラス)ですね。

こちらは、名前で分かるようになってますが、イタリアのリパリ島出身です。

同じものでも、産地で混ざってるものが若干違うのが、
色味は全くちがうものとなっています。

もっと、青く大きい綺麗なものもあったのですが、
まぁ、正直、ネタ石的な意味合いが大きかったので、
ちっこ目のこの子にしたというところです。

横から見ると、こんな感じ。
リパリガラス










相変わらず、カットは丁寧です。

ひっくり返すと、こんな風。
リパリガラス










写真では、薄い緑という感じですが、肉眼では薄い青という印象なので、
若干、違う色味に写ってしまうようです。

新島ガラスと並んで1枚。
ガラスとか
















艶は雰囲気は似てますが、色味が全然違います。
右側の青い子はトルマリン。リパリガラスが目で見た時、青っぽいので、
奥さんが置いてみたという感じですが、それでも緑ですねぇ(^^;

非加熱シトリン

2013年03月28日23:38
やっとこさ本年度のイベントの戦利品へ。

ミネラル ザ ワールド 2013 in 横浜・春 戦利品 Part.1

まずは、そのまま出てくるのは少なめな
非加熱シトリン







ナチュラルシトリン 1.38ct
(お店:ジェムエイコー)


和名が黄水晶ということからもわかるように、
加熱処理をすると、黄色~オレンジになる水晶シトリン。

この子は加熱されていない、天然のシトリンです。
シトリンは殆どが加熱処理がされてますが、
たまに非加熱の子も市場に出てきます。

この子は茶色っぽい色合いの子ですが、
ある意味、この色味で、非加熱のまま、市場に出てくるのは珍しいかもしれません。
(以前、ご紹介した、非加熱のシトリンは、マンダリンカラーでしたし、
 中には、はっきりとした黄色の非加熱の子もいたりします)

そんな子たちが、ゴロゴロっと置いてあった中から、
奥さんが、この四角いカットいいなぁとチョイスしました。

別角度からもう1枚。
非加熱シトリン












チェッカーボード風で、丸みをだしているカットです。

横からこんな感じ。
非加熱シトリン












ひっくり返すと、こう。
非加熱シトリン











眺めていると、黄色になる前の、うっすらとした茶色もおつなものです。

最後に、同じシトリンや他の色味が似た石たちと並んで1枚。
非加熱シトリン他











左側の3つが、非加熱ゾイサイト、ダイアスポア、シンハライト(反転クイズ。でも、超難しいです(^^;)
右が、非加熱シトリン(神話カット)です。同じ非加熱シトリンでも全く違います。

ファッションとしての加工について

2013年03月26日13:34
再び登場です。奥さんです。

本来ならば、去年12月の池袋ショーのまとめを書くところなのですが……
もう、記憶が曖昧になっております。(ボケでしょうか!)
そこで、またショーとは全然関係ない話を書いてみようと思います。

しかし今回のお話は、気分を害する方もいらっしゃるかもしれません。
今現在の私の考えで、今後いろいろと変わる可能性も高いものです。

しかも、資産価値ではなく、ファッションとしての視点です。
そうなりますと特に、好き・嫌いの話になってしまいますので、意見が合わない方はどうか平にご容赦ください。

普通の人より少しだけジュエリー・アクセサリーが好きで
既成品を時々、自分へのご褒美に自腹で買ってきた。

ルースに興味があってハマってしまったが
中古で売ることを考えていないし、期待もしていない。
自己中心的な使い方で、人に譲ることも考えていない。

ジュエリーでいうならば
ブシュロンのキャトルよりもアニマルコレクションというタイプ。
つまり人によっては「妙だよね……」といったものが好き。
(カルティエよりもブシュロンが好きと言った方がいいのかも?)

