オパール(コモン)

エレクトリックオパール

2019年05月26日18:25
こんにちは、奥さんです。

ものすごい猛暑が、東京のみならず各地を襲っておりますね。
いつもならば公園へ行きたい休日でございますが、
外出を見送らねばならないほどの暑さ…。閉口しております。

ただ、ルースはいつも以上にキラキラと輝き
写真も撮りやすいのは確か。
ゴソゴソと以前に収集したルースたちを引っ張りだしまして……
まだご紹介していないルースを探し出しました。

今回は、「エレクトリックオパール」と呼ばれている
「フルオレッセンス・ハイアライト」でございます。
eleopa_3




エレクトリックオパール
メキシコ サカテカス
0.24ct
原石付き

ただ、「ハイアライト」も正式名ではないのかもしれません。
「グラス・オパール」というもののことだそうでして、和名は「玉滴石」。
「粒状~ぶどう状の透明感のある小さな塊が集合した外観のもの」だそうでございます。

玉滴石について調べていくと、「昔、富山県立山温泉の新湯で採れたことがある」とも
書いてございますから、身近なものなのかもしれません。
火山の入り口や温泉地で採れるようですから、癒し効果があるようにも思えてしまいます。

英語になりますが、ハイアライト(Hyalite)のwikiはこちら
玉になっている石の写真が、透明感があってとても綺麗です。

さて、私どもの家にある「エレクトリックオパール」は
紫外線に反応し、ものすごい蛍光を発してくれます。
eleopa_2




















なんと、このお手手は、我が家の3歳児!
彼なりにとても楽しかったようでして、
このペンをいろいろな石にあてて大騒ぎしておりました。
(取り上げるのも大変でした…)

購入したところの説明によりますと
「極微量の「ウラニウム」を取り込んだ」ために
これほどの蛍光を放つとのこと。

インクルージョンなどもないルースのため、どこから見ても綺麗です。
ひっくり返してみると…
eleopa_1















原石の方も透明感あふれておりますね。

最後に、遊色のあるオパールのカボションたちとパチリ。
右下は色が似ているかなと思ったところ、全く似ていなかった
ロンドナイトでございます。
eleopa_4
















さすがにジュエリーにはなっていないようですが、
オパールですから可能ではあると思います。

日ごろは地味な緑色の石ですが、ヒデナイトに似ているので
ヒデナイトジュエリーをひとつ持っていて好きな私としては
楽しめそうに思えます!


ファイアオパール(コモンオパール)

2015年09月19日23:33
こんばんは、奥さんです。
またまた登場でございます。^^;

今回は、ファイアオパール。
ファイアオパールと言えば、遊色が綺麗なオレンジ色のオパール!
……のはずでございましたが、遊色がないオパールも時折、
ファイアオパールと呼ばれることがあるようでございます。

ファイヤーオパール
 






0.61ct
メキシコ マクダレナ


しかし、色は本当に見事でございます!
「ファイア」と呼ばれる通り、見事に燃えるような色合い!

こちらの石を見せながら「これはルビーです」と言いましても、
普通の人ならば騙されてしまうのではないでしょうか。
それほど綺麗な色合いのオパールを
入手してしまった次第でございます。^^

写真ではかなりオレンジ色ですが、
肉眼では(特に夜)、赤に近いのです!

ファイヤーオパール





横から見ると
このような美人さん。




こういった遊色がないタイプは
一般的に「コモンオパール」と呼ばれるわけでございますが、
どうも処理はしていない様子。
(ちなみに、遊色があるものはプレシャスオパールと呼ばれます)

自然でこの色というのは、驚くべきことでございますね……。
そして、これは酸化鉄の色だそうです。

ただ、オパールは色を付ける(染める)ことが簡単なようですから、
信頼の置けるお店で購入するに越したことはありません。

また、オパールは合成のものがあることに注意でございました。
コモンオパールでは、赤いものよりも青いもの(ペルー産)が
特に高額で取引されているようでございます。
逆に赤い方は平和かもしれません。^^;

Gemmy144号
平成20年度宝石学会(日本)
「MexiFire及びPeruBluと呼ばれる合成オパールについて」
という記事では、判別は簡単なようでございます。

http://www.cgl.co.jp/latest_jewel/gemmy/144/59.html

ファイヤーオパール






ひっくり返しますと、
このような赤い
スライムベスになります。 


ちなみに、
WIKIの「オパール」を読みますと、以下のように書いてありました。
「マグダレナ地区が他の地域に比較して著名なのは産出されるオパールの色の階調が変化に富んでいるということである。赤、青、オレンジ、緑の色調がすべてそろっているのである。」

