2014年12月

ブルーアキシナイト

2014年12月31日19:43
我が家では、インフルショックな大晦日ですが、
皆様におかれましては、健やかにお年を越せますことを。

さて、今年も最後の更新となりました。

東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part12

一見、地味ですが、ちょっと探していた
ブルーアキシナイト





ブルーアキシナイト 0.87ct
(産地:K2)
(お店:タイに住んでる日本人の宝石屋)



フェロアキシナイトの中には、バイカラーのように青い色が混ざっている石がある
と聞き、それはちょっと欲しいなぁと思っていた子。

今回タイの(略)宝石屋さんを覗いた時にいくつか並んでいるのを見かけました。
最初は、もう少し、色のハッキリした、別の子が目についたのですが、
この子の、殆どインクルがないクリーンなところが気に入りました。

角度を変えると、もう少し、ブルーがハッキリします。

こんな感じ。
ブルーアキシナイト
シッカリとした「深い青」が石の中心に存在しています。

横から見ると、こんな風。
ブルーアキシナイト

ひっくり返すと、こんな感じ。
ブルーアキシナイト
石の中にフワッとブルーが広がっております。

アキシナイトはテリは美しいのですが、一見、色味が地味なので、
その中に、深い青がシミのように見えて、何も知らなければ、いや、知ってても、
「は? 何この石?」という感じです。笑

それと、産地が少し面白いのです。
この子は、あの世界で2番めに高い山「K2」で採れた石とのこと。
(K2は、現在、一般的にはパキスタンでいいのでしょうが、ウィグル(中国)との国境でもありますし、
 インドとしては、K2はパキスタンに占領されたインドの土地であると主張していますし
 (もともとで言えば、カシミール領だった場所に山があるというのは正しい訳で)
 結局、どの国と言っていいのかわかりにくいので、産地は国名抜きの「K2」とだけ書きました)

高山で場所が場所だけに、商業的な採掘ができずに、宝石そのものの採掘量が少ないようですが、
こんな面白い綺麗な子が採れるなんて、なかなか面白いですね。

-----

こんばんは、奥さんです。
もう少しで、今年も終わり。

沖縄旅行へ初めて行った今年ですから、
年越しそばは沖縄そばにしました。
祖母がいた頃は、年越しはいつも沖縄そばだったことを思い出しました。

今年最後の石は、レアストーン!
ブルーアキシナイト!

まず、写真が綺麗に写りすぎております!^^;
肉眼ではこれほどブルーがブルーに見えないような気が致します。
それでも、ぶわっとブルーが広がる石ではありまして、
おもしろい石に間違いございません。^^

そして、旦那さんが、我が家の他のアキシナイトと比べながら
「我が家、レアストーンがいっぱいある!」と叫んでおりました。
今頃、気づきましたか……あはは……。

さて、このアキシナイト。
カットも綺麗で、ぱきっとクールな美しさでございます。
リングにしたら楽しそうですね~。

そうそう、タイの宝石屋さんには
他にも印象深い石がたくさんございました。
大きく美しいアウイナイト、とても素敵でした。
(蛍光もしておりました)

もう少し、ゆっくり見る時間があればよかったのですが……
今回は全体的に忙しいショーだったことが残念です。
また来年、うまく時間を作りたいですね。

では皆様。
今年も一年間、どうもありがとうございました!!
来年もよろしくお願いいたします!
 

ジェムシリカ

2014年12月30日22:23
こんにちは、今年も残すところ、後わずかとなりましたが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

我が家ではインフルエンザが蔓延(と言っても夫婦ふたりと猫二匹の家庭ですが)。
奥さんは治りかけてのまま、完治はしておらず、一日中ゴホゴホゴホ。
遅れて発症した私は私で、熱が全然引かず、この更新も高熱のまま書いております。

いつも以上に拙く読みにくいところがございましたら、
「あぁ、熱のせいかと」温かくスルーしてやってくださいませ……。


東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part11

こんな綺麗な、この石、初めて見た!と奥さんが飛びついた
ジェムシリカ





ジェムシリカ 1.46ct
(産地:ペルー アカリ)
(お店:ミスリル)


色味もホンワリと透明な感じも、なかなか圧巻の子です。

ジェムシリカと言えば、パワーストーン系の方の有名かと思います。
不透明~半透明な石で、たまに半透明な子がいても、
ここまでガチャガチャがなく、後ろまで綺麗に抜けるような透明な子は
なかなか珍しいのではないでしょうか?

ちょっと透明感をわかりやすくするために、角度を変えて1枚。
ジェムシリカ
白く映っている部分は、下に敷いている紙の色です。

私は、あまりジェムシリカのことを知らなかったのですが……
奥さんは、こういう綺麗な子を探していたらしく、ミスリルさんで見かけた時に、
いつもはジックリ吟味する奥さんが、珍しくすぐに迎え入れを決定していました。

横から見るとこんな感じ、
ジェムシリカ

ひっくり返すと、こんな風、
ジェムシリカ
眺めていると、確かに、物凄く不思議で特殊な美しさを持っています。

このホンワリとした透明感と優しい色味が持つ、
不思議な美しさが、上手く写真で伝わらないのが悔しいほどです。


さてさて、ジェムシリカを、ググって調べてみますと、
なるほど結構変わった石らしく、元はクリソコーラという不透明な石とのことですが、
そのクリソコーラをクォーツが取り込むことによって、やっとジェムシリカとなるようです。

