奥さんのつぶやき

御徒町でリカット依頼

2019年05月18日20:17
こんにちは、奥さんです。
やはり2年ほど前なのでしょうか。
御徒町へ行き、いくつかの宝石のリカットをお願いしてみました。

一番の目的は、ある石のカットが可能かどうか
プロの方に見てもらうことでございました。
流行りのフリマアプリでルースをひとつ買ってみたところ、
インクルージョンと言いますか、カンがあったのです!

返品交渉してみましたがお断りされまして、個人が相手ですから仕方ありません。
フリマアプリでの買い物は難しいですね……。
「チャレンジで、一度、勇気を出してやってみますか!」ということで
手を出してみたのですが大失敗という結果になり、
勉強代ということにいたしました。

ただ、この失敗も「リカットを試してみる」という
別の挑戦に繋がるのではないだろうか?とも考えまして、
次の一歩を踏み出すことにいたしました次第。

さて、話を戻しまして御徒町。
いつもショーでお世話になっておりますMIYUKIさんへ。
問題の石をリカットして綺麗にできるか質問しにいきました。

お店の中には研磨する場所もございまして、
まさに研磨中の職人さんがいらっしゃいます。

私は御徒町に全く詳しくないのですが、3回ほど御徒町という宝石の町を訪れた結果、
こちらが一番、御徒町らしいお店(プロの仕事場という意味合いで)のように感じております。

しかし、そのプロの方に見ていただいたところ、
問題のフリマアプリの石は、結局は
「リカットをお勧めしません……」ということになり……見送ることに。(涙)

理由の記憶が定かではないのですが、確か
リカットするとかなりキャラットが減ってしまい、特殊効果も弱まる……
などの理由だったように思います。
あとは、一般的にカンが多い種類の石であったからかもしれません。

そこで、ついでにお願いしようと持っていっていた
「もともとカットやカケが気になっておりました、以下の3種類の石」を
リカットしていただくことになりました。
recat_1









まずは、ロードライトガーネット。
3キャラットを切ってしまうかもといわれておりましたが
結果的には、なんとキープ。腕が良い方ががんばってくれました。

もともとは、3.26ctだったブラジル産のこちらでございます。
ロードライトガーネット






もともとニックがありました。


次は、バイカラートルマリン
こちらももともとニックがあったもので、2.63ct。
こちらはそれほど減らずにピカピカにしていただきました。
バイカラートルマリン











最後は、スペサルティンガーネット(マンダリンガーネット)
もともとのキャラット数が不明でございます。
私の不手際で吹っ飛ばしてしまい、カケができてしまったもの。
ガーネットも欠ける?














どうも、こちらはもともと欠けがあったのではないかとのことでしたが
どちらでもかまいません。なぜなら、とてもピカピカになりましたから!

美しくなった石たち、勢ぞろいでパチリ。
recat_4










ひっくり返しますと……
recat_6













この3つの石のリカットで、1万円弱でございました!
待ち時間は、全く覚えていませんが……そこまで待たされてはおりません。
(一ヶ月も経っていないかも?)

すっきり綺麗になって、お手軽のお値段で心機一転。
素人の私も、気楽に依頼できましたので、ルースコレクターの方も
そうではない方にもお勧めだと思います。

実は、この3石、別のところでリカットを断られた過去がございまして。
プロの方から見ると「なぜ、このような安い石をお金をかけてリカットするのか?」と
疑問にお思いなのかもしれません。
(ルースで持ち込むのですから、そもそも一般の方とは違う(!)
感覚の客だと察していただきたいと思うのですけれども……。)

さて、この綺麗になった3つの石。
本来ならば、この後、きちんとしたジュエリーにしてあげたいものでございますが
それはまた次の機会ということで……。(苦笑)

クリスマス少し前

2014年11月08日16:56
お久しぶりです、奥さんです。
まったく旦那さんがホームページを更新してくれていませんね……。

「継続は力なり」ですよ!とお尻を叩いておりますが^^;
休日出社も続いておりまして、なかなか筆を取ってくれません。
本日もいそいそと会社へ向かっていきました。。。 
うう、本当に…大変申し訳ございません。

私の方は「うーん、小ネタばかりしかないわねぇ」と思いましたが、
世間はあっという間に寒~い冬となり、
クリスマスという大きなイベントが訪れようとしております。

しかし、今年はまだ伊勢丹さんから冊子が届いておりません。
高島屋さんからもまだ……。

関係ございませんが、伊勢丹さんから時折送られてきていた
「アクセリウム」という冊子も、この頃は来ておりません。
(一階のジュエリー・アクセサリー系ショップの冊子)

この頃、伊勢丹さんで貴金属を購入してないため、
送ってきてくださらなくなってしまったのでしょうか!;;

買い物記録から割り出し、送り先を絞っていらっしゃるのでしょう。
エコ+ターゲット明確化でございますね。;;

そのような中、今まさに新宿伊勢丹で行われている
スティーブン・ウェブスターの展示を見に行ってまいりました。

このブランド、大好きです!^^
旦那さんは今回、「買わないとならない使命感を得た」と言っていました。
それくらいおもしろいですよ~!
http://stephenwebster.com/

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こちらなどは飾っていませんでしたが、いろいろ見ることができます。
これからずっと伊勢丹で扱ってくださるようですが、特集は11日までだそうです。













IMG_3319

これはどういう素材なのだろう?

















IMG_3243

これも見たかったですね。
違う商品の説明をしていただきましたが、これもおそらく、何か+クリスタルを張り合わせたものだと思われます。

















そして…
このスティーブン・ウェブスターを見せていただいた際に、
いつもは送られてきていない、とても恐ろしい
(しかし最高に美しい)冊子をいただいてしまいました!

IMG_3282



























伊勢丹さんの底力……といいますか、頂点……?
(頂点はもっと上かも!?) 
外商さん等をお使いになる富裕層の方々への
冊子ではないかと推測いたします。

では、私がその冊子の中で一番良かったものをご紹介。。。
(しかし、伊勢丹さんに怒られましたら
この記事は消えてしまうかも…)

まずはカルティエ様!

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このセンスに脱帽。。。
ポリゴンっぽいと言いますか、3Dモデルのようです。
本当にカッコ良すぎて、鼻血が出そうです。^^;;;
















次にメレリオ・ディ・メレー様!
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これはお値段が書いてありませんでした。
本当に美しい……。














ブシュロン様!

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普通のキャトルリングも載っていますが、値上がりしている気がします。旦那さんがほしがっていたのでございますが、手が届かない~と身悶えしておりました。^^;


















ショーメ様!
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このネックレスとブローチ、本当に素敵ですねぇ。2600万と1500万ぐらいでございます!

























フレッド様!
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「ただの紐じゃん!」と言ってしまったシリーズ、紐=18Kケーブルというものがあったのですね。さすが一流ジュエラー様。大変申し訳ございませんでした。
そして、とても欲しいです……。
























あまり知らないブランドさんも幾つか載っております。

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可愛いです!























日本のデザイナーさん、知らない方も載っていました。
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2番のネックレスがものすごくカッコイイ!^^






















宣伝ページ?に載っていたグラフ様!
IMG_3316






言葉が出ません……。
メリークリスマス!!!



















この冊子を見ていると、胸がいっぱいになり、
しばらく何も食べなくても大丈夫になりますから
ダイエットにも役立つかもしれません。^^;

旦那さんと見ながら、「ギャー!」「キャー!」と
騒いでおりました。ジェットコースター的な興奮も
体験できます。お得な冊子ですね……。^^;;

さて、しかし、
この中のほぼ全てが、かなりの値上がり後の値段なのではないか?と
推測してもおります。(違うものもあるかもしれませんね。日本ブランドはもしかしたら、値上げが緩やかかも?)

ところで、こういった冊子。
百貨店さんからいただけるもの以外にも、
ファッション雑誌についている冊子などもございます。

写真ももちろん美しいですが、
とにかく重宝いたしますのが
「価格の記載」でございます!!

今は一流ブランドさんでも
公式ページでeshopなどが用意されているところも多く、
価格はわかりやすくなりました。

しかし、価格を明記していないブランドさんも
まだまだございます。
 
私の調べ方がうまくないのかもしれませんが、
インターネットで調べても、なかなか価格が
わかりづらいように思います。
(調査時間もかかります……)

そこで冊子ではなく、専門の雑誌でも
価格が出ているものがございますので、
紹介しておこうと思います。

IMG_3097


1年に2度ほど出る雑誌で、おもしろいです!
私はこの雑誌で調べて、色々なお店を訪れたりしておりました。^^























本屋さんやAMAZONを見ますに、
他にも何冊か、試しに買ってみた雑誌(業界誌含む)がありますが、
価格が書いていない雑誌も多いので要注意。

そういった雑誌にあたると、とてもガッカリ……。
雑誌の意味がないと思ってしまうほどのダメージを受けました……。^^;

いろいろな事情があるとは思いますが、
雑誌を作っている方は是非とも、お値段を記入していただきたく思います。

さて、最後に価格のお話ですが、
個人的にはこれからも上がり続けていくのではないかしら?と考えます。
アメリカのFRBはお金を刷ることをやめたようですが、世界全体で考えると
まだお金は刷られております。

お金が余りますと、当然(!?)、富裕層へお金が行きます。
富裕層が買うようなものは、どんどん値上がりしていくことになるのでは?と。

経済学部など出ていない一庶民の、勝手な推理でございますから
そういった推理もあるのかも?レベルでお願いいたします。;;

一般人としましては、もう少しだけ、
ジュエリーで人生が楽しく過ごしていけたらなぁ~と
祈るような気分でおります。
 

経年変化について

2014年09月15日16:42
こんばんは、奥さんです。
三連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この頃、更新も滞りがちですので、
私の方からもひとつエントリーを書いてみようと思いました。