……そんな人の意見の一つでございます。

現在、ルースの加工について悩んでおります。
悩んでいる理由は大きく2つ。
・デザインの選択肢の少なさ
・金額的に高い

はっきり書いたため、文句を言っている(喧嘩を売っている!?)ようですが^^;
どうしてそうなるのかは理解しております。納得もしています。
それこそが経済。

その上で悩んでいるのでございます。

ルースを集めはじめた一番はじめのきっかけは、オパールを自分で買って加工しよう、でございました。
そのときから、枠やオーダーを気にし続け、情報を集めてまいりました。
しかし……気に入ったデザインで加工いたしますと、(価格がわからないものもありますが)おそらく30万~100万ではないかと思います。

この価格帯でしたら、店頭の素敵なデザインのジュエリー・アクセサリー(一流ブランド含む)を購入できてしまいます。しかし、お石はアメジストやブルートパーズ、トルマリンだらけ。
さすがに、いくつか持っているとかぶります。

そして、言うまでもなくルースに詳しくなってしまったため、「またこの石か」とドキドキ・ワクワクや面白みを感じない段階まで来てしまったのです! なんということでしょう!

ただ、このごろの百貨店を見る限り、おもしろいお石を使った「石が主役」のシンプルデザインのものもでてきております。ロードクロサイトを使っていたりいたしますよ。
しかし、やはりルースに詳しくなってしまった私には「石のクオリティが……」と思ってしまうのでございます。
(ショーメは「石が主役」になると桁が違いますが、スピネルやパライバ、スペサタイトを使っているものもあります。クオリティは高いですが、価格は……あははは……)

本来、こういう状態になった方は、デザインから起こしてもらうという手を使うべきなのでしょう。
それで100%希望どおりになればハッピーエンドなのですが。
私の力不足が原因ですが、仕事柄、発注は100%希望通りにならないと思ったほうがよいと悟っているのです。;;

人に希望を伝えるということは、とても難しい。。。
しかも、日頃から「なんという斬新なOR素敵なデザイン! これは買わないと!」という驚きを求めているため、自分では思いつかないのです!;;

つまり、既成品を買った方が、100%後悔がないことがわかりきっているのでございます。
加えて自腹となりますとなかなか、賭けに出れないのでございますね。^^;

そこで最も私にあっている方法は、店頭にある既成品のお石を自分の石へ交換してもらうという方法ではないか?と、現状は思っております。

そんなところは無いと思っていたのですが……
なんと、伊勢丹では一度(今もかもしれませんが)、1階に入っているお店の枠を使ってオーダーという試みをやってみておりました。
そのとき並んでいた枠とブランドさんは、私の趣味ではなかったことがとても残念です。
この試みはとても面白いため、いろいろと続けていただければ嬉しいです。
ただ、本当に珍しい試みだと思いますので、他にも同じような悩みを持っている方がいたのでしょうかねぇ。

そのときの冊子のデータが見つけられなかったので、ちょっと違うセミオーダーの冊子を貼っておきます。
(実はジュエリー系の冊子は特に、スキャンして取っておいているのです! これは2009年)

CCF20091207_00020



































CCF20091207_00025



































↑伊勢丹さんに怒られそうなので;;、内緒にしておいてください。。。
(ちなみにyoshinobuは、爪の色とリング本体?の色が異なり、しかもシルエットが美しく、華奢でかわいらしいけれども存在感があるというところが好きです。以前はこのブランドのために銀座松屋にいっていましたが、今は伊勢丹で購入できますね)

あともう一つ、自分が購入した既成品を、持っているルースで石交換してもらう方法もよいのではないか?と思っております。パソコンでいえば、パーツを買ってのバージョンアップですね。

しかし、まだ、どこへ行けばいいのかわかりません。
枠に合うお石も持っておりません。
(こんなにルースを持っているのに、ないのですからショックです^^;)
合うお石を探してもらうというのは、本末転倒な気もいたします。

上記すべてについて、いろいろと調べてきた日々でしたが、この先はやってみるしかないのかも?
……とも思っております。
失敗は勉強と申しますが、失敗してしまうリスクを知っての挑戦は楽しむことが一番です。
これからも調べ続けて、挑戦のチャンスを探ります。

最後に。
ルースに詳しくなってきますと、ブランドや百貨店などでの買い物が馬鹿らしくなってきている方もいらっしゃると思います。なぜ比べるのか?と疑問にお思いかもしれません。
ですが、圧倒的な比較量と、遊びや現代的なセンス、つまりは「ファッション」としてのパワーが一番強いのです。

数百万以上レベルになりますと話が変わってくるのは重々承知の上ですが、ジュエリーは身につけるもの=ファッションであり、ファッションに求めるものは十人十色。
そういったわけでして、このエントリーは単なる一意見としてご鑑賞ください。