また、この美しい青緑は銅が入ることにより付き、クリソコーラ自体は不透明なため、
セージナイトというインクルージョンが、細かく入るほど透明になるという。

いい色の透明感を出すジェムシリカになるには、
なかなか奇跡的なステップを踏む必要があるようです。

なので、そうなる条件が厳しいのでしょう、アメリカのアリゾナ州やペルーなど
ごく少ない限られた場所でしか採れないとのことです。

最後に、我が家にある、ちょっと似ている半透明な綺麗どころと並んで1枚。
半透明な綺麗な石たち
ヘミモルファイトとブルーのコモンオパールです。
(この半透明のヘミモー(勝手に私が呼んでいる愛称)は、
 私の中では、我が家のお気に入り上位ランクのひとつ)

こうして、並べると、いつもの透明なジェムたちとは、
全く違う個性的な綺麗さを持つ子たちで、ほんわかします。

------
おはようございます。奥さんです。

もう大晦日なのですねぇ。あっという間でございます。
大掃除も何もしていないまま、気が付きましたら31日とは。
池袋ショーで手に入った石の紹介も、今年中には終わりませんでした……。><
(ある意味、それはいつもどおり!?^^;)

今回の石、ジェムシリカ。
私がミスリルさんで「うーん」と悩んでいた石が、まさにこちらでございます。

ジェムシリカという美しい石があることは前から知ってはおりました。
が、美しいものにあまり出えない上、価格がお高めでございまして
毎回スルーしていた次第でございます。
(その価格ならコランダムやスピネルが手に届く……と
思うことが多い気が致します)

パライバのような美しい青、しかも硬度が高い。
それゆえ、アメリカで人気がある石だとか。
日本にはあまり入ってこないという記事を読んだことがございます。

もっと高額で大きめの綺麗なジェムシリカも、いくつかお店にございまして、
親切な店員さんの説明を聞きながら「ぬうううう」と
私は悩みまくっておりました。

旦那さんは、今回のエントリーで
私がすぐに購入したと書いておりますが、
それは旦那さんが別の石(紹介済みのものたち)に
気を取られていたからでございます。^^;

ネットで調べるに、
美しいジュエリーになっているものもあるようでございますが、
私自身は店頭ではジェムシリカを目にしたことがございません。

人気で高額な石だからなのでございましょう。
この美しさでは納得でございます。
 

エチオピアオパール

2014年12月29日12:01
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part10

地色は地味ですが、斑が綺麗な
エチオピアオパール







エチオピアオパール 1.69ct
(産地:エチオピア)
(お店:ジェムエイコー)


エチオピアオパールは、いくつも持っていますが、
気になる子がいると、つい手が出てしまいます。

ただ、この子、地色が地味というか茶色っぽくて、
光が弱いとこんな感じです。
エチオピアオパール
コーヒー飴のような(^^;

ひっくり返すと、こんな風。
エチオピアオパール
ただ、この状態でも、光が内側からキラキラしてるのが、
わかるようなレベルで、綺麗に煌めきます。

光を当てながら、色々な角度で、パシャパシャっと。
エチオピアオパールエチオピアオパール
エチオピアオパールエチオピアオパール
こう見ていると、地色が地味なエチオピアオパールというより、
チョコレートオパールか、ブラッククリスタルオパールのようにも見えてきました(^^)

と、有色が強くて、個性的な面白い子なのですが、撮影中にアクシデントが……。
掴んだ時に、ツルッと逃げてしまい、床にカコーンっと…………。

エチオピアオパールは、硬度もあまりありませんので、
心配しながら拾い上げて見てみたら、
欠けた…
欠けてしまってました……。うっ、すみません。
皆さんも、このような事故には気をつけてください……。

-----

おはようございます。奥さんです……。

もうーーーー、ほんとーーーーーに! 大ショックです!!!><

綺麗なエチオピアオパールをすっ飛ばして
傷物にしてしまうだなんて……!!!

あまりにもショックで、昨日は呆然としておりました。;;
それゆえ、チョコレートオパールなどとの
比較写真も撮っておりません。;;

すみません、一昨日「更新がんばります!」と
書いておきながら……。><

旦那さんが購入した石でしたので、まずは平謝り!
そして自己嫌悪。しょんぼり。。。
この可愛らしいオパールを譲ってくださった
お店の方にも、本当にすみません。。。

うえーん;;と思いながら一晩寝ても、
当然、石は治るはずもなく。

今度、リカット(磨き直し?)ができるかどうか
お店に尋ねにいこうと思いました……。

猫が落としたガーネットや、もともとニックがあったトルマリン、
ガーネット等、いくつか「表面をもう一度磨いて欲しい」と
思っている石がございます。

こういった石、石ショーでお店の方に
尋ねてみようと毎度思っているのでございますが
いつも興奮して忘れております。^^;;

それほど高額ではないのではないかと
思っているのでございますが……どうなんでしょう。

そのような中、旦那さんはインフルエンザで
とうとう高熱を出して倒れてしまいました。
私と同じく、吸引するお薬をいただきまして、
安静にせよとのことでございます。

そのため(家からあまり出れませんので)、
逆に、ブログの更新は進むかもしれません。^^;

バラカガーネット

2014年12月27日21:57
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part9

ガーネットコレクターとしての性質をくすぐられた、あまり聞かない産地物。
バラカガーネット





バラカガーネット 0.41ct
(産地:ケニア バラカ鉱山)
(お店:American-Thai Trading)


