クォーツ(その他水晶)

ラズライトクォーツ

2019年05月05日10:42
こんにちは、奥さんです。

2年前の第30回ミネラルフェアにて購入したルースを
きちんと紹介しておりませんでした。
lazul_1







ラズライトクォーツ
マダガスカル産
0.55ct
(American Tai Trading)


ひっくり返すと……
lazul_5













つぶつぶがちょっと見えるため、青いイチゴのようなルース。
お店の表記が「Lazulite Quartz」でしたので
題名を「ラズライトクォーツ」と表記いたしましたが
「ラズライトインクォーツ」と呼んでいる方も多いように思います。

エルの方、つまり「Lazulite(天藍石)」が入っている水晶ということになります。

我が家のページにも何度か登場しておりますが
ラズライトには「Lazulite」と「Lazurite」がございます。
今回は、ラピスラズリが関係ない方ということになります。
我が家のラズライトコーナー

我が家にある、純粋な「Lazulite」ルースはパキスタン産ですが
wikiを見ますと、透明度が高いジェムクオリティは
カナダ産が有名のようでございます。

ただ、ルースコレクター様のホームページを見せていただいておりますと
ブラジル産のほうが多く、アメリカ産やオーストリア産も美しいものがあるようです。
(そもそも、カナダ産のルースが見当たりません…)

さて、この「Lazulite」は硬度5.5から6ほどですから
それほど強くない石と言えます。
しかし今回のルースのように、水晶と一緒になりますと
水晶の硬度となりますから7となり、安心度が高まっておりますね。

もちろん、レア度も価格も、「Lazulite」の塊のルースの方が上でございますが
こういった混ざり気のある石は個性が豊かで、発見して選ぶ楽しさ、
出会いの喜びというものを感じます。

↓他にクォーツの仲間たちとパチリ。
lazul_6


















山のような結晶が見えるクリスタルと
ピンクファイアクォーツのカボションとなります。

さて、最後はいつもジュエリーを調べてみる私。

「このような珍しい石がジュエリーになっているわけはありませんよね……」
と思いつつ、googleへ打ち込んで見たのでございますが、
なんと有名どころのアガット(agete)さんで扱っている様子。

とても驚きました! アガットさん、攻めておりますね!
(公式のお店のページへ飛んでしまいます→参考

ページには、K10の「インディゴカラーのラズライトインクォーツァイトのピアスチャーム」と
書いてあります。むむむ、クォーツではなく「クォーツァイト」とは一体なんでしょうか?

調べるに「珪岩」だと説明しているサイトがございますので
水晶ではないのでしょうか?

更に「珪岩」とは何だろうかと調べると、wikiでは
「珪岩(けいがん、英: quartzite、クォーツァイト)は
 チャートや珪質砂岩が熱による変成(接触変成作用)を受けた変成岩。
 元の岩石に含まれていた石英(SiO2)が再結晶して大きくなっている。」
……と書いてございます。

おそらくですが、こちらの「珪岩」に「Lazulite」が入る
パターンもあるということでしょうね。
いろいろな石があり、地球は面白いですね!

デュモルチェライト IN クォーツ 

2015年09月04日23:37
通常更新に戻りまして、

(多分ですが)最近、少し人気がでてきている……
デュモルチェライト IN クォーツ







デュモルチェライト・クォーツ
(産地:ブラジル)


デュモルチェライトが針状インクルとして入っているクォーツです。

なんとなく、一部(ネットの鉱石・原石ファン)の方の
ページでよく見かけるようになってきている石じゃないかと思います。

それを見て、
「ルース界では話題にはなっていないようだけれど、
少し気になる……」と、奥さんと話してました。

と言っても、人気がある子は、
このデュモルチェライトの針状インクルが
もっと鮮やかなブルーになっているような……
そんな気がします。多分。笑

この子は、薄っすらとした青です。
他の角度から、何枚か。
デュモルチェライト IN クォーツ 
ルチルクォーツの色違いな印象です。


デュモルチェライト IN クォーツ 
でも、やはりそれなりにインクルが青っぽいです。


デュモルチェライト IN クォーツ 
ぱっと見た目、なにこれ?と言う感じですが、
どの角度から見ても、面白いインクルが個性的です。

オマケでいただいた原石もパシャッと。
デュモルチェライト IN クォーツ 
この原石は、向かって右側にデュモルチェライトが
針状ではない(コロイド状に?)感じで入っているという原石でしょうか?