私の身近な人に言わせれば、そもそもジュエリーに100万使うならば、100万のバッグを買った方がわかりやすくて意味があると語ることでしょう。(うわ~ん;;
別の友人ならば、そもそもファッションを考えるならば、合わせやすい無色透明のダイヤでシンプルデザインがベストだと言うでしょう。
ファッションに合わせて色石を変えて楽しむという遊びが重要だから、枠はシンプルにお安くという意見も「うんうん、楽しそう!」と頷いてしまいます。

長々とした呟きを読んでくださった方、本当にどうもありがとうございました。 

ヘミモルファイト

2013年03月25日23:54
やっとこさ、新宿ショー最後の石。

東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.12

なかなか綺麗なものが見つからない
ヘミモルファイト








ヘミモルファイト 3.33ct
(お店:ジェムエイコー)

皆様は、「ステラエスペランサ」という名前を持つ宝石を
聞いたことはありますでしょうか?

ブラジルでとても綺麗な「ヘミモルファイト」を見つけた鉱山のオーナーが、
銀座ベル・エトワール社長の岡本憲将さんに頼み、
ラテン語(スペイン語かな?)で「希望の星」という意味で付けた名前です。
ググるとこんな感じです。すっげぇ綺麗です)

ただ、産出量も少なく、銀座ベル・エトワールさんでも、なかなか手に入らず、
「欲しい」と思っても、いつでも買えるという石ではありません。

しかも、巡り会えたとしても、まぁ、当たり前のように、とても高価なのです。

ということもあり、代替えと言っては失礼ですが、
「これって、ステラエスペランサに近いんじゃない?」と、
言えそうで、なんとか買えそうな値段の綺麗な「ヘミモルファイト」
というのを、このブログを始めた頃から探してたりしました。
(たまに、このブログでも私がつぶやいていた、「探している青い石」とは、それのことでした)

しかし、ない。いくら探しても、ない。
そんな綺麗なヘミモー(と我が家では勝手に訳して呼んでます)は、
なかなかというか、全く見つかりませんでした。

で、そんな愚痴を、以前からジェムエイコーさんに聞いてもらってた訳ですが、
今回の新宿ショーの時に、「近いの見つかりましたよ」と見せてもらったのが、この子です。

じゃん!と角度を変えて1枚。
ヘミモルファイト











なんという見事な水色。なかなかどうして、
これまでにイベント会場で見たヘミモーの中でも、見たことないレベルの水色と透明感。

そもそも基本的には(ラリマーやトルコ石のように)不透明な石ですので、
インクルはもちろんあるのですが、肉眼だと、これが、結構見えません(テリに隠れてる感じ)。

本当に綺麗ぇ~~~~~な水色。
ヘミモルファイトは、パワーストーン界の方がメジャーだと思いますが、
こんなにも綺麗な水色の石は、宝石界でも、もう少し人気が出てもいいかと思えます。

ひっくり返すと、こんな感じ。
ヘミモルファイト










ザ・カボションです。

このヘミモー、通常は無色で銅が混ざることによってスカイブルーになるそうです。
スカイブルーな宝石の王様(だと思います)パライバトルマリンといい、
「銅っていうと、10円玉のイメージが強いけど、すごいんだな!」と思う瞬間です。

こんなに綺麗なヘミモーが見つかるとは、ダメ元で話してみてよかった……。
ジェムエイコーさん、ありがとうございます!

最後に、他の変わった青っぽい石たちと並んで1枚。
ヘミモルファイトとか





















アパタイトキャッツアイ、コモンオパール、ラズライトinアフガナイトです。

うぅーん、青い石は、見ていて心が休まります。。。。。。。

さて、ちょっと遅すぎましたが、
これにて「去年の」新宿ショーの戦利品紹介はおしまいです。
綺麗なヘミモルファイトもてに入り、定番~初ゲットの石まで、
少ないながらも、なかなか楽しい石たちを迎えられてホクホクでした。

さてさて、続いて次回からは、横浜ショーの戦利品たちの紹介です。

整理整頓できました

2013年03月24日16:14
こんにちは、奥さんです。
あまりにもご無沙汰でございます……。

実は、去年は家具にハマっておりました。
今まで気に入った家具を少しずつ買い集めておりましたが、そのためなのか何時まで経っても家の収納が増えず「もうどうにかしないと片付かない」と思い立ったからでございます。

