2016年12月

ダンブライトキャッツアイ

2016年12月31日08:50
こんにちは、奥さんです。
とうとう大晦日になってしまいました。
大掃除は進んでいらっしゃいますでしょうか。

我が家では、まだ紹介していない宝石ルースを整理し、
紹介済みの宝石ルースを同じ系統に並べなおし、
行方不明になった宝石ルースを探しておりました。

取り出して眺めたりしているうちに、
ケースごと行方不明になってしまうのです。
そして、まだ見つからないものがあったりします。^^;

それはさておき、今回はダンブライトキャッツアイ。
表記がダンブライトだったため、その題名にいたしましたが、
我が家ではダンビュライトという呼び名をメインに使っております。
ダイオプサイトキャッツアイ





ダンブライトキャッツアイ
タンザニア ナマルル
1.23ct

 つるんと可愛いクリームイエローのキャッツアイ。^^

私はクリソベリルキャッツアイが好きなため、
似ていると言われていたダンブライトキャッツアイの事も
気になっておりました。

ライトをピカッと当てますと……
ダイオプサイトキャッツアイ
ダンビュライトの硬度は7でございますが、
クリソベリルキャッツアイが8.5。

硬さでは負けますが、雰囲気は本当に似ております。

目(シャトヤンシー効果)がピッカリ出ておりませんから、
そこが似ていないといえば似ていない……。

しかし、もしかしたらもっとピッカリ出ている
ダンブライトキャッツアイがあるのかもしれませんね!

そう考えてネットを調べると、かなり透明度の高い石も
あるようでございます。

横から見ますと……
ダイオプサイトキャッツアイ
美味しそうですね!^^

ひっくり返しますと……
ダイオプサイトキャッツアイ

変わりもののキャッツアイを並べてみました。
色々なキャッツたち
左の黒っぽいものが、グリーンアパタイトキャッツアイ。
奥のオレンジ色のものは、オパールキャッツアイ。
右側のピンクは……あっ、これはキャッツアイではありませんでした!^^;
ツインスターローズクォーツでございました。

プレーナイト

2016年12月30日08:18
こんにちは。今年もあと2日となりました。
ついついクリスマスセールで散財してしまい、
今頃、頭を抱えている奥さんです……。

50%OFFに惹かれて
細めの指輪を衝動買いしてしまいました。
衝動買いはやめよう!と思っていたというのに!

それはともかく、通常更新に戻ろうと思います。

この頃、コレクションも充実したこともあり、
ルースを購入することがかなり減りました。

というのに、まだ紹介していない石が引き出しに
結構な量が眠っておりまして。
がーん、驚きでございます!
(更新が遅すぎるから、でございますね;;)

まずは、まだ我が家のHPにはカテゴリすら無かった
新しい石「プレーナイト」でございます。
プレーナイト




プレーナイト

マリ共和国
ベンドコウ産
2.3ct

「プレイナイト」や「プリーナイト」という表記も
あるようでございますが、ここでは購入元の
名前表記に従おうと思います。

そのような「プレーナイト」。
その名は、オランダ人の
「ヘンドリック・フォン・プレーン大佐」が発見したため。

日本語では葡萄石(ぶどうせき)。

今回入手したものはファセットカットされておりますが、
よく宝飾品で目にするものはカボション。
そして綺麗な緑色であるため、まるでマスカットのよう。^^

しかし、名前が葡萄石となった理由はそこではなく、
原石がぽこぽこ粒状で、葡萄のようなものだからだそうです。
可愛らしいですねぇ。

あと、南アフリカ産のものは
「ケープ・エメラルド」と呼ばれることも
あるとか。ぬぬぬ、ややこしい。

横から見ますと……
プレーナイト
今回、入手したお店のものは
薄い緑色のものでした。

もともと、私が最初にプレーナイトを知ったのは
セリーヌの18Kジュエリーになっていたからでございました。
(確か、セリーヌがジュエリーを始めた最初のころにあったはず)

それ以降、本当に稀にジュエリーで目にすることが
あるのですが……もっと濃い緑だったように思います。

今、ネットで検索しても、濃い緑が多くヒットします。
プレーナイトはオーストラリア産がメインのようでございますから、
マリ共和国のプレーナイトの色が薄いのでしょうか?