並んで1枚。
デュモルチェライト IN クォーツ 
青は好きなカラーですし、
内包物に個性があり、それぞれ個性が激しい石のようです。

面白い子が見つかれば、また手にとってしまいそうな石です。 

ルチルクォーツ

2015年07月04日22:41
東京国際ミネラルフェア 2015夏 戦利品No.7

チェッカーボードカットが面白さをだしている
ルチルクォーツ






ルチルクォーツ 8.67ct
(産地:ブラジル ミナスジェライス)
(お店:Satr-38)


チェッカーボードのカットとルチルのインクルの組み合わせが、
なかなか面白く、中のルチルを更に光らせて、一種独特の個性をだしています。

肉眼で見ると、複雑な輝きがとても面白く、
思わず手がでてしまった子です。

横から見ると、こんな感じ。
ルチルクォーツ

ひっくり返すと、こんな風。
ルチルクォーツ
中のルチルが切れているのではなく、
面によって見える位置がずれている感じです。

どこから見ても、キラキラだったりします。

他のルチルや、変なクォーツたちと並んで1枚。
ルチルINやクォーツたち
手前の赤くて小さい子はルチルそのもので、左のルチルインはアパタイト。
その他は、ピンクファイアとストロベリークォーツです。

------

こんばんは、奥さんです。

旦那さんがルチルクォーツを気に入りまして、その意外性に驚きました。
よく考えますと、旦那さんはこういった変わった石が好きでしたね。^^;

私の方は、既に大きなルチルクォーツの指輪を持っていたので、
満足していたのでございます。

しかし、しずく型はいいですね~。しかも、チェッカーボードカットで
とっても変わっております。

お店の方もおっしゃってましたが、
これはネックレスにしたら、とても楽しいものができそうです!^^

 

ツインスターローズクォーツ

2014年04月15日02:21
カボションカットのクォーツ

ツインスターローズクォーツ








 スターローズクォーツ 1.65ct
 (産地:マダガスカル マハイザ)


日本名では、紅水晶、薔薇石英(水晶)など
良い名前がついている水晶、ローズクォーツ。

この淡く優しいピンク色が綺麗で特徴的かと思いますが、
このピンクが、太陽光(紫外線?)などで、退色しやすいらしく、
保存に気をつけないとならない、ちょっと困った子のようです。

背景の色を変えて1枚。
ツインスターローズクォーツ
色が、うっすらと淡いせいか、
ピンクが目立たなくなり白っぽく写ります。

ひっくり返すと、こんな感じ。
ツインスターローズクォーツ
裏から見ると、ちょっと残念なところが目立ってしまいました。
(向かって右側にニック、左に黒点インクル)

が、そんなことが気にならないほどの、
独特の個性がこの子にはあるのです。

それは、ピカっと光をあてた時……、
ツインスターローズクォーツ
ドン!

名前にもある通り「ツインスター」がでます!
なかなか神秘的な子です。

ただ、この現象が、すごく珍しいのかというと、そうでもないらしく、
マダカスカル産のローズクォーツには、結構、多いとのことですので、
お値段もリーズナブルでした。

クォーツ(水晶)

2013年12月28日15:33
続けて透明な石、国産の水晶。

クォーツ






 クォーツ 1.59ct
 (産地:日本 山梨県 乙女鉱山)