宝石関係の話でいいますと、我が家では下記の写真のルースケース……つまり、合成革?とガラスのケースを使っているのですが、とうとう引き出しに入らなくなりました。^^;
↓こういったルースケースですね。黒と白があります。

合成な宝石たち



















そこで、ビスレーの棚を買いまして、色ごとに整理整頓。
写真を撮っているときに生じるようになってしまった、「あの石はどこでしたっけ?」や「似ている色の石があったような気がするけれども、もしかして気のせいかしら」が解決するようになりました。^^
(お恥ずかしいことながら、どうも私は色や音(声)の記憶が悪いようなんです。;;
旦那さんが上記の記憶がとても良いのですが、それは普通なのかどうなのか気になりますね。)

整理整頓2
 







 

























上記はグリーン風味のルースの引き出し。

整理整頓1
 

































そして、ピンク風味のルースの引き出しです。
しかし整理整頓できた!と言いましても、更新が進まないのが我が家クオリティですね……。

ついでに書きますと、私自身が持っているブログページなどは6年間くらい放置されておりまして驚きました。
気づいたきっかけは、好きなジュエリーを調べていたこと。
すると、自分自身のページがヒットしたのでございます。
いやはや、とにかく驚いてしまい、つい更新してしまいました。しかし、そのときに感じていたことが書いてあるページというのは、後で読むととても面白かったです。(書いた覚えがないものまであります!)
ブログというのものは、重要なのだなと思いました。

自分のことを棚に上げて申し上げますと
ルース好きの方、ジュエリー好きな方はブログを作ってくださいますようお願いいたします。^^;
私も今日は暇ですので、もう1エントリーくらい、何か書いてみようかしらと思っております。

さて、今現在、横浜ではショーが行われておりますね。
ツーソンショー直後のショーにしては、それほど驚いた石がなかったように感じました。金曜日の時点で、売り切れてしまったものが多かったようでございます。人もとても多かったですから、仕方ありませんね。

また、今回は旦那さんが本気で我慢をしたようで……
やればできるのか!と驚かされました。
私の方はいつものように我慢の子でございましたが、後から「あれを買っておけばよかった」と愚痴るタイプでございます。帰宅後にお店のホームページを観、見せてもらい忘れた&知らなかったお品にショックを受けておりました。(湘南新宿ラインは混むことが多いため、気楽に2日間行くことはできませんし)

それにしても、今回もまた、すばらしい石と多くの出会いがありました。
少し前に伊勢丹1Fの展示ものに行ったとき、何度かお世話になっている方に見つかりまして「○○シリーズのピアスが廃盤(?)になります」と教えていただきました。
久しぶりのジュエリーとして、今度、そちらを買おうと思っていたのですが……今回のショーでお金を貯めて買いたい石が増えてしまいました。

ルースをとるかジュエリーをとるか。
どちらにしても自腹でございますので、お仕事がんばりたいと思います。^^; 

マンダリンガーネット

2013年03月24日11:59
次の戦利品たちが待っていますが、
新宿ショーの残り2つの石たちの紹介をしていきましょう。

東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.11

「ファンタひとつ!」といった、綺麗なオレンジの
マンダリン







マンダリンガーネット
(お店:清水)


我が家では、変な石やガーネットをコレクションをしてるのは、主に私なのですが、
こちらのマンダリンは、清水さんで、奥さんが手に入れたもの。

綺麗なオレンジと、お手頃な値段に惹かれたようです。

ひっくり返すとこんな風。
マンダリン











横からは、こんな感じ。
マンダリン










マンダリンガーネットのオレンジは、
他の石に少ない色味で、ガーネットの中でも個性的な子です。

さて、このガーネット、撮影後、ケースに入れてテーブルに置いていたのですが、
我が家の猫が、テーブルに飛び乗った時にケースごと落としてしまい、
あまつさえ、ケースから中身が飛び出てしまい、コンクリート部分にガツン!
「うわぁぁ、で、でもガーネットって硬いから大丈夫だよね?」
と思い、拾い上げて確認したら……。
ガーネットも欠ける?