今回は恥ずかしながら、遠い昔に購入した品々を例に、
経年変化について語らせていただきます。

昨日、上野で指輪展も鑑賞いたしましたし、
(それに比べれば)私のとても短いコレクションから、
何か語れることがあるかもしれない!と筆をとりました。^^;

さて。
購入するときは、どのようなものもピカピカ!なのでございますが、
5年、10年……と月日が無情に経ちますと、「あれれ?」と
いった状態へ変化していくものがございます。

長く使おうと考えて購入するアクセサリーは
特に、そのあたりも考えつつ検討したほうが
よろしいかもしれません。

まずは、真鍮のお品。
buresu_12 



















※ブランド名は伏せさせていただきますが、わかる方はわかるかもしれません。

トルコ石風のものを、接着剤で真鍮の台に付けてあるものだと
思われます。そして、5年くらい前のものだったように記憶しております。

接着剤が黄色く変色し、真鍮も黒く変色しております。

後ろから見るとこうなっております。
buresu_13









 









購入した当初から、数年?は
もっと綺麗だったような気がいたします。

ただし真鍮部分は、もともとは金色などではございません。
もう少し明るい茶色だったような……?
「あれ? 最初からこういうのだったかしら……」と首を傾げる今日このごろ。

お次は、謎の合金とエナメル。

kingyo_1



















こちらも10年ほど前のような‥…。
調べても、真鍮なのか何なのかわからないので、
合金としておきました。

そしてこの品、あまり身につけていないこともあるかもしれませんが
まったく変化がございません。

kingyo_2















裏側もピカピカ。
kingyo_3














チェーンもピカピカのまま……。






ううむ、セ○ーヌのアクセサリーだからでしょうか?
当時、頑張って購入した覚えがあります。。。

お次も合金+エナメルです。

banguru_2



















banguru_1



















2006年のケネス・○イ・ジェーンです。
こちらのお品もピッカピカ!

こちらのお品は便利で、夏になるとよく使っております。
もしかしたら、エナメル製品は強いのかもしれません。

あまりにもいつまでもピカピカなので、
この前、同じブランドさんで違う品を(SALEでですが^^;)
購入させていただきました。


次に、銀製品。

yubiwa_2



















左は、黒くなっていたものを磨きました。
右側は、黒いままのものでございます。^^;

こちらはどちらも、10年以上前に購入したもの。
もしかしたら、購入時、私はういういしい学生だったかもしれません。^^;;

銀製品は面倒です……と前に呟きました通り、
ようやく重い腰をあげて磨き直してみました。

yubiwa_3



















無印の貴金属磨き布で磨いたところ、
ジャン・ポール・ゴルチェのリングでした!!
磨き直してみて文字がよめるようになって驚いた次第でございます!

銀製品のよいところは、このように
努力すればきちんと生まれ変わるところなのですが、
布が入りづらい溝は、黒いままでございますね……。

これは、きちんとしたお店に持っていかねば、
本当の意味で生まれ変わってはくれないかもしれません。

お次は、おそらくシルバー+ロジウムメッキ仕上げ。

cd_1



















10年くらい前でしょうか。
旦那さんが、イギリスの免税店でお土産に購入してくれたものでございます。

土台?がシルバーなのか真鍮なのかハッキリいたしませんが、
軽く調べたところではシルバーなのでしょうか?

こちらのペンダントトップ部分には、まったく変化がありません。
チェーンのみ黒ずみが発生しております。

(しかしこのチェーンはそもそも、
髪の毛が絡まりやすいチェーンでして、
ネックレスを外すときに、よく髪の毛が一緒に抜けます。^^;
しまおうとネックレスを見ると、もにゃっと絡まっている髪の毛……
「ヒィ!」といった形で、少しホラーです。^^;;)

ロジウムメッキは凄い!ということでしょうか。
それとも、アクセサリーとはいえ、
ディ○ールだからでしょうか……。

お次はシルバーにエナメルや、黒いコーティング。

safaia_1


















safaia_2



















ブランド名が見えてますね……。

こちらは、3、4年ほど前に購入したような気が致します。
(日本上陸時に買っております)

近年のコーティング技術のおかげなのか、
やはりロジウムメッキの力なのか、
まったくもって変化がございません。

あと数年後がどうなっているかが楽しみですね。^^;



お次は、シルバーに金メッキ。

yubiwa_1



 















※こちらもブランド名は伏せさせていただきますが、
 わかる方はわかるかもしれません。

確か、5年以上前に購入したものでございます。
コーティングがハゲてしまっているといいますか、
カビが生えたような色変化が見られます。

さすがにここまで汚れて見えるようになりますと、
日常使いもできなくなってしまいますね……。

店頭に持っていけば再コーティングしていただけると
購入時に聞きましたので、持っていかねばなりません。

ギャランティは持っておりますが、料金は発生するように思います。

お次は、フェイクパールです。

sinjyu_1
 


















こちらは学生時分に、母からお下がりでいただいたもの。

フェイクパールとは言え、きっちり感が出てしまいますので
いただいた当初は、あまり使用しておりませんでした。
しかし、私が30代になりましたら
ぼちぼちと日常使いを始めまして……

その結果、よく見ると……ハゲておりますね……。;;
ただ、ハゲても色が同じでございますので、
あまり気になりません。
地?の色が同じだということはポイントなのですねぇ。

シャネルのものなどでしたらフェイクパールでも気を使わないとなりませんが、
私が持っているこちらのお品はお安いものだということですので、
汗ばむ季節でもドシドシ使っております。

最後は、金。

kin_1



















kin_2



















母が、ペルー在住の(母にとっての)叔母から、かなり大昔にいただいたもの。
しかも母が若い頃!! 何年前か尋ねても教えてくれないほど大昔です!

実は、かなり真っ黒になっておりまして;;
先にアップした銀製品レベルでございました。

その黒い状態の写真を撮っていなかったことに
大後悔でございます……!
(本当にすみません……!)

「ここまで黒ずむの!?」というレベルで
「本当に金なのかしら……」と疑わしいくらい真っ黒でございました。^^;;

少し前に、母が私に「ずっと前から、どの指にも入らなくなっているから
あげるわ~」と、私に譲ってくれました。^^

さっそくジュエリー屋さんに持って行きまして、綺麗にしていただき、
18Kか見てもらったところ、本当に18Kでございました。
(表面のインカ帝国部分は18Kではなく22Kかも?)

これほどピカピカに生まれ変わるとは、
信じられない変身ぶりでございます。

これが、金製品の底力でございます。
お持ちの方は、ぜひとも大事にしていただければ……。
数十年後に受け継ぐ方が、(私のように)
「ひゃーッ!」と驚くかもしれません。^^;

ただし、18Kのホワイトゴールドにつきましては
まだわかりませんので、機会がありましたら
検証してみたいと思います。

母が何か持っていて、使ってないまま
数十年経っているような気がするのですよね……。 ^^;;


さて、いかがでしたでしょうか。

単なる一個人の一例でしたので、
どのブランドのお品かわかってしまった方は
胸の内にそっとしまっておいてください。。。
(コーティング技術や素材も
時代によって進化していると思われますから!)

ただ、金製品、プラチナ製品のように
昔から崇められてきたものには理由がある(価格もお高い)ことが
私にはよくわかった事例でございました。

そして、そうではないお品でも
「もしかしたらあと数十年もピカピカのままのものが
あるかもしれない!」と、期待したく思いました。^^

ちなみに、すべて
身につけましたら、柔らかい布で拭いて宝石箱へしまう……
という手順で、休ませつつ使っている物たちでございます。

銀製品が真っ黒になるまで放っておくズボラな人間では
ございますが……。><

今回も長々と失礼いたしました。
アクセサリー好きな皆様が
少しでも楽しんで読んでくださっていれば幸いです。

中古について

2014年06月22日11:52
こんにちは、奥さんです。
雨で暗いため、写真が撮れません。。。

そこで、ちょっとずつ書いていました今回のエントリーを
アップしてしまおうと思いました。 

ところで前回、コストパフォーマンスについて
書かせていただきましたが……
大事なことを言い忘れておりました!

結婚指輪や婚約指輪、
10年目の記念品しか買わないと
思っていらっしゃるような方。

そういった方は、コストパフォーマンスは無視してください。^^;
是非、ロマン最重要視で突っ走ってください。
そうしないと後悔してしまうかもしれません。

さて、そのような中、
今回はロマンがない(!?)お話。
中古品のお話を書いてみようと思います。

去年まで中古品については全く考えたことがなく、
何の知識もない私でございました。

「念がこもっている!」や
「プライドが許さない!」等ではなく、
ただ単に、念頭になかったのでした。

なぜなら今まで中古品を買ったというお話を、
家族・親戚・その他含めて聞いたことがなかったからでございます。
(買っていても、わざわざ言わない気がいたしますね)

それが去年の初めあたりでしたか、
父の記念日にあたって「記念に何がほしい?」と尋ねたところ、
「時計かなぁ~中古でいいよ、新宿だったら大きな中古のお店が
あるでしょう」と言われました。

このとき、父から初めて中古という言葉が出まして、
「そういう選択肢も、我が家(実家)にはあったの!?」と
目から鱗の想いでございました。

そこで素直に、
父から言われたとおり、時計の中古を見に行ったのですが……
良いものは中古でも恐ろしいくらいのお値段でした。^^;

なるほど、だから父も
さすがに新品を要求できなかったのだな……と納得いたしました。;;
親不孝の娘ですみません……中古でも手が出せませんでしたよ……。;;
今まで自分のものを買いすぎたせいです!!!
そこで私はやっと、プレゼント用の貯金を始めました。

さて、そのような恥ずかしいことがあった結果、
私どもは新宿の一番大きな質屋さん(伊勢丹の前にあるところ)へ
時折、ウィンドウショッピングをしに行くようになりました。
会社も近いため、ランチの後にフラっと行けます。

そうこうしているうちに、
「ブログのネタにもなるし、1つ買ってみるか!」という
気分になりましたので、購入してみたものがこちら。
P1090934



















P1090948


















P1090953



















ちょうど重ね付け用に、イエローゴールドかピンクゴールドの
ピンキーリングがほしかったのです。
(ホワイトゴールドは持っているので)

ただし、そこのお店はお安いものですと
ダイアの質・グレードが札などに書いてありません。

自分の目でよさそうな輝きのものを選び、
きちんとした知識があると思えた(お店の)方に
ルーペで覗いてみてもらいました。

いろいろなところで虹色にキラキラ光りますし、
使い勝手がよく、なかなかよい買い物でした!