ということで、バラカ鉱山のグリーン系のガーネットです。
グリーン系のガーネットそのものは、一般的ですが、
この産地を名前にして市場に出てくるのは珍しいような気がします。

ググってみても、バラカ鉱山のことを紹介している日本のサイトは少ないようで、
銀座ベルエトワールの岡本憲将さんのブログに、
ケニアで初めての女性オーナーの鉱山として紹介されている……くらいな感じでした。

ロンドナイトもですが、流石のアメタイさん、
綺麗な変わり種を見つけていらっしゃいます。

また、写真ではインクルが見受けられますが、
ガーネット特有のギラギラもあり、肉眼では全く見えません。

横から見ると、こんな感じ。
バラカガーネット

ひっくり返すと、こんな風。
バラカガーネット
ガーネットの煌めきと、落ち着いた緑色がとても綺麗な子です。

そして他のガーネットと並べてみると、本当に微妙に緑色が違います。
ガーネット色相関がまた少しだけ豊かに!

さて、この子、ツァボなどと同じ、グロッシュラーですが分類はどうしよう?
と考え、紫外線で(写真ありませんが)ピンク色に蛍光することもあり、
性質や色味共々似ている、ミントガーネットに分類しました。

最後に、他のグリーン系のガーネットなどと並んで1枚。
緑のガーネットたち
ひとつだけガーネットではないのが、混ざっていますが。どれでしょう?
正解は……一番上の奥の子で、この前紹介したアメリカ産の
ペリドットです。ピンぼけで申し訳ない(^^;
(反転)

他の4つは、タンザニア産とケニア産です。
同じグリーン系でも、それぞれ、微妙に色の違いがあり楽しいです。

-----

こんばんは、奥さんです。

またもや旦那さんがガーネットを購入していましたね。^^;
ただ、まぁ、今回のものは初めての石だということで
私も「それなら、いいんじゃないかしら」と思ったりしておりました。
(私はアンダルサイトを買っている手前、強く言えません)

しかし、グリーンガーネットはミント色も含め、
お値段が張りますねぇ。

緑色の石としての筆頭がエメラルドや翡翠でございますから、
硬度が高めのガーネットは大人気だと思われます。
キラキラ度も高いですし!^^

そうそう、ガーネットと言えば、私どもは今回も
あるガーネットを探して、お店の方に質問などをしておりました。

あそこにあるかも?と紹介されたお店へ行き、そこにも無くて……
ただ面白い話を色々聞きまして、素敵な青いガーネットを見せていただきました。

その青いガーネットがあったお店がアメタイさんだとも聞いて、
「なるほど、良いお店は皆つながっているのね!」と
楽しくなってしまいました。^^

こういった人との繋がりは、世界の繋がり。
縁の繋がりというものはドラマティックで、素晴らしいと思います!
今回のショーで、一番、ニコニコしてしまった出来事でした。^^

このページを見に来てくださる方、
あいかわらず「初めて」の方が結構いらっしゃいます。
小さな縁かもしれませんが、その小さな縁の繋がりも
私どもに元気をくださいます。

もちろん、何度か見に来てくださる方にも大感謝!
私のインフルエンザがかなり治ったことも、
皆様からいただいている元気のおかげでございます。

いつも、このような拙いブログを
本当にどうもありがとうございます~!

明日も写真を撮ってがんばりますっ。
↑大掃除からの逃避ではない、はず……。。。^^;;
 

ロンドナイト

2014年12月25日23:14
Happy Merry Christmas!

皆さん、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか?
我が家は、夫婦そろってインフルエンザにかかってしまったようです(>_<)

ともあれ、続きと参りましょう。

東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part8

綺麗な黄色を見て、これはなんだろ?となった石。
ロンドナイト






ロンドナイト 0.15ct
(お店:American-Thai Trading)
(産地:マダガスカル)


アメタイさんで石を見ている時に、あまり見たことがない、
いくつかの黄色い石が並んでおり、名前を見たらロンドナイト。

和名ロンドン石とのことで「まさかロンドンで石が採れるのか?!」
と思っていたら、それを見透かされたかのように
「ロンドンで採れた石じゃなくて、ロンドンさんが見つけた石なんですよ」
と言われてしまいました。
「あれ、声に出してた?」なんて思った次第。

なんにしても、最近見つかった石だそうです。
そして、硬度も8もあるシッカリした面白い子ということで、
私の中では「ゲット確定」。いくつかある中から吟味を開始。

シッカリと黄色が乗ってる子で、カラットオーバーの子もチラホラおり、
最初は、その子たちにしようかと思ってたのですが、よくよく見ると、
インクルが多い。

ふと、お店の方と目が会うと
「クリーンのはあまり無い石ですよ」と。
またまた心の声が出てました……?(笑)

そこで、肉眼ではインクルがあまり見えず+
小さいのに黄色がシッカリでてる、お買い得の子にしました。

横から見ると、こんな感じ。
ロンドナイト

ひっくり返すと、こんな風。
ロンドナイト
小さいのに綺麗な黄色です。

さて、この石、調べてみると、クリーンな子があまり無いどころか、
不透明な物が多く、透明な子自体が少ない石のようです。

ロンドナイト
でも、小さいこともあり、意外とインクルは目立ちません。
流石、アメタイさん、良い石を探してきます。

さて、このロンドナイト。
実は、似た石にローディサイトというものがあるようです。

調べたところ、似てるどころか
殆ど同じ石でして……石に含まれているカリウムが
多ければローディサイト、セシウムが多い方がロンドナイト。
成分分析しない限り、どちらかわかりません。という代物のようです。