一応、加熱などのエンハンスメントがあるのか
検索してみましたが、よくわかりませんでした。
(染色のようなトリートメントがあるようなのですが、
本当のところがよくわからず;;)

何かわかれば追記したいと思います。

ひっくり返すと……
プレーナイト
硬度は6~6.5。
あまり硬くない石ですので、取り扱いには
注意しなくてはなりませんね。

緑色の宝石たちでパチリ☆
やわらかい緑の石たち
この写真のプレーナイトが一番、綺麗ですね!^^

右側のラウンドは、ジェムシリカ。
左側の四角いものは、カリフォルナイト(アイドクレース)。
奥のプチプチしたものは、ベスビアナイト。
一番奥の大きなカボションは、クリソプレーズでございます。

ピンクスピネル

2016年12月29日08:56
こんにちは、またまた奥さんです。

東京国際ミネラル秋のフェア2016(秋の新宿ショー)、
戦利品その4。ラストでございます。

いつもの定番、非加熱のピンクスピネルさん。
ピンクスピネル





ピンクスピネル(非加熱)
0.59ct
(ルビーランド)

最初に紹介させていただきました
薄青の非加熱サファイアと一緒に購入。

相変わらずの私の癖(!?)で、
気を抜くと買ってしまう石なのでございます…。
(ちなみに、アンダルサイトやクリソベリルも危険!)

書くことがなくなっておりますので、
さくさくと写真を掲載。
ピンクスピネル 

ピンクスピネル
綺麗な色ですね!^^

ピンクサファイアでもこれくらい濃い色の石を
見ることはありますが、加熱が当たり前のこと。

スピネルは非加熱……のはずなのですが、
この頃は加熱も当たり前になってきたという噂です。
よって、この石にも非加熱という注意書きを
書かせていただきました。

スピネルの加熱については以下をご覧ください。
宝石学会(日本)講演会要旨のHPより…

https://www.jstage.jst.go.jp/article/gsj/36/0/36_5/_article/-char/ja/

GIAのページにも記事がありましたが英語でした。^^;
どちらにしても、鑑別で加熱かどうかは判別できるようです。

最後に、ピンクの石をたくさん使い、
可愛らしい写真を撮ってみました。
赤や紫の石たち
 左のオーバルは、産地がわからないピンクスピネル。
右のトリリアントが、タンザニアのスピネル。
真ん中の列のマーキスが、ベトナムのスピネル。

後ろの方の長いマーキスは、ロードナイト。
真ん中の小さなオーバルは、コロラド産のロードクロサイト。
指輪もロードクロサイト。←おそらくアメリカ産だと思います。

たくさんスピネルのルースを持っていますが、
スピネルの指輪を持っておりません。
来年こそは~!>< 

バイカラーガーネット

2016年12月28日09:17
こんにちは、再び奥さんです。
もう今年も残りわずかとなりましたね。

あと数日、更新がんばります! オオーッ!

さて、本日は、旦那さんがずっと探していた
バイカラーガーネットの紹介でございます。

東京国際ミネラル秋のフェア2016
戦利品その3。
バイカラーガーネット


バイカラーガーネット
マリ産
0.91ct
(アーミージェム)




お分かりでしょうか?
黄色と緑のバイカラーなのです!

稀にお店に出てくるようでございまして、
今回は運が良かったとのこと。

「わーい! やったぁー!」と
旦那さんが小躍りしておりました。^^;

そして、旦那さんが調べていたとき、
「マリガーネットがバイカラーガーネットに
なることがあるようだ」と言っていましたが、
本当にそうでした。

横から見ますと……
バイカラーガーネット









このように、緑色の色溜まりが出来ている事がよくわかります。

正面から見ますと、この緑が面白い効果を
出しているというわけでございます。
バイカラーガーネット












そうそう、やはりレア石。
インクリュージョンはあります。
ただ、肉眼ではよくわかりません。
(トリリアントカットは、インクリュージョンが
目立たなくなりますよね)