……と、私自身は思っておりますが、
鑑定など出しておりませんので、
実際はどうなのかわかりません。^^;

実はブログに書く前に
「鑑定に出してみたいなぁ」とは思っていたのでございます。
しかし、しばらくするうちに、すっかり忘れておりました。

このリングはかなり便利で、よく使っているため、
鑑定に出すぞという気力が徐々に失われたのだと思います。
ううむ、これではこのブログは駄目ですね。;;
今度、どうにか機会を作って鑑定に出さないと。
ただ、指輪から外さないと鑑定はできないのかもしれません……それは面倒……。

お店の信用度について気になる方がいらっしゃると思いますので、
個人的な印象を書いておきますと、店員さんはおそらく
きちんと勉強していると思われました。

ただ、どこのお店でも同じだと思うのですが
店員さん次第でございます。
ここでも、賭けの気合いが必要でございますね……。

それでも個人的に思いますのは、
やはり店頭でご覧になったほうがよいということ。

貴金属製品はお値段も張りますし、
作りや輝きや指通りなど、実際に触れてみないとわかりません。
ネットで探した上で出向けば、時間の節約にもなりそうです。

また、前知識がなくとも、
本当におもしろいお品が多いと思います。

世界中のデザイナーさん、職人さんの熱意が伝わるもの。
見たこともないような大粒の石。

ジュエリー好き、石好きでしたら、
これほど面白いワンダーランドは、そうそうございません。
もっと早く、見に行けばよかった!と思うほど。^^;

それでも「いざ買おう」と、最後の一歩を踏み出すとき、
困ってしまったことはあります。
私が利用させていただいたお店では、
ダイアのクラリティが書いていないのです。

考えますに、在庫量がとても多いからでしょうか?

中古のお店とは思えない大量の品揃えでして、
いろいろと見比べることができるのです。
それは本当に最高の環境でして、
このメリットは何物にも代えがたいものでございます。

なぜなら、実際に購入する際にも
「あの時、一番気に入ったもの」となりますので、
お安いものでも大事に扱うこと確実。

それだけの在庫量があるため、
すべてを細かく鑑別するわけにはいかないのかもしれませんね。
そういった料金や担当の人件費が、価格に上乗せされてしまい、
気軽に買ってもらえないものになってしまうようにも思えます。

では、小さな質屋さんならばよいのでしょうか。
そのあたりはよくわかっておりませんが、
きちんとした良いお店を探すことが大変そうに思います。

ネットで調べた限り、質屋さんという職業は、
ブランドコピーや、18Kのフリをした偽物を見分けるなど、
いろいろと大変な勉強をしないとならないようです。

以下はいろいろな商品すべてに言えますが、
最悪の状況(騙されたときや、すぐ壊れたとき)に、
「相手が誠意をもって対応してくださるか?」という保険を考えるならば、
やはり正規店や正規のアウトレットで新品を購入するのが確かでしょう。

ただ、中古のお品は
プロパーの半額もしくは3分の1の価格あたりですから、
その分、もう1つジュエリーが買えるわけでございます。

この点が何物にも代えがたい、大メリット!
ファッションとしては、
これほどありがたいことはございません。

そういったわけでございまして、
新宿店、銀座店など、機会がありましたらお店に見に行き、
フラフラと見せていただいておりました今日この頃。

先にあげた問題点(クラリティがわからない&本物なのか?)以外にも、
何点か個人的に気になることがございました。

まずは、「市場にあふれている品とそうではない品がある」こと。

もし中古品に興味がなくとも、
新品を買う前に、この辺りは気にした方がよさそうです。

流行のもの=皆がいちばんよいと判断したもの、でもあります。
しかし、もしも「かぶり」を気にするようでしたら、
中古のお店を見るとよい情報源になりそうでございます。

そして、こういったお店では滅多に出てこない
ラインというものも把握できるようになるかも?と思いました。
そういったラインは、迷わず新品で買う決心がつきます。^^; 

逆に、
「このライン、そんなにポロポロ出てくるのかしら?」と
思うようなラインのお品が何個もありますと不安になりました。
例えばアニマル系デザインなど、個性的なものなどでございます。 
「これは……本物なのかしら?」と。
(お店から直接流れているものなのかもしれませんが)


次に気になった点は、
「どこが(誰が)作ったかわからない」ものが多いことです。
ノーブランド製品=ブランド不詳です。

ノーブランド製品にこそ、
中古品のおもしろさがあると思うのでございますが、
何もヒントがない上、現物から由来を調べる手もございません。
(近未来、いつか検索できるようになればいいのに!)

コレクター気質だからでしょうか、
良いものを見つけたら、いろいろ調べたいのです!
そして、知識を広げたいのでございます!
その手段がございません……しくしく。

そして、同じようなお話で
本当に個人的な感覚だと思うのですが
「ドラマがない」点も、(私にとっては)問題に思いました。

その品は、
どなたかが大事にしていたものかもしれませんし、
もらったけれどもいらないと邪険にされたのかもしれませんし、
長くお店に飾られていただけかもしれません。

また、手作りのお品でしたら、
頼んだ方の意図のみならず、作り手さんの意図・
凝った箇所・苦労話などがあったはずでございます。 

その辺りのドラマがさっぱりわからないこと。

妙なドラマ(殺人等!)なら知らない方がよいに決まっておりますが^^;、
何もわからないということは、これほどつまらないのか……と
私自身も驚きました。

もちろん、「ドラマがわからないから買えない」等とは思いません。
わかればいいのに~程度でございます。

新品の場合は、私が買ったときから
やっとドラマがスタートいたしますよね。
ですから、気にする必要はないことではありますが、
なぜか気になるのでございます……。

掘り下げて考えますと、私はおそらく
買い物や物に対して、
何らかのドラマを求めているのでございましょう。

ただ単に買う、ではなく、
思い出やストーリーが付随していることが、
(私にとっては)後悔しない良い買い物なのでしょう。

そして、大好きな装飾品に対しては、
特別シビアにドラマを求めているのだなと
自分のことながら気づいた次第でございます。

しかし、この点を質屋さんへ求めるのは酷でしょうね……。
もしも私がお店の方でしたら、
売りに来たお客様に、根掘り葉掘り尋ねるのは失礼千万だと思いますし……。

そう考えますと、やはり一番よろしいのは、
身近な方が譲ってくれた品なのでしょうね。
ああ、どなたか譲ってくれないものか。^^;

……とまぁ、うまくまとまりませんでしたが、
世界は広いもの。
上記の問題点をある程度は解決しているように
感じるお店もございます。

それでもまだ、ドラマは足りておりません。
私自身ががんばって、ドラマを付け足していかねばならない。
それが中古のお品を所有することなのだな、と思いました。

どういう理由かわかりませんが、
私のところへやってきた装飾品たちを
これからも大事に末永く使っていきたいと思います。

ジュエリー以外のメンテナンスについて~伊勢丹のステルスマーケット

2014年04月29日19:21
中古の話の前に、別の話題を。
こんばんは、奥さんです。

すみません、ちょっと感動(!?)しましたので
忘れないうちに書いておこうかと思います。

今回は、伊勢丹さんの宣伝になります!^^;


ちなみにこちらは、伊勢丹さんのPVだそうです。
社員さんが出ているそうでして、頑張りの拍手喝采でございます。^^

……いやー、すみません。
かなりの昔から、父の縁で(父の友人が伊勢丹さんの関係者でした)
お世話になっている百貨店さんなのですが、
ここのサービスを超えるお店に出会っていないもので……。

そういったわけで、
今回はジュエリーやルース、まったく関係ないお話でございます。

ジュエリーやルースをお好きな方は、買い物も好き……といいますか、
価値あるものにお金を使うことがお好きな方だと、勝手に
想像いたします。
(私の場合は、よく失敗もしているので違うのですが^^;)

価値あるものは大事に使っていらっしゃると思いますが、
メンテナンスなどどうしていらっしゃるでしょうか?

私の場合は、かなりの面倒くさがりやという酷い性格ですので;;
使い捨てのような扱いをしてまいりました。。。。;;
本当に駄目人間ですね。。。

しかし、人様のファッションブログを読むにつれ、
「なるほど、物を大事にしないとバチが当たるな!」と思いまして
一昨年あたりから(?)、メンテナンスを調べるようになりました。

そして、実験として試みていた去年。

伊勢丹さんが素晴らしい!と思ったので、情報共有として書きます。

まずは、染み抜き。
とにかく新宿伊勢丹のメンズ館8階にあるクリーニング屋さんが
素晴らしいお仕事をしてくださいます。

同じく新宿にある他のクリーニング屋さんで、
顕微鏡を使って染みを調べても落ちなかったという染み。
(落ちなかったのですが、染み抜き代はかかりました^^;)

それが綺麗さっぱり取れたのです!