そのローディサイトは昔から見つかっていた石で、
マダカスカルで採れるものの中に、成分が違うもの(セシウムが多いもの)が
混ざっていることがわかり、新鉱物として認められたということらしいです。

マメに調べてみたロンドンさんはスゴイということですね。

さて、最後に、黄色っぽい石たちで並んで1枚。
黄色っぽい石たち
右下の小さいのが、今回の子。その上のトリリアントなものは、ゴールデンガーネット、
そして、その上から反時計回りに、イエローアパタイト、クリソベリル、シャンペンタンザナイト、
(またまた、プチクイズ風の反転。今回のは、意外と難しい?かもしれません)
我が家には黄色い石は、少なめな感じなので、もっと欲しいかもですね。

------

メリークリスマス。奥さんです。

いつもならば、おいしいご飯を食べて幸せなクリスマスの予定でしたが、
まさかインフルエンザにかかってしまうとは。
高熱で倒れておりました。><

ケーキすらないため、メリークリスマス写真は撮れませんでした。。。
まぁ、その結果、3日で体重が3キロ減りまして驚きました。。。
(すぐ戻るでしょう;;)

旦那さんは会社の人たちに自己申告しつつ、
気合で踏ん張っておりますが、休めないプロジェクトというのは辛いですね。

私の方は気軽に休み、明日の忘年会に出れるかどうか!だけが
最大の心配事でございます。^^;;

さて、今回のロンドナイト。
旦那さんが書いているとおり、この黄色が素敵なのでございます。

まさにレモンイエロー。
肉眼ではインクルージョンも見えず、回すと結構、キラキラしております。
イエローダイアほどではないですが、キラキラしていて綺麗なのです。^^

1999年に新発見ということでございますが、
まだまだ見つかっていない(もしくは新鉱物とは誰も気づいていない)石が
世の中には眠っているのでしょうか? ロマンですね!

ところで、今回は各お店で気になった石を書いてしまっている私。
アメタイさんで私が今回、もっとも気になった石は
しずく型のナミビア産のデマントイドでございました。

ナミビア産の中ではトップクラスだったのではないでしょうか。
とても綺麗でしたね~。

宝くじを購入してはいませんが、やはり購入すべきかもしれないと
考えている今日このごろでございます。^^;

非加熱ブルーサファイア

2014年12月21日12:24
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part7

石としては、とてもメジャーな普通の子です。
サファイア





サファイア 0.59ct
(産地:オーストラリア インベレル)
(お店:MIYUKI)

一見、ごく普通の?いかにも非加熱という感じの
綺麗なサファイアなのですが、産地はオーストラリア。

オーストラリア産のサファイアは、あまり見たことがないなぁと思い、
見ていたら、新しい鉱山(採掘所?)で見つかった非加熱ということで、
それは面白いと、いかにもという感じのものを選んで迎え入れてしまった次第。

角度を変えると、こんな感じ。
サファイア
色の出方も意外と綺麗です。

さて、オーストラリア産のサファイアとは、一体、どんなもんなのかと
ググってみましたら、「オーストラリア産サファイア」というものは、
そんなに珍しくはないどころか、原石の生産量としては、
世界の50%を占めているらしく、メジャーな産地でした(^^;

ただ殆どのものが、タイやスリランカなどで加工されるらしく、
この子のように、非加熱でオーストラリア産として、
市場にでてくることは珍しいのかも、というところですね。

横から見ると、こんな感じ。
サファイア

ひっくり返すと、こんな風。
サファイア
いかにもサファイアという綺麗さがあります。

もう少し、色乗りとクリーンさを見るために、
ピンセットで持ち上げて、パシャッと。
サファイアサファイア
リーズナブルな価格帯のものにしては、なかなかの子です。

サファイアに限らず、新産地と聞くと、思わず欲しくなってしまいます。
それは、変りもの好きというのもあるんですが、産地の最初の時の方が、
なんとなく「お安めで質のいいものがあるなぁ」という感覚があるからだったりします。
実際は、そういったことがハッキリわかるほどの長いコレクション経験では
ありませんが……。(^^;

他の産地のサファイアや青い石と並んで1枚。
サファイアと青い石たち
手前3つはサファイアで、左からフランス、今回のオーストラリア、アメリカのヨーゴ産。
それと、右上の紫色の子もスリランカの川で見つかったサファイアです。
ちなみに、全部、非加熱だったりします。(非加熱好きの奥さんのこだわりですね)
他の青い子は、左上から、
アフリカ産カイヤナイト、モザンビーク産アクアマリン、ベトナム産スピネル
(久しぶりの、クイズ風プチ反転。産地も書いてあります)
です。

どれもこれも美しくて、それぞれの個性があって、
青という色なのに落ち着くというよりは、うわぁ~っと楽しくなります。

----------

こんばんは、奥さんです。
MIYUKIさんからおはがきで、オーストラリア産非加熱サファイアの
お知らせが来ておりましたので、わくわくしながら伺いました。

そして、私が目を奪われていたものは、
(前にも書きましたが)指輪たちでございました……。

空枠もたくさん置いてありまして、
こうやって実物を見ながら選べるのはとても有り難い!と
興奮していた私でございます。

お店の方の説明では、そういったところに置いてある空枠は
本物ではなく(18Kなどではなく)、サンプル?のようなものだとのこと。
なるほど、そうだったのですね! 目からうろこでございます!