「オーマイガー!」
かけたんだか、大きな擦り傷なんだか、どちらにしても、ちょっと傷物にしてしまいました。

皆さんも、宝石は落とさないように、それと猫の行動にはご注意を……。

ミネラルザワールドin横浜 2013・春に行ってきた

2013年03月23日19:51
新宿ショーの石紹介もまだ2つほど残っていますが、
何はさておき、今回も行ってきました横浜ショー。
IMG_0150





















まだまだ、景気も回復してないでしょうし、人も少ないのかと思いきや、
(前回より?)人も多く、なかなか盛況な感じに見受けられました。

そんなこともあり、あまりノンビリできないかなぁと思いながらも、
オーストラリアのオパール屋さんで「すっげ、なにそれ!?」って感じの
一生買えることはないだろうクラスのスゴイ石を見せてもらったり、
いつも顔をださせていただいてる、Star38さんでは、ためにもなる石の話を聞き、
ジェムエイコーさんでは、とても好きなジャンルの面白話しを聞かせてもらったりと、
とても楽しい時間を過ごせました。

話すだけ話して、去っていく、困った客と化してたかもしれませんが、
戦利品はこんな感じ。
P1070256



















今回は、ピンと来たものをごく少々という感じです。

帰りは、ちょっと遠回りして、横浜中華街で軽くお食事。
IMG_0151















意外と会場から近いんですよねぇ。

そんな感じの横浜ショーでした。
さて、次は、数カ月後の新宿ショーですかな。

……っと、そうだ、その前に。全然ショーとは関係ないのですが、
現在、目黒のアクセサリーミュージアムでやっている「New Jewellery Creator」という企画が、
面白そう&来週で終わりということなので、ちょっと行ってこようかなぁと思っています。
まぁ「ミュージアム」ですので、買い物に行くわけではありませんが(^^;

ライムガーネット

2013年03月21日00:50
東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.10

微妙に色が違うと思っただけで(安いと)買ってしまうガーネットたち
ライムガーネット







ライムガーネット 0.51ct
(お店:マテリアルアート)


ここのワゴンっぽいコーナーには、
変わった石や、小粒で綺麗な石がゴロゴロしています。

これも、そんな中にあって、なんとなく「この色味って、全く同じのは無い気がするなぁ」と、
値段も外食1回くらいで買える程度というのもあって、手にとってしまいました。

と、今、これを書きながら分類したら、
そもそも「ライムガーネット」という名で手に入れたのは初でした(^^;

ひっくり返すと、こんな感じ。
ライムガーネット










緑寄りの黄緑系。
ちなみに、産地はタンザニアのメレラニ鉱山と、メジャーどころです。

そして、同じようなマリガーネットと、ミントガーネットと並んで1枚。
ガーネットたち

















うむ、買う時に思ったように、ちょっとだけ、他のガーネットとは、色味が違ってたようです。
カット自体も、他の子とは違うのでバリエーションとしては、とても「あり」な子でした。

ウバロバイト

2013年03月17日02:16
遅れていますが更新(-_-;)
東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.9

今回は、宝石ではなく原石。
なかなかどうして、宝石質のものが1度も見つからない子。
ウバロバイト










ウバロバイトの原石です。

ガーネットの1種ですが、あれだけ売ってるガーネットの中で、
この子だけは、全然、見つかりません。

「綺麗で人気で高い」とかは「全く無縁」なんですが、
まぁ、大きいものが採れないんですな。

そんなわけで、とりあえず原石でも……
とロシアのお店で見かけてゲットです。
ウバロバイト










原石なら、ショーなどでは、まぁ、こんな感じでサクッと見つかります。
それくらい、採れてはいるんでしょうが、大きさが……。

も少し寄ってみると、
ウバロバイト










ウバロバイト










と、こんな感じで、小粒なので、研磨して宝石にはならないようです。

んでも、たま~~~に、それなりの塊が出て市場に出ることもあるっぽいので、
いつかまた、縁があった時には……ですかね。

裏から見ると、こんな風。
ウバロバイト










裏にもうっすら、見えるほど密集してるようです。

最後にもう1回寄った写真。
ウバロバイト










写真だと、ただの苔むした石のようですが、
緑色のウバロバイトの部分は、小粒でも、ガーネットらしいキラキラを発し、
角度を変えると、万天の星が輝き流れているように美しかったりします。

考えてみると、小さなガーネットが密集してるわけで、
さながら小さな小さな宝石箱という感じです。
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