情報は金。
そう思いまして、このエントリーも意味はあるかもしれないと
思いまして、書いてみました。

最後の手段としてでも、
そのお店をご利用していただけるとよろしいかと……。

お値段はとてもお高い部類で、おそらく普通は
最高級一流ブランドのお洋服を出す(男性の)方が多いようなお店です。

ですが、お安くても何でも、
「これは私には運命だった」と思うくらい
お似合いのものがある方は、是非!!!
ここで、クリーニングに出してみてください。

私なぞは、切るか捨てるしかないのか?と
……と思っていた染みが取れたことで感動しました。^^
(その染みは、自転車の油の染みではないかと思われます)

そして、本日。
また伊勢丹で「この百貨店さんは、素晴らしすぎる……」と
思ってしまった事件がございました。

今日は、「セルジオ・ロッシの靴のヒールに巻いてあった皮が
えぐれてしまった件を解決しなければ!」と思いまして、
人様のブログからお勧めされていましたある百貨店さんの靴修理へいきました。

そこで「ヒールそのものを交換しないとだめ」と言われまして……。

嘘をついて
無理して行ってくれなかったことはありがたいです!

だめもとで伊勢丹に行ったところ、
なんと無料でちゃちゃっと!修理してくださいました。

無料はよろしくないので、こちらも恐縮してしまいまして……
靴の底が牛革の故、ゴム張りというのでしょうか?
ああいった補強をしてもらおうと思いまして、相談したところ、
「今はお勧めしない」と、靴職人さんがいろいろと
教えてくださいました。

(ちなみに、良い牛革の底の場合、
まずはぼこぼこになるまで使い、それがすり減ってまたツルンと
してしまったら、やっと修理する……という流れが良いそうです。)

今の時代、このように職人魂を持った方が百貨店にいるとは。
とても驚きました。そして、この善意に、とても幸せな気分になりました。^^

また、それほど高いものでなかったと思うのですが、
かなり昔に買って、あまりにも好きで大事に使っている
フェイクファーのマフラー。

フェイクファーというところがポイント!!!^^;;;

同じようなものを一度も見つけていない品でして、
糸がバンバン出てきてしまったので、伊勢丹さんの4階あたりにある
修理へ持っていったところ、これまた無料で……
糸の伏せこみ?のようなものを行っていただきました。

無料だらけだから感動しているわけですが
この時代、かなり珍しいですよね……。

この頃、高島屋さんで大物を買ったり、
海外サイトで買い物をしていた私でしたので、
「伊勢丹で買い物しなければ!!」と焦るほど
良いサービスでございました。

ちなみに高島屋さんも、すばらしい百貨店です。
伊勢丹さんと高島屋さんが、私の中で最高の百貨店です。
ただ、伊勢丹さんの方が店員さんの質が高いので
いつも驚かされます。

なんだかもう、伊勢丹さんのステルスマーケットになっておりますが……^^
メンテナンスで困った場合は是非、ご利用ください。

私自身は、メンテナンスについて調べて
「うーん、どこがいいのかよくわからない……失敗されても困るし……」と
思いましたので、このエントリーを書いてみました。

ジュエリーのメンテナンスは銀座なのですが^^;
お洋服などでしたら、伊勢丹が一番だと言いたいのでございました。

どうぞよろしくお願いいたします。 

コストパフォーマンスについて~続き

2014年04月20日14:14
春なのか冬なのかハッキリしない気温が続きますが、
皆様、お風邪などめされてませんでしょうか。
こんにちは、奥さんです。

私にとってのコストパフォーマンスについて、
お話を続けさせていただきたいと思います。

・その金額が、ブランドの歴史と質+デザイン+中石+
 地金の重さ+技術+オリジナリティ+etc……に
 見合っているか

こちらのお話は(脱線もしそうで)長くなりそうでしたので、
カテゴリ分けで書いてみました。……が、すごく長いです!!!

・ブランドの歴史と質

極端な例でいいますと、王様の王冠を作ってきたようなブランドは、
社員さんや技術者さんもプライドを持っていることでしょう。
このプライドというものは、物作りには重要だと考えます。

よって、王室御用達などの歴史があるブランドは
それだけ質にも気を遣っていると思います。

TIARA 1_Wh-Bgショーメのティアラです。
王道で上品で、素敵です。^^
ジョセフィーヌシリーズは、このティアラから生まれているようです。











 


13m
カルティエのティアラです。
アクアマリンというところも、デザインも素敵ですねぇ。












(普通の)会社務めをしていると、特に感じるのですが、
ブランドのイメージを一流にするということは、とても大変。

とても実力があるか、財力があるか、運がよいか、縁があるかしなければ、
一代では一生かけても難しいのではないでしょうか。
大会社が商品をバックアップしてくれても、一時だけで終わることもあり、
難しいですよね……。

歴史があればあるほど、
そのイメージをキープし続けてきたということになります。
それがどれほど大変なことなのか……想像を絶します。

そのために上乗せされているお金があるのだと
私は考えています。

そういうわけでございまして、世界的有名ブランドの品の場合は、
「でもこの質なら高すぎるのでは?」と感じた場合は、
一応、自分の知識を疑うようにしています。^^;

この前、あまりにも高いと思ったので尋ねたところ、
メインの石が非加熱でした。
非加熱の石を扱っているイメージがないブランドでしたので、
かなり驚きました……!

しかし、ブランドだから盲信してはよろしくありません。
逆もございます。

かなり前ですが(10年くらい前?)、
かなり黒がかったガーネットを使っている品がございまして、
ルースに詳しくなった今になって思いますと微妙な想いがいたします。。。

当時も、
「ガーネットって、もっと赤いような……
そもそも、それほど綺麗に見えない」と思いました。;;

このように、(以前にも書いたのですが)
本気を出していないように思えるものはございます。
 
そして、服飾や機器等のような他のブランドの歴史を見ているとわかるように、
有名ブランドとはいえ、問題を起こしてブランド力が暴落ということもありえます。

人様から譲っていただく場合や、
ネットショップ、中古でお求めになる場合は
偽物が混ざっている可能性もございますので更にお気を付けください。

さて。
逆に、気に入った品が世界的有名ブランドではない場合、
質は(時期によっても)バラバラとなりますので、
ブランドについて調べるところから始めます。

大きな会社がバックについているブランドだと、
安心の場合もありますし、逆もあるようです。
そうなりますと、信じられるのは自分の目と感覚になります。

私自身は、ルースコレクター道を進んでいるうちに
そのあたりが少しわかるようになった気がいたします。


・デザイン

デザインありきで
ジュエリー・アクセサリーを選ぶのが常でございます。

「このような素晴らしいデザインは、まさに芸術品!」
といったもの=「好き」なのでございますが、
今回はコストパフォーマンスの話なので置いておきまして……。

妙なものが好きな私でも、稀に、
「重ね付けのために、ピンクゴールドで
ピンキーが欲しい」等……となることがございます。

重ね付けの場合、小回りがきくデザインと申しますか、
ある程度おとなしめのものが便利なのは確かです。

また、「クロスデザインがほしい」「一粒のダイアネックレス」など
いろいろなところが出している普遍的なデザインを
探すこともございます。

そういったときは、「そのデザインなら、
このブランドでなくてもいいのでは?」と、一度は
自分に尋ねた方がいいのではないかと思います。

何のひねりもない、本当に普遍的なデザインの場合、
作りの意味でも、それほど難しくないデザインではないかと。
(パヴェになりますと、爪留めの技術などが関係するようですので
一概には言えませんが……)

今のところ、私の個人的意見ですが、
上記のようなものは、世界的有名ブランドに
こだわる意味をあまり見いだせません。

腕のよい彫金師の方に作っていただくこともできそうですし、
中古品でも探せば、作りのよいものがたくさん流通していそうです。

そうそう、逆に言いますと、
依頼しても作ることが大変そうなデザインは
製品になったものを買った方がいいと言えます。

作品frame-yamamomo-PDT
七宝でしょうか、こういったものは依頼できる方がかなり限られます。
製品になってもお高いので手が届きませんが、素敵ですねぇ……うっとり。








 

シンプルなものに話を戻しますと、
個人的には「一見シンプルに見えるけれども
一癖あるデザイン」を探す方向で努力します。

そして特に急ぎではないため、焦らずに
いつも気長に良い出会いを待っております。


・中石

メインの石のことを指してみました。
質を考える場合と、手持ちの品との「かぶり」等を
考える場合がございます。

「かぶり」のことは、過去に何度も書いていて
申し訳ないのですが……

「デザインは好きなんですけど、アメジストの指輪はもう、
持ってますからねぇ……」といった思考です。^^;

まぁ、3つくらいまででしたら、地金の色違いや、
ピンキーと薬指と人差し指等のサイズ違いで、
同じ石の指輪を持っていても自分を許せるように思います。

できましたら、ファッションを考えて
いろいろな色の石を持っていたいですね。^^

そして、私どものようにルースコレクターになりますと、
中石について異常に詳しくなりますので、
とても買い物が捗ります!
(……と、ルースコレクターを増やそうという魂胆で
書いてみました)

質の方は、前にも書いてしまったとおり、
非加熱だと知って驚く場合などがありますので、
お店の方に確認したほうがよろしいでしょう。

また、中石のカットが特殊な場合がございます。
ルースコレクターになるとわかりますが、
特殊なカットはレアでございます。

「ジュエリーのデザインにあわせてカットした」ものは特に、
「おお、なんというこだわり!」と、私は感じます。

そういったものはオーダーも難しく(無理かもしれません)、
「二度と出会えないものだ」と経験的に感じています。
かなりお好きなものを見つけましたら、買い物の優先度を
上げた方がいいかもしれません。^^;

P1100121こういったものは、製作を頼むと高くつきそうに思います。

二度と出会えないかもという感覚を信じて買ったリングなのですが、本当に今のところ出会えておりません。













・地金の重さ

18K以上やプラチナを使っていないものは、
アクセサリー扱いで考えます。

例え有名服飾ブランドでも、
アクセサリーに2桁は出したくありません。;;
そこでふるい落としが簡単に終わります。

でもすごく「欲しい!」という気持ちは残っているため、 
天使VS悪魔の対決になるといいますか……。
悪魔は「コストパフォーマンス悪すぎるから諦めなさい!」と
簡単に言い切ってくれます。;; 

