和名で瑠璃という名前がついている混合石

ラピスラズリ








 ラピスラズリ 7.4ct


ラピスラズリという石は、どのようなのが宝石質なのか?
というのが、判断できずに、手をだしていなかったのですが、

青が綺麗で、ちゃんと金色のパイライトも帯のように入っている、
「未処理」のラピスラズリということで、手にとってしまいました。

名前の通り、瑠璃色という感じの青がなかなか綺麗です。 
産地はアフガニスタンです。

上から見るとこんな感じ。
ラピスラズリ

裏っ返すと、こんな風で、
ラピスラズリ
裏は磨いてないようですが、裏にもパイライトの帯が続いてつながっています。


ところで、調べてみると、ラピスラズリというのは、とても変わった石で、

【パイライト(黄鉄鉱)を含む青い石のラズライト(青金石)を主成分として、
ソーダライト、ノゼアン、アウインが混ざり合った固溶体として産出される宝石 】 

を「ラピスラズリ」というらしいです。
(この子はあまり見えませんが、白くなる部分などは、石灰岩などだそうです)

また、宝石としての歴史も古く「人類が手にした最も古い宝石」として考えられているということです。
なんでも、紀元前5000年前というから、ざっと7000年前のシュメール人の墓地から、
加工されたラピスラズリのビーズが見つかっているとのことで、ものすごい歴史ですね。

最後に、宝石とは関係無いんですが、
「ラピスラズリ」というと、機動戦艦ナデシコ(特に劇場版)を思い出したりしますが、
ラピス・ラズリの声優は、若かりし頃の仲間由紀恵だったりするのはオタクなトリビア(^^;