ガーネット(スペサルティン/マンダリン)

スペサルティンガーネット

2019年08月11日10:09
こんにちは、奥さんです。

あまりにも暑くてどうしようもない今日この頃。
熱中症など恐ろしい病に要注意でございますね。
皆様、どうかご自愛くださいますよう……。

かなりののんびり更新の最中でございますが、
今回は、またガーネットのご紹介をさせていただきたく思います。

福建省スペサルティンガーネット。
chuugoku_1









スペサルティン
ガーネット
0.30ct
産地:鳥山猛石榴石鉱山
お店:カラーストーンミスリル
 


我が家に居るガーネットの中では、かなりの小粒でございます。
というのも、こちらのガーネットは鉱石ファンでもあるような方々が
「あの鉱石から綺麗なところだけを研磨すれば、ルースができるのでは?」
と夢見るようなものだから……だと聞いております。

「福建省スペサルティンガーネット」という
ガーネット好きな方には有名な鉱石があるそうでして、どうやらもう絶産になっている様子。
スモーキークォーツにガーネットがワチャワチャとくっついた感じのものです。

そういった鉱石の綺麗なガーネット箇所をカットしたものだとか。
(かなりレアのようでして、googleで調べても、ルースは出てきません)

産地が珍しいだけともいえますが、旦那さんは「これは買うぞ」と
ガーネット好きならではの決断力のよさでカゴに入れておりました。

横から見ると……
chuugoku_3





















逆さにしますと……
chuugoku_2




















とても綺麗なガーネットです。

時折、原石が写真に写っておりますように、原石付きでもございました!
嬉しいですねぇ~!

うちの子供がSTAR38さんでお土産にいただいた、すごく立派な
原石も「一緒に撮って欲しい」と言っていたのでパチリ。
色も似ていて、素晴らしいセットになっておりますね。
chuugoku_4




















さて、スペサルティンガーネットについて心新たに調べますと
ドイツのシュペッサルト(Spessart)というところで発見されたために
その名がついたそうでございます。

ガーネットは世界のいろいろなところで採れますが、
スペサルティンガーネットはドイツ生まれとは……意外でございました。

さて、いつものごとく、他のガーネットたちとも一緒に写真を撮ってみました。
スペサルティンガーネット軍団と、ヘソナイトガーネット軍団でございます。
chuugoku_6













中央にありますのが、今回の中国のスペサルティンガーネットです。
ちなみに、右側にある、さらに小さなラウンドのガーネットは
「ラモナスペサルティン」でございます。

左上のほうの色の薄いものたちは、ヘソナイトガーネット。
雫型のものもヘソナイトですが、今回の石に色が少し似ておりますね。
ガーネットは、本当に見た目で判断できないのだなぁと思いました。

そして、我が家にある指輪ともパチリ。
yubiwa1




















今回のお石、指輪のマンダリンガーネットよりは少し黒めかもしれません。

しかし、マンダリンガーネットは本当に元気が出る石ですね。
オレンジ色がとても素敵で、太陽のようです。

スペサルティンパイロープガーネット

2017年01月02日10:06
おはようございます。奥さんです。

お正月の東京は快晴でございまして、
気持ちの良い一日をすごすことが出来ました。^^

しかし、今年のお正月休みは
とても少ないですね。;;
そのため「出来るだけ更新!」をテーマに精進中。

今回は、初日の出のごとき色合いから探しまして……
スペサルティンパイロープガーネットでございます。
スペサルティンガーネット 





スペサルティンパイロープ
ガーネット
タンザニア リンディ
1.09ct


スペサルティンとパイロープは混ざることがあり、
カラーチェンジガーネットや
インペリアルガーネット(コマーシャルネーム)、
シャンパンガーネット(コマーシャルネーム)等が
仲間になるようでございます。

といっても、インペリアルガーネットは
グロッシュラーガーネットの事もあるようですし、
よくわかりません。^^;

横から見ますと……
スペサルティンガーネット













とても綺麗な石でございます。

冬になると特に、こういった暖かい色の指輪が
欲しくなってしまう私。
ついこの間も、スペサルティンガーネットの指輪を
衝動買いしてしまいました。

ひっくり返しますと……
スペサルティンガーネット










ピカピカに光ります。

ガーネットは日本でも採れる石。
インターネットで調べるに、徳川時代の根付などに
スペサルティンガーネットが使われていたこともあるそうでございます。
(宝石質のものではなさそうです)

オレンジ色や赤のガーネットを集合させてみました。
赤やオレンジのガーネットたち

















赤いものはただのガーネット。ぶつかりあったのか、エッジに欠けがあります。
右側手前の大きいものは、落として少し欠けてしまったマンダリンガーネット。

どちらも研磨に出し、一度はプロに見てもらったのですが、
何故かそのまま帰ってきてしまいました!;;
もう一度別のところへ出す予定です。今年中に出せれば良いなぁと思います。;;