さて、18K以上やプラチナの品の場合は、
価格相応かどうか考えます。

先物市場などの金価格と比べるわけではなく、
他のブランドなども含めての平均値のようなもので比べます。
「お得だ!」ではなく「普通」なら合格と思っております。

日頃から、店頭でいろいろな品を見てください。

そして、目的のお品を店頭で見ている場合、大抵は、
この地金の重さでふるい落とされることはありません。

ただし、ネットで売っている製品は、
ここでふるい落とされることがとても多いので、
かなりお気を付けになったほうがよろしいかと思います。

指輪の裏が抜いてある(空間があるというのでしょうか?)ものは、
ずっしり重すぎる指輪には意味があるようなのですが、
普通のものですと「指通りが悪い」ものとなりがちです。

既成のたくさん売っている空枠(中石をはめるための枠)で、
指通りが悪い指輪が我が家に一つありまして、
その辺りはやはり気をつけたいところです。

・技術、オリジナリティ

似たような話ですので、2つをまとめてみました。

ブランドさんによっては、「売り」となっている技術というものがございます。
爪留め、石のカットが特殊、彫り、彫金技術、金の配合、焼き物の技術、
門外不出の技……等。

「技術」は特に重要視したいところでございます。
「そのブランドで買う意味がある」というプラス面の、
最たるものだと思います。

特に、「ここでしか出来ません」といった技術は
オリジナリティでもございますよね。
そういった素敵な品だと知っている上で、
末永く愛し続けたいものでございます。

さて、そのような技術。
一流有名ブランドはホームページや雑誌等で
技術を宣伝してくださっていますから、わかりやすいのですが……。

普通のブランドはそういったことを宣伝しないため、
「自分で探す」おもしろさがありますね。

お店の方が説明してくださることもありまして、あるお店では
「中石のカットをいつもデザインにあわせて特殊にする」という話を
聞きました。
20121227160121_17783192

コンケーブのしずく型カットのロードライトガーネット。
こういうカットは、なかなか出会えません。












 



























また、「似たデザインがない」というオリジナリティも
私は重要視しています。

洋服と同じで、人とかぶるのは嫌なのでございます。
(洋服よりは、表面積が小さいのでマシではありますが)

そして、それ以上に
芸術品としてのおもしろさも求めているからでございます。

日常に必須ではない贅沢品だからこそ、
ファッションに加え、芸術面でも楽しめたら一石二鳥ではないでしょうか。

最後に、キャスト作りか手作りかという、基本的な違いもございます。

キャスト=大量生産のための枠がある
手作り=どこかの誰かが一生懸命作ってくださった

……細かく言えばいろいろと差がありそうですが、
私はこのようなイメージでおります。

無論、手作りの方がオリジナリティがございます。
そしてロマンも。^^
(ただ、デザインや彫金師さんの腕によっては
質が逆転することもございます)


・ETC

ずっと目標にしていた、好きな有名人が身につけていた、
そのブランドORデザイナーさんを応援したい、
チャリティーの品で誰かのお役に立つ、
旅行で本国へ来たから!、等。

精神面……ロマンの部分でございます。

私で言いますと、上記以外では
「そのブランドのもの、1つ持ってみたかった」というときがございます。
つまり、今まで買ったことがないブランドの方が
どちらかといえば魅力的になりますね。

「いろいろ調べた後、手にして使ってみて自分で納得する」ことは、
買い物で求めている経験のひとつでございます。

その上で、評判ほどではないという批判が生まれることもございますし、
思った以上に良かったという場合もございます。

しかしまぁ、貴金属の場合は、それほど差はございませんね。
試着のイメージそのままで、揺らぎがありません。
銀製品は面倒なので購入しませんし。。。

あとは、セール!など、金額面での後押しでしょうか。
今回の消費税アップ+価格改定のコンボが、まさにそうでございました。 

最後に、一応書いておきますと、
「リングのサイズ直しができるか?」 どうかですが、
できる方が当然メリットがございます。

ただ、私はデザイン重視のため、まったく考えません。 
逆に、自分の身体をどうにかしなくては!と焦ることにしています。^^;;;
正直に書きますと、若い頃に買った指輪が入らなくなっていた
ここ数年でしたので、 去年はダイエットを進めておりました……。 ;;

-------------

以上、このようなことを考えつつ、
1年以上悩むのが趣味になっている今日この頃でございます。^^;

そうそう、今更ながら書きますが……
この考え方は、私が20代で何度か失敗した結果、
生まれたものです。;;

地金高騰した今になって見ても、
「好きだし後悔はしないけれど、高すぎたなぁ~」と
思うものがあります……。
一期一会ではありますが……。

ただ、「高すぎた」だけであって、
(銀製品や真鍮の品以外は)
「見ていて嫌な気分になる」というものはございません。

プロジェクトの節目などで購入している思い出の品ということも
ありますが、売ってしまおうなどとは一度たりとも思ったことは
ございません。
↑あ、妹のハレの日に、一つだけ譲りました。

それは、購入までいろいろな店を見て何度か悩み、
「その時において一番好き!」という気持ちで購入しているからではないかと
自己分析しております。

よって、上記のコストパフォーマンスの話は
「大好き! とにかく欲しい!」という気持ちがあった品に対してのみ、
少しだけ考える価値があるかもしれない……というお話になります。
ご留意いただければ幸いです。

そうそう、途中に中古の話が少し出まして、
次回は中古について挑戦してみた話を書いてみたいと思いました。
去年、初めて中古の品を買ってみたのでございます!

大したお話ではなく、ただの体験談なのですが
またお話がうまくまとまりましたら、書かせていただきたく思います。

とても長い呟きでしたのに、
もしもここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら……
今回も(?)、本当にどうもありがとうございました!

コストパフォーマンスについて

2014年04月03日23:15
相変わらず、ブランドの値上がりについて悶々としております。
こんばんは、奥さんです。

ブランド信者ではございませんが、
結果的には、ブランドジュエリーを先に購入すべきだったのでは?
……という悲しい大事件でして。;;

しかし日常のジュエリー遊びでは、そういった
有名ブランドで固める行為はあまり好きではなく、
どうも納得がいかないような気持ちでございます。^^;

本店がある国へ行けば、少しはマシだとは思うのですが。
(どうなのでしょう?)

有給のほとんどは使われずに消えていく私にとって、
旅行など夢のまた夢……。

ううう、悩ましい。

問題は、とにかく値上がりによる
コストパフォーマンスの悪化です。

私にとってのコストパフォーマンスとは
以下になります。

・身の丈にあっているか(金銭的に無理しすぎないか)
・ぶちかましたいときに役立つか
・その金額が、ブランドの歴史と質+デザイン+中石+
 地金の重さ+技術+オリジナリティ+etc……に
 見合っているか

前回、一点目については触れましたので、
二点目、三点目について語ってみたいと思います。

二点目の「ぶちかましたいとき」といいますのは、
品物の力を借りて勝負に出たいときですね。^^;
お洋服やバッグや靴で、時折、そのような話を見ます。

800px-Patek-Philippe_MG_2584





男性ですと、時計で主張したりいたしますね。
この前、パティックフィリップの展示会を見てきましたが、一部の客層がすごかったです。。。







勝負と言いますと、
ママカーストでの戦いや、ブティックでの優先度など???

私の場合は幸か不幸かどちらも無縁でして、
あえていうならば、結婚披露宴に
呼ばれたときが勝負どころでしょうか。

しかし、そのような機会も、この頃めっきり減りました。
年齢的に。

よって、私の場合は至極簡単に、
アメリカ映画やドラマの主人公の気分で
フラフラしたいときが「ぶちかましたいとき」となります。
↑ただのストレス発散でございます。^^;

格好良く表現するならば、
本当の自分ではなくファッションを楽しむとき……
とでも申しましょうか。

そして、もう一点。
少し言葉を変えまして、
「ぶちかますことを期待されているときに役立つか」
という見方をするときもございます。

それ相応の場所へ行く際に、
相手の方が期待しているレベルへ到達しているか?

招待してくださった方、サービスをしてくださる方。
または逆に、私がもてなすお客様。

そういった方が実際に
「ぶちかませー!」と思っているわけではないでしょうが^^;
無意識にでも、ある程度の期待はあるのではないかと。

ただし、ほとんどの方は
「そのジュエリーが何か」わからないと思いますので、
「自分のテンションが上がり、自信をもった行動が出来る」
メリットの方が大きいかもしれません。 

けれども、「あなたに自信があるなら、ぶちかましジュエリーは意味なし!」と
はっきり言い切れないのは、稀に「あ、この人はわかっているようだ」と
感じることがあるからでございます。
男性でも(奥様の影響なのか)、わかる方はわかるようでございます。

01_2_chopardさすがに、こういった逸品を身につけていましたら、誰もが気づくような気もいたしますね。ただこちらは、4300万円くらいで……素晴らしいけれども夢のまた夢です。^^;(写真はショパールのアニマル ワールドです)









さて、そういった「ぶちかまし」。
具体的にどのようなものかと申しますと、
おそらく皆さんがご想像する通りのお品です。

個人的には、一流有名ブランドのお品で3桁付近、
もしくは誰が見ても「気張ってるわね!」とわかるようなお品が
該当すると考えております。


ではそろそろ、三点目について話を進めましょう。
実は二点目よりも、とても重要なことです。

ぶちかましたくない時……
日頃使いや、ちょっとしたオシャレに使いたいとき。
二点目を満たさないわけですが、よいものがあれば
買ってしまいます。

しかし、三点目が満たされていない場合は
何度も考えた末に買わないことがとても多いのです。
(二点目が満たされている時点で、金額も上がっておりますから
なおのこと慎重になっております!) 

そもそもコストパフォーマンスの話の前に、
「好き!」という気持ちがございますでしょう!?