しかし、他のガーネットルースよりも
ちょっとだけ煌きが少ないように思います。
それはインクリュージョンのせいかもしれません。

あと、お店にもうひとつバイカラーガーネットが
あったのですが……
予算オーバー(^^;)+インクリュージョンが
もっと多かった事から諦めました。;;

ひっくり返しますと……
バイカラーガーネット










この写真でも、緑色の色溜りがよくわかります。

そうそう、この石がありましたお店。
バイカラーガーネットを探していたところ、
なんと別のお店の方から教えていただきました。

本当にどうもありがとうございます!!!
お店の名前を書いていいのかわからず、
とりあえず伏せておきました。

そういうこともあって、なのでしょうか。
アーミージェムさんにはバイカラーガーネットを
探してやってくる方も多いようでございます。

(あの時だけだったのかもしれませんが…)
原石はたくさんあり、それを見せていただきまして、
またまた大興奮の我ら!^^

またショーに来ていらっしゃいましたら、
フラリと探しに行きたいと思います。

他のガーネットたちと一緒にパチリ☆
ガーネットたち





















左のラウンドは、ケーズ産のマリガーネット。
奥のトリリアントは、ゴールデンガーネット(グロッシュラー)。
右の小さめラウンドは、ナミビア産のデマントイドガーネット。

来年も、こういった素敵な出会いがあればいいなぁと願います。

パープル・ガーネット

2016年12月25日15:27
メリークリスマス!!!

大変お久しぶりでございます。奥さんです。
なんとまぁ、気づけば冬になっているという恐ろしい月日の経ち方。

もともと仕事が忙しいと「時間が盗まれている!」と思うほど、
あっという間に1年が過ぎ去っていくのではありますが…
今年は、仕事&子育てのダブルで時間が盗まれていきました。

その上、宝石の写真をアップするための
SDカード→パソコンへ繋がるポートが壊れてしまいまして。;;
やっとこさ、SDカード→USBと変換するケーブルを購入しましたが、
あと数日の間にどれくらい更新できるのか。。。
が、がんばってみようとは思っております。
(無理かもしれません;; す、すみません;;)

さて、今回は「いまさら!?」の
東京国際ミネラル秋のフェア2016 戦利品 その2。

いやいや、宝石に今更などというものはございません。
永遠に残る美……それこそが宝石。

けれども「あの時はたくさんあったのに!」や、
「選び放題だったのに!」という
ルースコレクターにとっての旬はございます。^^;

秋の新宿ショーでの注目は、この紫色の強い、
とても綺麗なガーネットでございました。
(と、他のお店の方に教えていただきました。
どうもありがとうございます!)
パープルガーネット





パープル・ガーネット
モザンビーク産
1.73ct
(American Tai Trading)


特殊な構成のガーネットで、この紫色になっているそうです!

詳細な説明を聞きましたが、当時にメモしなかったせいで
すっかりさっぱり忘れてしまいました……。
大変申し訳ございません……。;;

今更ながら調査しますに、
「2016年に紹介。モザンビーク西部のザンビアと国境付近で産出された、
成分的にはロードライト。ただし、成分比によりばらつきがあり、
インクリュージョンが多い石」といったものだと思います。

横から見ますと……
パープルガーネット


ひっくり返しますと……
パープルガーネット
かなり濃い紫色です。

アメジストに似ていますので、「アメジストでいいんじゃない?」と
思ってしまう方もいらっしゃいそうです。

が、ガーネット特有の輝きがありますので、一度
実物をごらんになってみていただきたいと思います。
(ガーネット好きな旦那さんが言いそうな事を
書いてしまいました!)

↓紫めいたガーネットの集合写真です。
ロードライトガーネットたち
一番紫だと思っていたルースが、真ん中の列にいるラウンド2つです。

ですが、ようく比べてみますと
今回のパープル・ガーネットの方が、少しだけ純粋な紫色でした。

こう並べて見ても、本当に綺麗ですねえ♪
キラキラしていてクリスマスにぴったりな石だと思います。^^
 
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