指輪として作らなくても、我が家にありますルースを乗せて
ニヤニヤするために、空枠がひとつ欲しいなと思う今日このごろ。
子供のときに親しんでいた着せ替え人形に通じる
楽しさがあるのではないでしょうか。。。

そうそう、旦那さんがこのサファイアとは別に目を奪われていたものは
バイカラースフェーンでしたね。
今回は予算的に購入できませんでしたが、
旦那さんは諦めきれないようで^^;
ぶちぶち言っておりました。あはは。
 
私の方は、実は購入直前まで(心の中で)行っていた指輪が
一つございました。
が、血迷ってしまい、別の大物を買ってしまいまして……。

今だに、「あの指輪も欲しかったなぁ~」と
ぶちぶち思っております。あははは……。^^;



 

スファレライト

2014年12月17日23:48
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part6

最近この世界に入った私には、えっ!? という産地の
スファレライト







スファレライト 0.53ct
(産地:日本 新潟 白板鉱山)
(お店:ミスリル)


ミスリルさんで、石を眺めていた時に、
とあるコーナーに、日本の色んなところから採れたスファレライトがあり、
「えっ?! 日本でこんな宝石質のスファレライト採れるの?!」と、
お店の方に色々聞いてしまった次第。

昔に採れた、原石をカットしたものとのことでしたが、
希少故にお値段もそこそこでしたので、
1個だけ残っていた買いやすいチッコイ子をいただいきました。

写真ではわかりにくいですが、
肉眼ではいかにもスファレライトという感じの
透明な派手な煌めきがあります。

黒バックのこっちの写真、
スファレライト
の方が色味とテリがわかりやすくでています。
若干、ニックがあり、この写真でも一層わかりやすいですね(^^;
サイズが小さいのもあり、これらの写真を見るまで、気が付きませんでした。

ひっくり返すと、こんな風。
スファレライト

ちなみにひとつ前の写真に映っているもうひとつの石は、
このスファレライトの原石ですね。

少し、角度をかえてだと、こんな感じ。
スファレライト
原石の状態でも、ツヤっとしたテリはあり、味があります。

このまま並んで1枚。
スファレライト
柔らかい石ですが、輝きが強く味があります。

輝きといえば、というころで、そんな石たちと、更に並んで1枚。
輝く石たち
輝きが似ているスフェーンたち(ひとりレインボーガーネットが混ざっております)
スファレライトは、店舗とかでスフェーンと並べられると、テリの雰囲気など
かなり似ており、同じ色っぽいと見分けがつかないんじゃないかと思います。

並んでいるスフェーンの中では雫型のロシアスフェーンに似ていますが、
肉眼では、こちらの方が黄色っぽく、どうにも写真には写りにくい黄色のようです(^^;

------
こんばんは、奥さんです。
欠けてるのは私のせいではございません!(のはず…)

そして、私はこの石をスフェーンだと思い込んでおりました。^^;
そこでスフェーンだらけの写真を撮ったわけでございます。
大間違いでしたね!;;

また、旦那さんが白坂鉱山と書いていましたが、
白板鉱山でございました。。。
↑修正しておきました。

調べたところ、べっ甲色のものが有名だそうで、
こちらもべっ甲色のルースのようでございます。

べっ甲飴が大好きな私ですから、そのことを知って
愛着が湧きました。^^

そう書きましたのは、私にとってはこの石も、
ミスリルさんで「うーん」と悩んでいた魅入られた石では
ないからでございます。すみません。。。^^;

しかし、こちら、かなりレアな石のようでございます。
スファレライトは割れやすいため、何にも出来ませんが
旦那さんは大満足のようでございますから、
暖かく見守る次第でございます。 

ペリドット

2014年12月16日02:11
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part5

とてもメジャーな石ですが、我が家では数が少ない石のひとつ、
ペリドット






 ペリドット 0.83ct
 (産地:アメリカ アリゾナ サンカルロス)
 (お店:Star-38)


ペリドットは、8月の誕生石でもあり、煌めきも、色味も美しく、
硬度もそこそこで、大粒の物も採れる石ですので、ジュエリーでもよく使われます。

色々な国で採れる石というのもあり、思わず産地を意識して探してしまう子です。

比較的、パキスタンのものを多く見る気がしますが、この子は「アメリカ産」。
ペリドットの産地としてはメジャーなはずですが(どの宝石もですが)、
アメリカはあまり宝石の輸出に積極的ではないせいか、あまり見かけない気がします。

実際、初めて見かけて、思わず手にとってしまった次第。

横から見ると、こんな感じ。
ペリドット

ひっくり返すと、こんな風。
ペリドット
とてもクリーンで綺麗なテリのいい子です。

他のペリドットと並んで1枚。
ペリドットたち
右がパキスタン産のもので、左奥のは、ミャ……ではなく、
まだ紹介していないペリドットでした(^^;
ショーの石たちの紹介が終わったら、そちらもご紹介したいかと思います。

------

こんばんは、奥さんです。

ペリドットと言えばパキスタン。
しかし本日、パキスタンでは学校が襲われて死者が多数出てしまったとか……。
とても暗い気分になりました。;;

昔から宝石に親しんでいる方にとっては
ペリドットといえばビルマ産。
うちにもひとつビルマ産のものあるのではございますが、
私にはあまり差がわかりません。

まだ出会ってはおりませんが、濃い緑色のものが
あったりするのでしょうか?