「絶対に欲しい!」と燃えたぎっている心へ、
「いやいや、冷静にならないと」と冷や水をかけるお邪魔虫……。

今更ではございますが、
それこそが上記、コストパフォーマンスの三箇条なのでございます。^^;

しかし……
「ブランドの歴史と質+デザイン+中石+
 地金の重さ+技術+オリジナリティ+etc」と
いろいろありすぎて、長くなりそうでございます。

申し訳ございませんが、次回へ続きたく思います。
相も変わらず、独り言めいた文章におつきあいいただき
どうもありがとうございました!

消費税が上がりますね……

2014年03月24日18:21
春になってまいりました。
こんにちは、奥さんです。

大変申し訳ございません、
すっかりサボりがちの我が家……。

父の祝いごと等、家族の祝いごとが3連休に続き、
とても楽しそうな横浜ショーに顔を出せませんでした。;;

最終日のみ、無理して参戦しようかと思ったのでございますが、
実は疲労で倒れておりまして。
まったく申し訳ない次第です。;;

しかも、3連休に写真も撮れず、
ルースネタがございません。

このような変な写真なら……

IMG_1389













 





この写真は、新宿ショーの舞台となるホールの
祭りがないときの様子です。^^;

なんと、誰でも喫煙できる場所が用意されておりまして、
この辺りではとても珍しいスポットです。

さて。
そのようにネタが無い中……

とりあえず、ご報告(!?)致しますと、
我が家では消費税アップを前に
清水の舞台から飛び降りた形で購入したものは、
王室御用達系ブランドのジュエリーでした!

「うわぁー!」と
飛び降りてしまったため、しばらくは大人しく
療養しなくてはならないわけでございますが……^^;

まだご紹介していないルースは
たくさんございますので、
旦那さんに頑張ってアップしてもらおうと思います。

そして、ジュエリー・アクセサリーネタならば
少しはありますので、書いてみたいなと考えてはいます。 

……それにしても、消費税アップを前に
買わないとならない気持ちになるということは
あまりよろしくないことですね。

買い物は本来、気持ちがよいものだと思いますのに、
「買わされている感」があるような気がしまして、
少しだけ微妙な気持ちになっておりました。^^;

私の場合、大物は
数年悩んだ上で「しかしやはり好きです」と
納得してから買いたいのでございます。

今回は、数年悩んでいた品と同じデザインで
新作が出ていたので、思い切ってしまいました。
しかし1年くらいは悩みたかったのです。

実は、その悩ましい1年も、妄想としては
けっこう楽しめるものでして……。^^;

そう何だかんだ申しましても
思い切って購入してしまったのですから、
身につけてウフフと浮かれている今日この頃です。

ただ、これから
景気が本当によくなるならば、
消費は抑えていきたいところでございます!

景気が良いときは貯蓄をせよと
どこかで誰かに言われた覚えがあるのです。
(理由はすっかり忘れてしまったのですが)

ああ……それにしても、
来年も消費税が上がるそうですし、
いったいどうなってしまうのでしょうか。;;

以下は、誤解を恐れず
勢いで書かせていただく呟きなのですが……

あまりにも各ブランドの値上げが激しい昨今、
ジュエリーはいつか、本当に手が届かなくなる気が
しております。(気のせいならよいのですが;;)

よほどの石がのっているか、
よほどの技術が施されていない限り、
私は3桁以上のものは購入しません。
↑ 
私自身がその器ではありませんし、
給与的にも、まったく身の丈にあっておりません!

今回、急ぎ足で各店をまわった結果、
以前は上記ルールでOKだった品(3桁未満)が
価格改定などなどを乗り越えた結果、
「いつのまにか3桁を超えてしまっていた」ということがございました。

また、超えてなくとも、
コストパフォーマンスが悪くなってしまったもの。
数年前から30万近く値上がりしている気がするもの。
等がありまして……

特に、30万近くの値上がりは、
私の記憶違いなのか、過去の資料の記載ミスなのか……
困惑を通り越して愕然とした次第です。

もしや、庶民でもどうにか無理をすれば
手が届く状態であった今までが
おかしかったのでしょうか!?;;

うう、本当に悲しいことです。;;

しかし、ちまたはようやく春の兆し。
少し落ち込んだ気持ちも、この暖かさで癒やされそうですね……。^^

お空も明るくなってきますと、
写真も綺麗に撮れるので、早く本格的な春に
ならないかしら~と思っております。

 

新宿伊勢丹一階の展示

2014年01月19日00:26
写真を……写真を撮る暇がございません……。

ほんとうは明日も出社しなくては終わらないのですが
所用がありましてお休み予定。;;

こんばんは奥さんです。

2014年となり、更新を旦那さんに頑張ってもらっておりました。
しかし私の撮影が途切れてしまったことで、
1月前半にて息切れという有り様。
大変申し訳ございません。;;

ならば、私が!
と、小さめのエントリーをいたします。

題名のとおり、伊勢丹一階の展示についてでございます。
簡単に言えば「とてもおもしろいので、是非ご覧になってください」
の一言で済んでしまうのですが。

新宿伊勢丹一階には、中央にブースがございます。
そこで時折、宝飾ブランドの催事を行ってくださいます。

今現在は、ショパールです。
なんと、小さなダイアモンドを時計版(というのでしょうか?)に
留めるという作業を、目の前で見ることができます。

しかもとても美しい方が!
素晴らしい技術をお持ちで、一流ブランドで働きになっていらっしゃるのに
とても美しい方が!
ああ、憧れですね……。

時計の技術者さんも、目の前で作業をしてくださっております。
オーバーホールというものでしょうか?
分解をまざまざと見ることができました。

新宿伊勢丹では、4階あたりに宝飾・時計フロアがございまして、
そこを見るだけでも至福の時なのでございますが、
さすがに何度も見に行くと覚えられてしまいます。^^;

そういったわけでございまして、
一階の催事はとてもお勧め!

ショパールについては、前回の一流ブランドのエントリーで
私は「ピンとこないなぁ」というレベルで
ございました。(大変に失礼!!!)

しかし、今回の催事で、「ショパール、結構いいかも」と
思うようになりました。
それくらい、良い催事だと感じました。

他にも、大変良い催事をよく行ってくださる伊勢丹さん。
何回か前に、グラフの催事を行ってくださっていたのですが、
物凄く衝撃的でございました。

数千万円の品々を、目の前で見ることができます。
ほんとうに感動します。

私などは、警備員に怪しまれそうだと思いながらも
何度か見に行ってしまいました……。^^;

話を戻しまして、今のショパールの催事でも、
マーキスカットの9カラットオーバーのD・IFのダイアモンドの
リングを見ることができます。

白鳥2匹が包んでおり、デザインもほんとうに素晴らしくて、
ため息しか出ませんでした。
確か、3億円ほどだったような……。

イギリスでは、王冠などを展示した素晴らしい博物館が
あるそうですが、日本ですとこういった催事が博物館レベルで
楽しめるのではないでしょうか。

そして、ショパールの機械式時計というものの良さも
説明していただけました。
お恥ずかしいことに、時計については詳しくありませんので、
とても勉強になりました。

伊勢丹さんは今、セールの真っ最中でして混んでおります。
しかし、高額商品のフロアはマシでございますから、
今がチャンス!かもしれません。

買うのではなく見るだけでも。^^;

消費税アップで、ヨドバシカメラさんなどが品切れ続出という
噂も聞きますし、 皆様、駆け込みで何か大物を
買いたいと思っていらっしゃるかもしれませんね。

ちなみに我が家では、やはりといいますか
「一生もののジュエリーを……」
「いやいや、時計を……」←すごい時計を持っていないので。
「1カラットオーバーのあのルースという手も……」
と、大きな夢を見ております。;;

今回の催事で、ショパールもひとつ欲しいと思ってしまった私は
一体どうしたら……。

うーん、お仕事頑張ります……。

好きなら自由に楽しむべき ~続き~

2013年12月31日11:40
こんにちは奥さんです。
好きなら自由に楽しむべき、後編です。

前回、ダラダラといろいろ書かせていただきましたが、
ファッションとしての視点のお話でございます。

会社ならば社風に合わせ、冠婚葬祭ならばルールに合わせ、
気に入られたい方相手ならばチョイスを熟考する……など、
TPOや人間関係というものは最優先でお願いいたします。


まず、「年齢を重ねていくと
ボリュームのあるものが似合うようになっていく」という理論を
世界中の方が書いておりますが、それには私も同意です。

そもそも、庶民の場合、
若いと似合わないものというのは存在すると思うのです。
借りてきたように見えるもの、意味がわからないもの等。
(若くないと似合わないものも、たくさん存在しますよね)

また、若いからこそ、
ご本人様の背丈や雰囲気に大きく
左右されてしまうのかもしれません。

しかし年齢を重ねると、それだけで貫禄といいますか、
なんでもありになってくると言いますか……。^^
年齢が上がるほど、「なんでもあり度」も上がっていくと
私は思います。

そして、お出かけなどでは、
周囲はすべて知らない方だらけになるわけですから、
あまり気にする必要はない、とも。

ファッションですから、本当の姿と違っていて当たり前。

極端な例を申しますと、
実際には財布の中に50円しかなくとも、
バーン!とものすごい逸品を身につけているならば……

すれ違った私は勝手に、
「今の方、素敵だったなぁ……きっと頑張って、
あの年齢であの地位OR立場にたどり着いたんだ。
いいなぁ、ああなりたいなぁ!」と思うわけです。

しかし上記の例は、それはそれで、
本当の姿を知ってもカッコイイですね……江戸っ子!

