ベスビアナイト/カリフォルナイト

カリフォルナイト

2015年06月15日20:43
東京国際ミネラルフェア 2015夏 戦利品no.4

こんばんは、奥さんです。

我が家がバタバタしておりまして、またもや筆がパタリと止まってしまいました。;;
これではイカン!と、拙いながらもご紹介させていただきます。

カリフォルナイト





カリフォルナイト
(star-38)





今回の石は「カリフォルナイト」(californite)でございます。

その名は通称(コマーシャルネーム?)でして、
その本当の姿は「アイドクレース」(Idocrase)とのこと。

イタリアのベスビオ火山(ポンペイ!!)で見つかったために
名づけられた「ベスビアナイト」と呼ばれるものと同じもので、
アイドクレースは鉱物名だそうです。

この辺りは前にも、べスビアナイトのところで
旦那さんが紹介しておりました……。^^;

硬度は6や6.5で、
柔らかすぎはしませんが、固いわけでもないという
微妙なところでございます。^^;
ただ、劈開は「なし」だということで、強い面も持っております。

カリフォルナイト











そして、変種が何種類かあるようでございます。
そのうちの一つが、今回、私どもの元へやってきた
カリフォルナイトなのですね。

アメリカのカリフォルニア産で、「アメリカン・ジェイド」という
名前で呼ばれることもあるとか。
つまり、翡翠の偽物として活躍することもあるのかもしれません。

↓ひっくり返すとこんな感じです。
カリフォルナイト












変種には、他にノルウェー産の「シプリン」や
ニューヨーク産の「クサンナイト」、
ロシア産の「ウィルアイト」、
カナダのピンク色のもの、エメラルド色のもの
(jeffrey mine asbestos canadaで調べると出てきます)
……等があるようでございます。

シプリンの鉱石などを調べますと、
とてもきれいなブルーの写真が出てきますが
ルースはかなりレアなようでございます!

それはさておき、我が家には既に
「べスビアナイト」が2つほど来ております。

それは、
つぶつぶが入った変わった石と、
まだらっぽい変わった石でございます。^^;

この石たちです!

緑の変わり石たち












そのような彼らの中に、「きれいな黄緑色の、
プレーナイトに似た石がお仲間にいるようだ……」
ということ、うすうす気づいていた私でございました。^^;;

そして今回の新宿ショーで、
綺麗な一粒が見つかりましたので
とりゃっと購入させていただいた次第。

プレーナイトと異なり、カリフォルナイトには
少し蛍光色が入っているところが
とても素敵に思います。^^

虹色の石や、ギラギラの石と同じように、
少しだけでも蛍光色を感じさせる石は
大きな個性を持っているように感じますね……。

ところで、この石を調べてましたら
初耳の「カリフォルニア・アイリス」という名前も出てきまして、
何かと思いましたら、クンツァイトの別名でございました。

カリフォルニアで採れるクンツァイトに、
綺麗な名前をつけたのでしょうね。
コマーシャルネームはややこしいです。^^;




カルフォルナイト

2014年05月10日17:43
我が家では2つ目。
前の子より、だいぶ大きな子で、カボションカットな

P1100240







 カルフォルナイト 7.3ct
 (産地:アメリカ カルフォルニア ハッピーキャンプ)


カルフォルナイトの名で売っていた、アイドクレースとも呼ばれるベスビアナイトです。
(※ここら変の細かいうんちくは、前回のベスビアナイトを御覧ください)

結構、いろんな名で呼ばれるので、奥さんもちょっと勘違いしてたそうです。

ひっくり返すと、こんな感じ。
P1100250
相変わらず、変わった子です。

面白く目立つ子なので、またも我が家に迎えてしまいましたが、
透明度の高い子や、他の色の子も、そのうちに……とか思います。

他の石たちと並んで1枚。
P1100259
同じベスビアナイトと、右はマウシッシ。
右上は、吹っ飛び事件から発見されたアイリスカルセドニー。

ベスビアナイト

2012年03月29日23:41
ミネラルザワールドin横浜 2012 戦利品 Part5

アイドクレースとも呼ばれる、ちょっぴりレアな石
ベスビアナイト








ベスビアナイト 1.3ct
(お店:ジェムエイコー)

見た目からして、かなり変な子です。
これは、次に見かけるのはいつかわからん、とか思い、思わず手にとってしまいました。

「ベスビアナイト」は、もともとイタリアのベスビオ火山で発見されたためについた名前で、
結晶原石がジルコンや他の鉱物と似てるために「紛らわしい外観」という意味で、
アイドクレースとも呼ばれるそうです。
(アパタイトのように間違えた人の言いがかりのようなネーミングw)

更に、産地によって、色味も違ったりするらしく、名前もそれぞれついてたりするようです。

こちらのものは、カルフォルニアで採れた石で、主に緑色で、
カルフォナイトや、翡翠の代用品にもされたためカルフォルニアジェイドなどと呼ばれたとか。

他にも、ノルウェー産は青くてシプリン、ニューヨーク産は黄緑色でクサンサイト、
ロシア産は深緑色でウィルアイトと呼ばれるそうです(バリエーション多し)

真上から見るとこんな感じ。
ベスビアナイト

ひっくり返すと、こんなふう。
ベスビアナイト

ちなみに、みんなこんな点々が内包されてるかというと、
むしろ無い石の方が多いような気がします。
(お店の人に聞き忘れましたが、多分、何か混合してるのかなぁとか思います)

実際、ジェムエイコーさんにも、普通の?内包物がない、もう少し濃いものもありましたが、
「なんか、こっちの方がおもろいなぁ~、カルフォルニア産ってのもなんか惹かれる」
と、この子にしてしまいました。

以前、同じように「なんじゃこりゃ~」だけで、
ジェムエイコーさんで買ったマウシッシと並んで1枚。
ベスビアナイトとマウシッシ
全く違いますが、同じようなセンスの変さを感じますw

次回は、逆に「おぉ~、綺麗~」で買ってしまった子です。
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