そして、レアなノルウェー産。
色がかなり魅力的なようですから、
いつかは狙いたいと思いつつ、全く手が出せない高額な逸品でございます。

今回、「ペリドットはアメリカ産も有名だったのですね~」と
勉強になりました。
ただ、写真の通り、あまり差がわかりません。^^;

私が持っているペリドットの指輪も、
今回の石たちと同じような色合いでございます。
ペリドットにも、いろいろな色があれば、
もっともっとたくさん使われて、垂涎の的になる石なのかもしれません。

それでも、あまりペリドットのジュエリーを目にしないのは、
中途半端にお高いからなのでしょうか?
個人的には謎でございます。。。

あ、そうそう。
ペリドットは加熱しても変わらないのか
未処理だと思ってよいようでございます。

その点でも、素晴らしい石だと思います!

……しかし、あまりジュエリーを見かけないのは、
 一体何故‥…やはり原色ではない地味目の緑だからなのでしょうか?

ミントカイヤナイト

2014年12月14日22:30
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part4

えっ、こんな色があるんだ、それも綺麗だし安いんじゃね!?
と思わず迎え入れてしまった、
ミントカイヤナイト





 ミントカイヤナイト 0.62ct
 (産地:インド オリッサ)
 (お店:マテリアルアート)


マテリアルアートさんで石を眺めていた時に、目についたグリーンの石。
なんの石だろうと、手にとったら、インド産のグリーンなカイヤナイトと知り、
思わず(変りものの石好きとして)迎え入れてしまった次第。

ちなみに、写真だとちょっとシルキーな感じの石に見えますが、
肉眼で見ると、しっかりとテリっとしていてとても綺麗だったります。
(いつものことですが、写真で本当の綺麗さを伝えるのは難しい(>_<))

横から見ると、こんな感じ。
ミントカイヤナイト

ひっくり返すと、こんな風。
ミントカイヤナイト
しかし、全くカイヤっぽくないですね。笑

オレンジ色のカイヤの時も書きましたが、
カイヤナイトというと、その語源通り、(ギリシャ後の)青色を示すので、
青い石という意味ですが、こんな色の子もいるということですね。

ということもあり、我が家のカイヤナイトたちで並んで見比べ。
カイヤナイトたち
向かって上段左のふたつが、普通のいい色のカイヤで、
その隣が、ブラジル産の綺麗な水色。そして下の段左のオレンジもカイヤ。
青い石(という名前の)割には、色々なカラーが見つかるカイヤナイトは、やはり面白い石です。

-----

こんばんは、奥さんです。

ぼやーっとした緑色のカイヤナイト。
もっと透明感があればよかったですね。

ただ、肉眼だと写真ほどぼやーっとしていないのが不思議です。
(私の写真が下手なのか!)

前にも書きましたが、カイヤナイトは
サファイアと同じような色がもてはやされると思います。
それ故、このような変わった色は珍しいのか否か、
よくわかっていません。^^;

ただ、他にもおもしろい色合いのカイヤナイトが
世の中にはあるようです。
興味を惹かれてしまいますね……。

カイヤナイトは美しい石ですが、劈開性のためか
おもしろいカットは少ないようです。
今回は真ん丸でかわいらしいと思います。^^
 

アンダルサイト

2014年12月13日11:34
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part3

奥さんの定番石となっている。
アンダリュサイト







 アンダルサイト 2.13ct
 (産地:スリランカ)
 (お店:マテリアルアート)

ということで、アンダリュサイトとも呼ばれる石です。
(我が家で最初に紹介した時にも書きましたが、
 アンダルシア州で採れた石として名がついたとのことので、
 日本語表記だと「アンダル」でいいかなと思います)

綺麗なアイクリーンでして、写真を取るまでインクルに気づきませんでした。

角度を変えると、こんな感じ。
アンダリュサイト
アンダル特有のテリテリが見られますし、
色そのものも、別れ方も綺麗です。

横から見ると、こんな感じ
アンダリュサイト

ひっくり返すと、こんな風。
アンダリュサイト
パーティカラーの具合が面白く、上と違う石かのようです。

他のアンダルと並んで1枚。
アンダリュサイトたち
我が家には、アンダルサイトがいくつかありますが、
色の付き方が、ひとつひとつ違い、同じ石があまりない感じです。
その中でも、今回の子は、比較的大粒なペアシェイプということで、
奥さんの目にも止まったという感じですね。

-------

こんにちは、奥さんです。
また、寒波が日本を襲っているようでございます。
皆様はどのような休日をお過ごしでしょうか。
(大掃除でしょうか!?)

本日は、私も休日出社。
その前に、新宿伊勢丹の4Fで首藤さんという方の
ジュエリー展示をしているようですので
本物を見てみようと思っております。

以前に「TOP JEWELLERS of JAPAN―日本のトップジュエラー
という本を買ったときに、一番いいなぁと思った
ジュエリーを作っていた方でございます。
愛知県で、本物は見る機会はなかろうと思っておりました。
(お値段もかなりいたしますので^^;)

さて、本題へ戻りましょう。
アンダルサイト、またまた買ってしまいましたよ!