山梨県では昔(明治~昭和にかけて)、沢山の水晶が採れたそうです。
乙女鉱山では数十センチにもなる大きなものも採れていたとか。

この子は、数十年前の結晶を、改めてカットした子とのこと。

水晶は練り水晶などと呼ばれるものなど、
何が本物かさっぱりわからないので手を出しにくいですが、
確かな身元?の水晶だったので購入してみました。

横から見ると、こんな感じ。
クォーツ

ひっくり返すと、こんな風。
クォーツ

国産の水晶は、宝石質としては、外国産のものより質が低い物が
多いらしいですが、この子は、テリもよく、物凄く綺麗です。

水晶は、現在でも乙女鉱山などでは採れるらしいですが、
「乙女鉱山は国立公園や水源地であるために保護されており、
土石の採取は規制されています。もちろん、水晶を掘るなどの行為はできません」
とのこと。

しかし、未だに盗掘が後を絶たないらしいです。
まぁ、物凄く高額というものではないようですし、
正規ルートで買うにとどめておけばいいのになぁと思います。
(掘るのが好きだという方も、ルールを守って
許可が出る場所で採ればいいかなと思います)

最後に、ひっくり返して真上から1枚。
クォーツ
なんとなく、国産だというだけで楽しくなってしまいます。

ファントムクォーツ

2012年12月22日18:44
東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.7

模様がひとつひとつ違う、
ファントムクォーツ












ファントムクォーツ 27.6ct
(お店:ガリンポ)


ちょっと背景が白いので、分かりにくいですが、
中に山のような模様が浮かび上がっている水晶です。

水晶の成長過程で、一度、成長が止まり、また成長する時に不純物などが混ざり、
山のような模様ができるそうです。

ガリンポさんが、とてもお安く(この子は、普段のお昼代くらい)だしていたので、
1つ選んでゲットしました。

ちょっと、暗く角度を変えて1枚。
ファントムクォーツ
ま、それでもチョット、わかりにくいですが。

反対に回転させると、こんな風。
ファントムクォーツ
これは、また、偶然の写真ですが、
なんか、壮大な風景画のように見えるかもです。
タイトル「冬の幻夢郷」とかw

ちなみに下から見ると、こんな風です。
ファントムクォーツ
これは、より一層、なんだかわかりません(^^;

安く、綺麗なのをみつけたら、もう1個くらい欲しいですねぇ。

ストロベリークォーツ

2012年07月28日01:22
ミネラルザワールドin横浜 2012・夏 戦利品 Part6

サンストーンに似ている、カボションカットの、
ストロベリークォーツ







ストロベリークォーツ 4.77ct
(お店:ジェムエイコー)

サンストーンを調べてる時に、似てる石があるというのを聞いて、
「へぇ、そんなクォーツがあるんだぁ」と思っていた石。

色々な石を眺めている時に、
「これか、確かに似てるかもってか、それよりも煌きが…」
と(写真には写ってませんが)ピンクっぽい、光が浮かび上がるが面白く、
値段も(クォーツらしい)気軽に手が出る値段ということもあり、迎え入れてしまいました。

中のつぶつぶインクルージョンは「レピドクロサイト」。
故に「レピドクロサイトインクォーツ」ともいうようです。

パワーストーンの世界のほうが、よく見かける気がしますが、
この子のように透明感もあり、インクルによる煌きを持っているのも、たまにお目にかかれます。

産地はブラジルとのこと。

裏から見ると、こんな感じ。
ストロベリークォーツ

そのまま、横から見ると、
ストロベリークォーツ
 意外とカボションの下の方に、レピドクロサイトが固まってる感じです。

私は水玉とか、ブツブツっとしてるものというのは、
生理的にあまり好きではないのですが、この子やサンストーンは、
キラメキもあるためか、見ていても楽しい石だなと思ったりもします。

サンストーンと並んで1枚。
ストロベリークォーツとサンストーン
ちょっと、見比べるにしては方向性が違う2つですが、
 レピドクロサイトの混ざり方が似ている石もちゃんとあるようです。
しかし……わははは、両方共、変な綺麗石ですw

ピンクファイアクォーツ

2012年06月02日10:11
東京ミネラルフェア 2012 戦利品 Part1~2

しばらく戦利品のご紹介に移ります。
まずは同じ石を2つ買ってしまったので、Part1~2。

一見、何やらブツブツが混ざっている変なクォーツですが…
ピンクファイアクォーツ






ピンクファイア クォーツ 2.05ct
(お店:Star-38)