さて、年齢を重ねた結果、
良質でシンプルな服が増えてきた方は、
ジュエリー・アクセサリーにボリュームを出したくなるように思います。

http://www.vogue.co.jp/fashion/snap/feature/2014-ss/04snap/5
04


←今回のVOGUEがよい特集をしています。
 シンプルな例はこちら。
 エルメスのファインジュエリー部門の
 クリエイティブディレクターをしていた方だそうです。
 おそらく上質な洋服をお召になっているのでは
 ないかと。
 このバングルがもっと豪華でもOKだと思います。

















http://www.elle.co.jp/fashion/pick/snap10_1119/02
_1_image_size_330_440_dn


←派手服に見えますが、白と黒(と銀)だけで
 シンプルにまとめているようにも見えます。

 この方、すごくお美しいですが、
 こんなにお美しくなくとも^^;
 大丈夫なスタイリングに見えますのは
 私だけでしょうか!?















http://www.elle.co.jp/fashion/pick/snap10_1119/06#subtop
_1_image_size_330_440_dn (1)
←洋服ではなく、爪とリップと
 リングの色合わせに注目しました。
 「あ、この方はオシャレ上級者!」という
 雰囲気を感じてしまいます。

 主役がリングなのかご本人なのか、
 リングに合わせたのか、
 リップなどに合わせたのか
 わからないというところがミソではないかと。

 リングを主役にした場合、
 「お高いのよ、オーッホホホホ!」とな
 ってしまうアイテムで、
 そこが気になってしまう場合に
 使えそうなテクニックではないでしょうか。

 








逆に、どんどん派手目な大きな柄の洋服をお召しになっていく方は、
人生を楽しむ意味で、ジュエリーにもボリュームを出したくなる
ように思います。

http://www.vogue.co.jp/fashion/snap/feature/2014-ss/04snap/4
14



←派手な例のファッショニスタ様。
 お洋服は高級ブランドです。
 私ごときには痩せても着こなせない……。

 そして、おそらく薬指は
 ぜんぶで1本のレポシ。
 (ダイア入りなので、ものすごくお高いでしょう)

 本題とは関係ありませんが、
 もし服がお安いものだとしても、
 私があの指輪を見たらブランドだと勘違いしますね。










↓イタリア版VOGUEより。
 洋服は、派手と思う方も地味と思う方もいらっしゃるかも……。
 しかし、被写体の方がもっとお年を召していれば完璧だったかも?
img-0479-1275719_0x440













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←素敵なおばあさまで、
 サンダルで崩しているところが
 ポイントなわけでございますが……
 胸元におおきなゴールド
 ジュエリーがほしいと思ってしまいました。



















個人的には、派手な服の方が
組み合わせのセンスを試されるため、
ファッション的に難易度が高い!と考えます。;;

けれども、ジュエリーを
もっと皆さんに身につけていただきたいため、
好きならよいのでは?というスタンスでいきたいですね!

もちろん、お年を召した方で
ボリュームがあるジュエリーが本当に似合っていても
お嫌いならば、マニュアルに従う必要はありません。

その1本に思い出があれば完璧です。
「ものより思い出」という言葉が、何かのCMにあったと思います。

日本人でしたら「八百万の神が宿っているOR宿るかもしれない」と思い、
アメリカ人でしたら「歴史あるジュエリーは最強」と思ってくださるに
違いありません。(勝手に決めつけております^^;)

ただ、ヨーロッパの方はよくわかりません。
フランスの方は、きっとシンプル+上質な方が
お好きなのではないかと、これまた勝手に想像しているのですが……
人によりますね、きっと。^^;

それでも少し寂しいときや、気張りたいときには
重ねづけでございます。

http://www.vogue.co.jp/fashion/snap/feature/2014-ss/04snap/6
11

←これが、ファランジリングとしての付け方です。
 この写真の方は、どこかの編集長。

 ファランジリングの付け方ではなくとも、
 普通に2本の指に重ね付けだけでも
 素敵だと思います。

















http://www.vogue.co.jp/jewelry/trends/2013-06-04/1
0111





←こちらの方はスタイリストさん。
 重ねづけでも、こういう方法もあるのか
 ……と思いました。
 普通は、おおぶり3つの重ねづけは
 難しいと思うのですが、
 似たものを対照的にしたり、
 アンティーク風ならアリなのかしら?と。















さて、若いと大振りは厳しいかもと書きましたが、
20代の方はブランドや価格が「はっきりわからない」ものを
身に付けるのも手です。

でも、好きなら身につけよう!がテーマなので、
困ってしまう方もいるかもしれません。

有名ブランドや、どうみてもダイアギラギラのものや
大振りのものは、1本で身につけたり、
洋服で外しを入れていけば問題はないかと思います。

http://www.elle.co.jp/fashion/pick/snap10_0401/kate
Day1_image_size_330_440_dn
←ミリタリーテイストにしたり、
 色をこのようにぐっと抑えれば、
 指輪が真っ赤なルビーでも
 よろしいかと。



















03_02_medium











http://www.elle.co.jp/fashion/snap/list/tokyo09_0318
BIG-PART3_image_size_300_400


←一番使えそうな例ですね。
 スワロフスキーですが、
 本当のダイアブレスレットでもOKかと。
 (これだけの量だと価格は……!!??)


















また、ジュエリー+ユニクロ、
H&M、ZARAなどのファストファッションで
価格的に崩すのも手かもしれません。

価格も下げていくことは、今の世の中では許されるどころか
「ファッション上手」と呼ばれるほど。

洋服の方のセンスを上げていけば、
ジュエリーの力で、ファストファッションを着ていることすら
ごまかせるようになると言われております。

いやいや、洋服も派手目でオシャレにいきたい!方は、
アッシュ・ペー・フランスのブログが参考になります。
日本人モデル(といいますかショップ店員さん?)ですので、
リアルに使えると思います。
http://www.hpfrance.com/Blog/haruko/



そうそう、若い場合とそうでない場合の話をしてしまったので
「若いから、すごいの買ったら駄目なの!?」と
思われてしまうと……とても心外だと
お伝えしておかなくてはなりません。

前にも書きました通り、若いときから
よいものに触れているということは、
とても重要だと思います。

その上、大抵はお買い物を熟考することになると思いますので、
情報を集めて勉強するという意味でも、大きなステップアップと
なることでしょう。


最後に、大振りリングに関して
私の例をあげますと、私が持っている一番大振りなリングは
確か30歳になった頃に買いました以下です。
ルチルたち















このリングは本当に主張する存在ですので、
今のところは必ずジーンズ+シャツなど、
男性っぽい服装で身につけています。

そして、私がもっと年齢を重ねれば、もっと自由に
気にせずに身につけれると思っております。

そう考えると、大振りのリングというものは、
「年を取るのが楽しみになる」という
すごいアイテムなのかもしれません。



以上、VOGUEやELLEのページから画像をお借りしました。

こういったページを見たり、6月、12月号などジュエリー特集のときに
雑誌を買うとジュエリー特集がありますので、そういったものを集めると
面白いと思います。
実際に身に着けているスナップが一番信頼でき、参考になります。

そして、ここまで長いといいますのに、まとめ!!です。

一番言いたかったことは、
「今だからこそ、好きなら自由に楽しめる」ということです。

今の世の中は、女性も男性も
個性的に自由に生きることができる時代だと思います。

そして、女性は自立することが当たり前になっており、
ジュエリ=旦那さんOR彼氏の財布バロメーターでは
なくなりました。(嫌味度が減ってます^^;)

ネットで膨大な情報を得ることができるため、
たとえ世界初の妙な組み合わせでも
「最先端かもしれない」「どこかで発表したコレクション?」
と思わせることも可能になっております。^^;

このような今の世に生きていられること、
それはとても幸せなことではないでしょうか。

つまらないものでも、お安いものでも、変なものでも^^
「あなた」というキャラクターが確立しているなら
なんでもアリな時代だと言いたく思います。

若い方は特に、人の目を気にするとは思うのでございますが
(それもまた、いい経験ですし否定したくはないのですが)
老婆心からエールを送りたく思います。

若くないわ~とご謙遜してくださる方でも、人生は一度きり。
今のファッションの流れが変わるまでは、
ファッション的にも認められているのですから
冒険するなら今だと思います。

そして皆様。
もしも、身近に
「自分とは趣味が違うジュエリー」を身につけている方が
いらっしゃるとしても、本当に好きで身につけているようでしたら
優しくしてさしあげてください。^^

その一歩が、ジュエリー好きを増やす
一歩になるに違いありません!

最後に……。
今年も、このようなつたないブログを
ご声援、ご覧くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

ルースページなのでございますが、
撮っていた写真が尽きましたので;;
ルースのエントリーは来年になります。ごめんなさい。。。

 

好きなら自由に楽しむべき

2013年12月29日12:00
こんにちは、奥さんです。
昨日からお休みに入れました! わーいわーい、嬉しいです!
しかし、年明けからすぐに休日出勤が確定しております……。 ;;

そこで今のうちに、書きたいことがあれば
書いておこうと思いました。

この頃、
ジュエリー、アクセサリーのお話をしてきましたので
相も変わらずその続きでもすることにします。

私どもの住まいは新宿伊勢丹に近いため、
よく伊勢丹に行きます。

そこで(毎年恒例行事とも言えますが)、クリスマス中に、
伊勢丹1階を「ウィンドウ」ショッピングしていました。^^;

そうしているうちに聞いた情報では、
各ブランドさんは年明け早々にでも
順次値上げしていくそうです。
(既に値上げ済みもあったのかもしれませんが)

そうそう、この時期はスタッフさんのレベルが
いつも以上に高くなり、より楽しいですよ。

私が勤めている会社で唯一(!?)、
ジュエリーの話がちょこっとできる方には
ご友人に有名どころのジュエリー関係者がいるそうで、
接客に駆り出されるといっていました。

大変だとは思うのですが、
こういった方から、いつもとは違う目線の
お話が聞けるのかもしれません。

ちなみに、
その方がお勤めしているブランドでは3万円あたりが売れ筋らしいです。
アーカーが大人気なのも、そのあたりの価格だからでしょうか。

20131128


←ネックレス、本当に華奢です。
ただ、指輪だと重ねづけ推奨商品らしい。









無題

←ペネロペ様に身につけさせ、
 フランス版ELLE表紙を飾っているとはすごいです。
 ちなみに、ネックレスです。
 スキンジュエリーと言われるように、
 肌に馴染むというか……華奢ですよね。








旦那さんは、アーカーをちゃんと見たときに
「これなら買いやすくて男性も助かるわ~」と言っていました。^^

なるほど、可愛らしく初々しく「これが欲しいんだけど……」と
頬を染めながら、この辺りを指さすと効果てきめんのようです。

私が若くて華奢で可愛らしければ似合うんですが、
真逆ですみません!
私が欲しいのはフクロウやら豹やら蛇です!