何故……
何故に、私は気を抜くとアンダルサイトを買ってしまうのでしょうか?
前世がアンダルシア人であったりするのでしょうか!?(嘘)

今まで持っていたアンダルサイトの中でも
抜群に大きい石でしたので、魔力も凄かったに違いありません。

「わーい、こんな大粒で綺麗だわー!」と
気が付きましたら購入しておりました。
(しかも結構、お安かったのです。)

ピンク色と緑色のバランスがなかなか良く、
しずく型だったことも決めての一つでございました。^^

そうそう、今回、MIYUKIさんで
0.5CTくらいの小粒アンダルサイトの指輪が売っておりまして、
私はとても気になりました。

アンダルサイト、地味めに決めたい(時折あります)ときに
よろしいのではないかと思うのですがどうでしょう。
ブラウンダイアでも良いのかもしれませんけれど……。^^; 

バイカラートルマリン

2014年12月09日00:15
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part2

いくつも持ってるものですが、思わず……な、
バイカラートルマリン






バイカラートルマリン 0.83ct
(産地:ブラジル)
(お店:マテリアルアート)


マテリアルアートさんで、石を見ていた時に思わず手にとってしまった子です。

写真ではトルマリンらしいインクルが多く見えますが、
肉眼で見ると、なぜかアイクリーンな感じでとても綺麗です。

というのはもちろんなのですが、実は一番の理由は、
そんなアイクリーンの子が、ちょっとファミレス行ったお昼代くらいの
お値段で、お買い得だ!と思ったことだったりします(^^;

と、書いてる時に、奥さんにツッコミを受けたのですが、
この石、バイカラートルマリンで売られていたのですが、
よくよく見ると、どちらかというと、パーティカラーのような……。

角度を変えるとこんな感じ。
バイカラートルマリン
確かに、緑、透明、赤、黄色という感じです。

横から見ると、こんな風。
バイカラートルマリン
真ん中が透明で、下が黄色なんですな。

ひっくり返すと、こんな感じ。
バイカラートルマリン
こちらの角度だと、インクルもあまり見えません。

アイクリーンのトルマリンっぽい、煌めきも意外とあり、
えっ? これこのお値段でいいの?という感じです。

最後に、他のバイカラートルマリンと並んで1枚。
バイカラートルマリンたち
石の質や、カットで色々な雰囲気になりますね。

ちなみに、真ん中上はカットが変わっているパーティカラーの子で、
左上の子は、奥さんの指輪です。
ひとつの石に複数の色がわかれてつく面白い子たちで、特殊な魅力がありますね。

------

こんばんは、奥さんです。

バイカラートルマリンは非加熱だ!と、本で読んだことがあるのですが
本当なのでしょうか?

ともかく、なかなか綺麗なものが見つからない石だと思います。
昔はたくさんあったのでしょうかねぇ……?

旦那さんも書いていますが、今回のものは小粒ながら
アイクリーンでとても綺麗な石でございます。^^
素敵なリングが出来そうな石といえましょう。

たくさんルースがある我が家でございますから、
そろそろリングにしていかなくては……と
私だけはこっそり考えていたりいたします。

旦那さんが止めそうですね。^^;

ところで、
マテリアルアートさんは、ハイドログロッシュラーといい、
探しているものが突然、お手頃な価格で見つかったりいたします。
今回は、カナリーイエロートルマリンを発見して
買ってしまおうか悩みました。
(もちろん、加熱だと思われます)

しかし、同じくらいの金額の
相変わらず「またか!」というものを
私は買ってしまいました。

初めての石を買おうと決めていたといいますのに、
なんとなく買わないとならない気持ちになってしまったのでございます。

その石は、次回!(の予定)
ただ、早々と写真が底をつきましたので、更新はまた
ゆっくり目になってしまかもしれません。;;
 

第23回東京ミネラルショー に行ってきた その2

2014年12月07日20:20

池袋ショー2014 3日目!

本日は石を買ったオマケで頂いたのに、受け取り忘れてしまった、

とある神様↓
IMG_1438
を迎えにいくのをメインで行ってきました。

こちら、現地の民芸品で、豊穣の神様とのことです。
手作り品の1品物で、他にも色々なデザインの神様がいました。

それがメインだったのと、初日に予定より買いすぎたので、
財布の紐を絞めて、初日に時間が取れなかったところを回ったりしたのですが、

結局、殆ど一目惚れで手をだしてしまった良いものがあったり、
いつものごとく? 変わり産地と、変わり石も手にとってしまいました(^^;

そんな戦利品は、こちら
戦利品
それぞれ、別の意味で面白い子たちです。

引き続き、初日の分とあわせて、紹介していきたいかと思います。

ローゼライト(ラズベリーガーネット)

2014年12月07日00:07
東京ミネラルショー 2014 戦利品 Part1

池袋ショーは、まだ月曜までやっているのですが
本日は仕事で無理でした。

まだ行きたいとは思っていますが、
いかんせんボーナス前で弾がありません。
毎年思いますが、せめてボーナス日後に、やっていただければ(>_<)

ともあれ、もしかしたら明日行っても、新しい子が増えないかもしれませんので、
戦利品の更新開始! と行きたいかと思います。

さて、まずは、チッコイ子からの紹介です。
ローゼライト





ローゼライト(ラズベリーガーネット) 0.14ct
(産地:メキシコ)
(お店:Mithril)


あまり見たことない石を探すならここ、というくらい、
色んな珍しい石を売っていらっしゃいますミスリルさんで見つけたガーネット。

プチガーネット好きですので、メジャーなものは一通り持っていますが、
ガーネットは本当に……というか異常なほど種類が多い石であります。
そのため、見たことも、聞いたこともないガーネットはまだ山ほどありまして、
この子もそんな子のひとつかと。