毎回、顔をだしているStar-38さん。相変わらず変わった石もたくさん置いておりますが、
眺めてる時にオススメされたのが、このクォーツ。

何やらブツブツが混ざっている、ほにゃらけinクォーツか。
という感想でしたが、 動かしてみると…。
ピンクファイアクォーツ

 ピンクファイアクォーツ
蛍光ピンクの光がぶわぁーっと出て「おぉ~~」。
ただのクォーツではなく、かなり面白いクォーツでした。

後ろから見るとこんな感じ。
ピンクファイアクォーツ
どこからでもピンクの光がでます。

この子はカットも少し変わっていて、横から見ると、
ピンクファイアクォーツ
こんなふうで、普通のペアシェイプとは少し違う感じです。

私は、このペアシェイプ風の子を選んだのですが、
奥さんは、こっちも可愛いではないかと、もう1個。

ピンクファイアクォーツ 1.36ct
カボション風です。
何やら色味といい、ピンクの光といい、未確認飛行物体的な佇まいです。

もちろん同じようにピンクファイアが出ています。

ひっくり返すと、こんな感じ。
ピンクファイアクォーツ
蛍光ピンクの点はゴミではありません。

少し暗いところでライトをピカっと。
ピンクファイアクォーツ
ピンクが踊ります。やはり、なかなか楽しい石です。 

なんでこんな風になるかというと、なんでも、
クォーツの中にうろこ状のコベライトが入り込み、それが光って、こんな感じに見えるそうです。
サンストーンと同じですね、内包物によっての輝き「アベンチュレッセンス効果」という訳です。

最近、また多く出回ってきてるようですので、
目にしやすくなる石かもしれませんが、パッと見た目はブツブツな水晶なので、
結局、石コレクターやパワーストーン好きな人の目にしか止まらないかもですが(^^;

ローズクォーツ

2012年03月06日23:12
少々番外編的なハート型のクォーツ

ローズクォーツ









ローズクォーツ 33ct

チタンが混ざることによってピンク色になるらしく、比較的レアな水晶なようです。
また(この子は違いますが)透明度の高いローズクォーツになると更にレアだとか。

こちらは、買ったのではなく、以前ベルデライトさんで、
買い物をした時にいただいたものです。

我が家で唯一のハート型です。
そう、何気にハートカットの石は持ってなかったりしています。
その内、何か、我が家に来るんだろうなぁ~とは思いますが。

ラベンダーシルキークォーツ

2011年12月11日14:04
東京ミネラルショー2011 戦利品Part5

最近、ネットで目にするようになった薄紫色のクォーツです。

ラベンダーシルキークォーツ









 ラベンダーシルキークォーツ 6.39ct
 (お店:マテリアルアート)

色んなコマーシャルネームがついているっぽい気がします。
同じかどうかも、正式名称もわかりませんが、
「ウィスタリアアメシスト」とか「ハイドレンジアクォーツ」とかいう名前も見たことあります。

こちらを買ったマテリアルアートさんでは
「ラベンダーシルキークォーツ」の名前でしたので、その名前で紹介です。

正面から。
ラベンダーシルキークォーツ

裏からみると、こんな感じ。
ラベンダーシルキークォーツ

物自体は水晶なので、大抵がクリーンなのと、結構、大粒のものがあるし、
水晶らしい低価格だしで、お得感ありありです。

お値段は、この6ct~7ctくらいなら、数千円で買えてしまう感じです。
(10ct~20ctだと、ctあたり千円くらいでしょうか? その上は…見かけませんでした)
店によっては、そこから更に値引きしてくれるので、結構、安めに買えます。

レインボーアンデシンラブラドライトみたいに、ブームって色々な店ででて、人気あるかなぁと
思いましたが、そんなこともなく、数店舗で扱っているくらいで、あまり買ってる人もいない感じでした(^^;
(ネット上では、結構、いい勢いで売れてそうな感じでしたが)

我が家の14ctのアメシストと並べると、こんな感じ。
ラベンダーシルキークォーツとアメシスト
まぁ、薄いアメシストという感じですかね(^^;
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