右側の奥の薄い色のものは、ヘソナイトガーネット。
右側の真ん中にいるペアシェイプのものも、ヘソナイトガーネットでございます。

そして左の小さいものがカシミリンガーネットと、その原石。

そういえば……
全然関係ありませんが、この間、人生で二度目の
カシミールサファイア(加熱)を目にする機会がございました。

小さめのもので、青は(前に見たものよりは)綺麗ではなく、
暗めの青でございました。しかしお値段は凄い!
やはりカシミール産というブランドは、おいそれとは
入手出来ないものですね。 勉強になりました。

カシミリン ガーネット

2016年06月08日00:57
第29回東京国際ミネラルフェア(2016夏) 戦利品No.1

久しぶりの新宿ショーの戦利品の第一弾は、
おや、ちょっと珍しい? というガーネット。

カシミリンガーネット
0.71ctのスペサルティンガーネットです。

ちょっと濃い目のオレンジのスペサルティン。
何が珍しいんだって話ですが、
あまり聞き慣れないコマーシャルネーム「カシミリン」。
なんとカシミール産のガーネットなのです。

カシミールと言えば、(我が家には残念ながらありませんが……)
サファイアが有名ですが、ガーネットも採れるんですねぇ、知りませんでした。

で、そんなレアな産地と聞いて、思わずゲットです。

横から見ると、こんな感じ。
カシミリンガーネット

ひっくり返すと、こんな風。
カシミリンガーネット
ちょっとシルクっぽいインクルージョンが入っていますが、
ガーネット特有のファイアは健在で、味があります。

最後に、オマケでついていた、原石と並んで1枚。
カシミリンガーネット
カシミールブルーではなく、カシミールオレンジというところでしょうか、
なかなか奥の深いガーネットです。

ラモナスペサルティン

2015年07月21日23:02
さて、今回3つの石の中では、一番珍しくない石。

ラモナスペサルティン






ラモナスペサルティン 0.15ct
(産地:アメリカ カルフォルニア)
(お店:カラーストーン ミスリル)


と、いうわけで、アメリカ産カルフォルニア州サンディエゴのラモナ郡のガーネットです。

以前もカルフォルニア産のガーネットとして、
紹介したことのある石で、同じ理由
(アメリカ産でパイロープじゃないのって珍しくね?)で、
思わず、手をだしてしまった次第(^^;

同じ(ラモナ)産と言っても、以前の石と並べると、色味が違うので
ラモナスペサルティン
ふふっと、楽しい気分になりました。

前回の子の方がマンダリンカラーっぽいですが、
今回の子の、オレンジと赤の中間の感じも、とても綺麗です。

横から見ると、こんな感じ。
ラモナスペサルティン
ひっくり返すと、こんな風。
ラモナスペサルティン
ちっこくても、ガーネットらしい煌めきもありますし、
色味のバランスがとても面白い子です。

今回は最後に、太陽光がビカっと光った瞬間を……
ラモナスペサルティン
ガーネットの、色味の個性、多すぎです。
これは、いつまで経っても、集め終わらない石ですね。笑

スペサルティンガーネット

2013年12月15日01:08
ガーネットというのは、テリが美しく、安価で、
色みも含め、バラエティーも豊かで、いくらでも、集め続けてしまいます。

というところで、
スペサルティンガーネット







 スペサルティンガーネット 0.73ct
 (産地:アメリカ・カルフォルニア)


アメリカ産のガーネットというと、個人的にはパイロープ(アントヒル)が、
すぐに頭に浮かびますが、もちろんロードライトもスペサルティンも含め
多くのガーネットが採れます。

でも(サファイアなど他の石もそうですが)、個人的には、
なんとな~く、アメリカ産というのは、ちょっと珍しい印象があります。
日本までの流通の関係でしょうかね?(^^;

これは、そんな中のマンダリンに近い、スペサルティンです。
写真では、うまく伝わりませんが、綺麗なオレンジで、
マンダリンと言われれば、疑わないレベルのオレンジ具合ではあります。

横から見ると、こんな感じ。
スペサルティンガーネット

ひっくり返すと、こんな風。
スペサルティンガーネット
多少は濃い目のオレンジかとも思いますが、
その濃さがまた味になっていて、見ていて飽きない子です。

他のマンダリンやグロッシュラーと並んで1枚。
ガーネットたち
ガーネットは、本当にキラキラと綺麗です。

この子たちが、レアで高価だったら、とても困ります(無性に集めたくなってしまって)。
本当に安価な子たちが多くてよかった……(^^)

マンダリンガーネット

2013年03月24日11:59
次の戦利品たちが待っていますが、
新宿ショーの残り2つの石たちの紹介をしていきましょう。

東京ミネラルショー2012 戦利品 Part.11

「ファンタひとつ!」といった、綺麗なオレンジの
マンダリン







マンダリンガーネット
(お店:清水)


我が家では、変な石やガーネットをコレクションをしてるのは、主に私なのですが、
こちらのマンダリンは、清水さんで、奥さんが手に入れたもの。

綺麗なオレンジと、お手頃な値段に惹かれたようです。

ひっくり返すとこんな風。
マンダリン











横からは、こんな感じ。
マンダリン










マンダリンガーネットのオレンジは、
他の石に少ない色味で、ガーネットの中でも個性的な子です。

さて、このガーネット、撮影後、ケースに入れてテーブルに置いていたのですが、
我が家の猫が、テーブルに飛び乗った時にケースごと落としてしまい、
あまつさえ、ケースから中身が飛び出てしまい、コンクリート部分にガツン!
「うわぁぁ、で、でもガーネットって硬いから大丈夫だよね?」
と思い、拾い上げて確認したら……。
ガーネットも欠ける?