ううむ、緑色のオパールも探してみないとなりませんね。
我が家にはまだございませんし、見かけたことが一度も
ないように思います。><

また、グリーンとブルーのオパールには
透明度が高いものはほぼ無いようでございます。
言われてみれば、我が家のブルーオパールも
半透明でございました。

オパールとか 















最後は
似ている色の赤い石や、オパールたちとの集合写真です。

一番左側がアンデシン、そのお隣の赤い石はクリノヒューマイト。
左上のピンク色のカボションは、バスタマイト。
中央の大きなブルーは、 ブルーオパールでございます。

右下はウェロ産のプレシャスオパール。
その上は人工オパールの、京都オパールのビーズ。
(紐を通す穴まで開いております)
右上の黄色と白の混ざった可愛らしいものは、
オレゴンオパール。

オパールは硬度が低いため、リングにするのは躊躇われますが……
コモンオパールの「赤」はお値段もお安めで、
気楽に楽しめる石ではありますね。

他の赤い石はとてもお高いので、
この石を手にとったとき、最初にそう思ってしまった私。
何とも世知辛いお話でございました。^^; 

オレゴンオパール

2012年06月03日00:53
東京ミネラルフェア 2012 戦利品 Part3

さて、3つめの石はオパールですが、ちょっと珍しいオパール。
オレゴンオパール









オレゴンオパール 0.89ct
(お店:ジェムエイコー)

私らのイベント時の定番となっているジェムエイコーさん。
毎回、色々な石にまつわる話を聞かせてもらい、今回もとても面白い話を聞かせていただきました。

そんな中で、見せていただいたのがこちら「オレゴンオパール」。
アメリカ産のコモンオパールです。

オパール特有の遊色こそありませんが、
この黄色い色が滲んでる子は、なかなか個性があって面白いと思った次第。

写真では、綺麗にとれすぎてしまってるのか、黄色がシミのように見えますが、
肉眼だと、キラキラっとしたオレンジの光が出る、黄色い石に見えます。

横から見ると、こんな感じ。
オレゴンオパール
 
後ろからは、こんな風。
オレゴンオパール

直接、目で見ていると、このムラがオパールの遊色のように動いて見え、
オレンジの煌めきと共に、とても綺麗な印象を与えてくれます。

黒地でも、撮ってみました。
オレゴンオパール
おぉ、なんか夜空に浮かぶ月のようですな。
ムーンオパールとか名付けたくなりました。

ブルーオパール

2012年01月15日12:40
パライバカラーの綺麗なコモン(遊色のない)オパール

ブルーオパール









ブルーオパール 3.8ct

グリーンを僅かに含んでいる感じがするブルーの色味が綺麗です。
パライバと違い、天然未処理なので自然の色味なのですな。

オパールは、我が家にも一杯あるのですが、
「オパールは遊色あってなんぼだろ!」って感じもあったので、
コモンオパールは、殆ど(キャッツアイ系くらい?)手を出していなかったのですが、
ちょっと、この色は、魅力的すぎて手が出てしまいました。

裏っ返すとこんな感じ。
ブルーオパール
この子も、山が高いです。

さて、 実は撮影をしてる時に気づいた、この子の魅力がもう1つあり、
強めのライトをあてた時でした、、、、、

裏っ返したまま、ピカっと…。
ブルーオパール
「な?!」

表からもう1枚。。。
ブルーオパール
「なぬーーーーーー!?」って感じの光り具合!

自ら発光してるかのような、いい光り方なのです!

これは、あれですかね。この子の特徴なのか、ブルーオパールの特徴なのか、
コモンオパールの特徴なのか、ちょっと他の石がないので、分からないので、 
他のもいってみなっていう、オパールくんの主張でしょうか?

兎にも角にも綺麗です。

ためしに、光を通さないブルーなトルコ石さんと並べてみました。
ブルーオパールとターコイズ
トルコ石 「はははは、 ブルーオパールさんは、
      暗闇の中での目立ち方が半端じゃないですな」

通常の状態でも、もう1ショット。
ブルーオパールとターコイズ
ブルーオパール「トルコ石さんも、お肌が艶々ですねぇ」

という会話が聞こえてきました。 

そんなこんなで、
奥さんも、ライトアップされたブルーオパールには魅了されて、とても気に入ったようです。
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