ロゼライトとも、その色味から、ラズベリーガーネットとも言われる子で、
端的には「メキシコで採れる、ピンク色のグロッシュラーガーネット」のようです。

しかし、少し前に「ピンクに見えるガーネット」はないのかしら、
と探したりしてましたが、こんなラズベリーガーネットなんてものもあったのですね(^^;

この子は、0.14ctとかなりの小ささなので、写真でもわかりにくいですが、
意外とガーネットっぽいテリも、チラチラと見せたりします。

まぁ、とはいえ、手にとった時は、「ちっさすぎる」と思ったのですが、
そもそも、カットしてもいいかなぁ~的な質のローゼライトは、これくらいのサイズしかないと、
お店の方に聞いて、「じゃあ、ぜひゲットしておこう」と手にとってしまった次第。

横から見ると、こんな感じ。
ローゼライト

ひっくり返すと、こんな風。
ローゼライト
このサイズでも、丁寧にカットしてあり、見事なテリをだしております。
流石のミスリルさん、という感じです。

(相変わらずという言い訳で申し訳ないですが、
 肉眼で見ると、もっとテリっとしてて、も少し綺麗に見えるのです!)

こういう石は、ありがちですが、まぁ、パワーストーン業界の方がメジャーなようです。
ちなみに、黄緑色のグロッシュラーは、サロストサイトというらしいのですが、
もちろん全く見たことありません(^^;

さて、並んで……のコーナーですが、今回は2種類。
まずは、なんか似てるかもと思った、ハイドロくんと並んで1枚。
ローゼライトとガーネット
色は違いますが、雰囲気は似ています。
で、フト、あれ、ハイドログラッシュラーは、グロッシュラーとは違うのかしら?
と思って調べてみると、成分が違うようでして、この子たちも違う種のようです。
むぅ、ガーネットは(「も」というべきでしょうか)やはり奥深いですね。

お次は、近しい色のガーネットたちと、並んで1枚。
ピンクなガーネットたち
上の段は、ロードライトに、インペリアルに、マラヤです。
インペリアルは、特に「ピンク発見!!」と思ったガーネットですが、
ピンク度は今回の子に負けてるかもですが、こう見ても、やっぱりピンクっぽくて綺麗です。

ポツンと混ざっている、右下のピンクの子ですが、
この子はガーネットではなく「ラズベリル」です。
こう混ざっても、THEピンクで、チョット見直しました。

----

こんばんは、奥さんです。
ショーなので、一言追加に出てまいりました。
(日にちが経ちますと、記憶が怪しくなりますゆえ;;)

私も協力して、「この石は一体何なのか?」調べておりましたが、
ガーネットは奥深い……。
大先輩の石コレクターの方のホームページで
勉強させていたきました。ありがとうございます。

さて、小さい石で地味といえば地味、そのようなローゼライト。
私としましては特に思うところがございません!
(ガーン!!! 言い切ってしまって後で怒られそうです!)

私の方は、別の石に目が止まりまして
「うーーーーん、今回は持っていない石を狙うと決めていたので
これはアリだ……しかし、うーーーーん」と悩んでおりまして
あまりこの石のお話を覚えておりません。><

もっと詳しく突っ込んで尋ねればよかった!!!
 

第23回東京ミネラルショー に行ってきた その1

2014年12月06日00:18
日本最大のミネラルショーと言っても、過言ではないかと思います、
年末恒例の池袋サンシャインでのミネラルショー、本日より開幕です。

と、いうことで、前回新宿ショーでは、諸事情であまり参戦できなかったので、
今回は、会社に「遅刻します!」と言って平日から出撃して参りました。

今回の特別企画は、モンスタークラスなアンモナイト日本初公開!とのこと。

ジャン!
アンモナイト
こちらは展示品のひとつ。大量の異常種の化石のようです。
なんともいえぬ、迫力です。ぜひ、現物を御覧ください。

しかし「まぁ、13~14時くらいには出社するわ~」とマネジャーに伝えていたんですが、
ショーオープンの10時からジックリモードで、(こんな写真も撮ったりと)フラフラしてたら、
いつの間にか15時過ぎ……。あっという間に5時間が!? 16時には会議が入っていたので、
とある店で石を見てる途中にも関わらず、大慌てで出社した次第(^^;

そのため「後で取りに戻りますー」と言っていた、オマケな人形を受け取り忘れたり、
いつも顔を出してるのに、まだ行ってないお店もあったりと、全然時間足りないじゃん!状態。

うーん、石を見てると、あっという間に時間が過ぎてしまいますね……。
そんなこんなで、最低もう1回は行かなきゃいけない感じですが、

そもそも、世の(中間層だけの)不景気のアオリを食らっているのもあり、
財布の景気もよくないので、色々と抑えよう(我慢しよう)としてたのですが、
結局のところ、石を見ると心は躍ってしまうようで、
なんだかんだと、あれもこれもと、色々手をだしてしまった感じです。

そんな戦利品はこちら。
戦利品
我が家の常連あり、変わり種の産地や、なんじゃこりゃ?なレアストーンまで、ポロポロと……。

若干、買いすぎ~、って感じもあるんですが、これでも、諦めたものも結構あり、
イカンイカンと思いつつも、もっと欲しいー!とも思いつつな日でした。
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