「オーマイガー!」
かけたんだか、大きな擦り傷なんだか、どちらにしても、ちょっと傷物にしてしまいました。

皆さんも、宝石は落とさないように、それと猫の行動にはご注意を……。

マンダリンガーネット

2012年04月25日01:26
業界の人に「ファンタありますか?」と聞くと、
ドリンクではなく、これが出てくるとか、出ないとか、

マンダリン








マンダリンガーネット 1.78ct

オレンジ色にギラギラと輝くスペサルティンガーネット。
またの名をマンダリンガーネット。

マンダリンはクリーンな物が多いガーネットの中でも、
ツァボライトと並び、インクルージョンが少々あるガーネットかと思います。
んでも、この子はとても綺麗でクリーンな子。

写真では少々分からないですが、前回紹介したマンダリンのような、
インクルによって輝きをましてるシルキー気味な光の輝きを持つ子と違って、
インクルのない透明なオレンジがなんとも言えない濡れた輝きになり、
ガーネット特有のギラギラも相まって強烈な個性を見せています。

横から見ると、こんな感じ。
マンダリン

ひっくり返すと、こんなふう。
マンダリン
 
全方向どこからみてもうっとりする綺麗なオレンジです。 

同じスペサルティンたちと並べてみました。
スペサルティンガーネットたち
同じマンダリン系のスペサルティンでありながら、
微妙なカットの違いもあり、 それぞれが独自の個性を持っていて面白いです。
(ちなみに左のものだけが、スペサルティンガーネットとしてで売っていたものだったりします)

マンダリンガーネット

2011年10月06日01:34
IMAGE2011 国際ミネラルアート&ジェム展 & SPECIAL GEM SHOW part12

またまたガーネットコレクションに新たな仲間が増えました。
マンダリンガーネット








 マンダリンガーネット 1.88ct
 (お店:MIYUKI) 

こちらも、いかにもマンダリンというオレンジの綺麗な子がいたら欲しいなぁと探していました。
(今回のイベントでは狙ったわけじゃないんですが、赤~オレンジの色味のが大半だったりします)

マンダリンはスペサルタイトガーネットのマンダリンオレンジのものをさしたコマーシャルネームです。
でも、綺麗なオレンジの輝くガーネットというのは、赤みを帯びたスペサルタイトとは、
また別の魅力があり、マンダリンと分類されて呼ばれるのはもっともかなぁと思います。

お店の人曰く「ファンタ」と「コーラ」と呼びわけて取引するとか言ってましたw

で、どうせ買うなら、綺麗なのが欲しいと思ってたのですが、
最初、ジェムフランスさんで、めまいがするほど超~綺麗なのを見たのですが、
参考までにお値段を聞いてみたら、余裕で月収オーバーって感じでしたので、
とにかく、現実的に買えるのは…と探したところ、MIYUKIさんに沢山のマンダリンが置いてあり、
予算で買えるところから、奥さんが、ライトをあてながら、真剣に選んだのがこの子です。
色見もいかにもマンダリンで、インクルも少なめ、
お店の人にも「いいの選んだねぇ…」とシミジミ言われました。 さすが奥さん。
(マンダリンはもともとインクルが多い石なので、手頃なもので綺麗なのは少ないようです)

裏っ返すとこんな感じ。
マンダリンガーネット
 綺麗です~~。
 
我が家にいる、この子もとてもいい子だぞー、というスペサルティンと並べてみました。
マンダリンとスペサルティン
ちょっと、ライトを当ててないので、わかりにくいですが、
どちらも、飛びっきりにキラキラ光り、色見も綺麗です。
いつまででも眺めてられるやつらです。

スペサルティンガーネット

2011年07月18日19:11
カタカナ名が、スペサルティンなのか、スペサタイトなのか、スペサルタイトなのか、スペッサータイトなのか、
正確な書き方がよくわからないですが、とにかくそれです。

スペサルティンガーネット









 スペサルティンガーネット 2.74ct

また、ガーネットの仲間が増えました。
今度は、 最初に言ったように、正確なカタカナ表記がよく分からない「Spessartite Garnet」です。

奥さんがずっと目をつけてたガーネットで、セールになった時を見計らってゲットした1品です。

スペサルタイトは、赤~橙色の発色になるらしく、この子は写真の通り、橙色という感じですが、光によっては赤くもなり、更に紫っぽくも見えたりと、朝~夜でなかなか色々な顔を見せる、面白い子です。
(橙の子はどこだぁ~と探していると、赤く見えてスルーしてしまったり、マラヤと思ったら、この子だったとか、それくらい百面相です)

スペサルティンガーネットスペサルティンガーネット
こんな感じ?(110910)追加

ちょっと細長いかなという印象のオーバル具合もあり、なかなか個性的なガーネットです。
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