……。

そして、ウィンドウショッピングの結果
すごく欲しくなってしまった品があったのですが、
自腹で買ってしまおうか、今だに悩んでおります。^^;;;

また、新宿伊勢丹では、
一人でジュエリーを買おうとしている
男性の方が多く見られまして、旦那さんが心配しておりました。^^;

私でしたら嬉しいのですが……
「一人で選ぶと失敗するに違いない!」と
旦那さんの力説を聞いていると、確かにそうだなと思った次第です。

サプライズは嬉しいけれど、難しいですねぇ。

そして、ローリー・ロドキンあたりには
ホストっぽい方が女性と一緒に買い物を楽しんでおり、
新宿伊勢丹らしさにほっこりしたりしていました。^^

と、人間観察などという失礼極まりない行為を書きましたが、
赤裸々に自分の過去を鑑みつつ……

今回はジュエリーの見た目や
印象を気にすることについて、
かなり勇気を出して!!書いてみようと思います。

まず、ジュエリーをつけている方を数名ほど
例にして考えてみたいと思いましたが……

なんと、私の周りでは
ジュエリーをつけている方をあまり見ません!(結婚指輪除く)

庶民で、勤め先もファッション業界ではないからだと
思うのでございますが、運が悪いだけなのでしょうか。

皆さんはどうなのでしょうか?
身近に、ジュエリーを楽しんでいる方はいらっしゃいますか?

シルバージュエリーをジャラジャラつけている40代の男性なら
思い当たるのですが……

1





←ファッション業界なら全然OKなんですけどねぇ……。
 写真は、シャネルのカール・ラガーフェルド大帝。
 死ぬほどカッコイイおじいさま。






その男性は普通の会社では部長クラスにあたる方だと思いますから
偉い方なわけなのですが、それでもその方がいないときには
ジュエリージャラジャラを揶揄されております。

まあ、服装もロック・ミュージシャン的ではありますし。
私自身も正直、「40代男性ならシルバーはなぁ……」と思うという、
今回の題名にそぐわない感想(!!)を心に秘めていたり……。

ただ、偉い方なので睨まれるわけにもいかないので^^;
好意的な言い方で揶揄されるわけでございます。
(陰口はどこから伝わるかわからないですからねぇ)

そういったことを聞いておりますと、
ジュエリーを身につけるということの難度を思い知らされます。

会社でジュエリーを身につけるということは
「あなたが何を言われようが平気」という覚悟が必要となるのだなぁと
思うわけでございます。

それはすなわち、ある程度の立場を手に入れる必要があるという
話になってまいります。
陰口を叩かれようが、噂されようが、それが「キャラ」として
確立できる立場でございます。

例えば女性でしたら、お局様に目をつけられようが
出世や給料に響かない立場(地位は関係なく)が必要になるということ。
日本企業だけなのかどうか謎なのですが、
TPOの話になるのかもしれません。
もちろん、一番簡単なのは地位が上がることです。

ちなみにそんなことを書いている
私が勤めています弊社は私服で、本当に、とっても自由な社風です。
今は違いますが、昔は自己表現しない人間はおかしいという社風でした。

それでもこのような感じですので、
一般の会社ではかなり厳しいに違いありません。

さて、会社は着飾る場所ではないという意見もあると思いますので
百貨店でのお買い物や銀ブラや一流レストランではどうか
考えてみますと……。

私がよく行く百貨店が新宿伊勢丹、とは前に書いた通りです。
そこで私が「あれ、どこの!?」と思ったジュエリーをつけた方は
ここ数年では1名だけ。

素敵なネックレスで、おそらくボリュームと輝きから考えるに
一流品だと思われました。(違うかもしれないけれど、私にはそう見えました)


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←ここまでゴージャスではなかったのですが、
 ソフィー・マルソーのような雰囲気で
 素敵でしたねぇ。。。








ちなみに洋服ならば、男女問わず、
「かっこいいな、素敵だな」と思う方がたくさんいらっしゃいます。
毎回10名くらいいらっしゃるように思います。

高級レストランは割り勘で
年に2,3度しか行きませんが、
私が印象深かった方は、ジュエリーではなく、そのドレスでした。

本当に素敵でした……うっとり……。
(痩せていたら、ユニクロのドレス(あるのでしょうか?)でも
ああいった風格が出るかもしれない……私では出ないか……。;;)

銀ブラでは、ベルエトワールにいらっしゃる方がすごい!くらいです。^^

もしかしたら、一番すごいのは石ショーかもしれません。
池袋ショーや新宿ショーで、「いいなぁ……」と指を加えてしまう
逸品を身につけている方が印象に残っております。

まあ、石ショーやジュエリー見るぞ!という日以外は
あまり人をちゃんと見ていないのかもしれませんね。
そして文化人が集まるなどの、格調高い催しなど行っておりません。;;

しかし、よーくよーく考えるに……
身近のとても豊かな方(70代)は
大きなスタールビーの指輪などが入った宝石箱を
持っております。

そして子供だった私は、
「なんかよくわからないけれど綺麗なものがいっぱい!
……いつか私も、あんな大人になっちゃう!」と
無意識に思って育ちました。><

その方が、そういった品々を身につけるのは
市長のパーティなど。

もしかしたら、そういった年令の方を
じっくりと見ればよいのかも!?

同じ年代の方を見て勉強しようと思ってしまうため、
観察方向を間違っていたのかもしれませんね……。

しかしこの観察を広げて、自己分析をいたしますと、
「すばらしいジュエリーを持っているOR身につけている方が
身近にいる」からこそ、「ジュエリーを持っていたい!」と
目指すことになる……のかもしれません。

何かの本で、最高のインテリアデザイナーになるためには
最高のインテリアがある環境で育たないと駄目だという
文章を読んだことがあります。

それが100%正しいとは思いませんが、
私に限れば、ある程度の影響を認めざるを得ません。

もし日本のジュエリー環境を高めたいのならば、
まずはジュエリーを身につけてる方を増やす必要が
あるのかもしれない……と思いました。

そのことを妨げる要素は多々ございます。
TPOやファッションセンス、人間関係や価格の問題。

TPOや人間関係など
どうしようもない問題もございますが、
ファッションセンスに関しては、声を大にして言いたいです。

似合う、似合わないは関係ないと思います!
よく人の意見を聞く方がいらっしゃいますが、
それは本人の気持ちの問題ではないか、と!

……上記を力説したいため、もっと具体的に書こうと思いますが、
長くなります上、大掃除をしなくてはならないため;;
続きは別エントリーにわけたいと思います。

年末で大変お忙しい中、
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら
本当にどうもありがとうございました! 

一般ブランド私考

2013年12月16日21:59
こんばんは、奥さんです。

うちの猫たちが去勢手術をしました。
顔にぐるっとまくエリザベスカーラー(?)というものが
何もかもなぎ倒していきます。とても危険です。

やっと休日出勤が終わり、先週末は久々のお休み!

しかし、まだクリスマスは来ておりませんので
今度は有名一流ブランドではなく、普通のブランドさんについて
私の独断と偏見+少し古い知識で書いてみたいと思いました。

実はルースにハマってしまったここ数年は、
あまり新しいブランドさんを見に行ってないため
知識が古いのでございます……。

洋服やバッグなどもそうですが、全世界の方が知っている
有名ブランドさん「以外」から、「これぞ!」というお品を
見つけ出すこと=オシャレ道だと思う方もいらっしゃると
思います。

少し話が外れてしまいますが、
(男女限らず)洋服に凝る方のネット上の会話を覗き見ておりますと、
そういった方はデザイナーさんはもちろん、技術スタッフ、
糸のクオリティ、裁縫・製法クオリティなどなど
追いかけていらっしゃいます。

知らないブランド名がわんさと出てまいりまして、
そういった「一部の方しか知らないブランド」を
セレクトショップやこの頃流行りの海外洋服販売サイトで
購入するという手で、楽しんでいるようです。

悲しいことに、ジュエリー・アクセサリーに関して
そこまでの知識と鑑識眼は私にはございませんが;;
このエントリーを機会に、ジュエリー好きな方が
増えてくださればいいなと思います。
(ただ、東京在住ですので、ほとんどが東京の話になってしまいます)



■俄
http://www.niwaka.com/

京都じゃないですか!といきなり言われそうですが^^;、
青山にあります。

今どきの和風のジュエリーといえば、ここでしょう。
「和」を高めてくださっている素敵なお品が多いのでございます。

3040WGR





←今、私が一番素敵だなと思うのは、この唐花というシリーズ。










私は以前に、和彫りの指輪を購入しましたが……
結婚指輪として用意されている商品だったようでございます。

独り身でフラリと行きまして
「式の予定はないので、(彫り終わりが)いつでもいいですよ」と
言い放った後に、「あ! 私、空気読んでないかも!」と思った
覚えがあります。^^;

なんとその頃には、小さなパライバがついた商品も
おいてありました。(あの時、何も知らなかった私でも
綺麗なので悩みました……買ってしまえばよかったですね^^;)

■アガット
http://www.agete.com/
https://www.facebook.com/ageteJP

超有名じゃないですか!と言われそうですが、
青山のアガットは別格です。
(他にも別格のアガットはありそう……)

百貨店さんに入っているお店とは異なり、
おもしろいラインが入っております。

私は(際限なく買ってしまいそうなため)
ゴールドならば18K以上しか買わない縛りを設けておりますが、
青山店にはそういったお品が多めに用意されておりました。

ここで、ヒデナイトの指輪を見つけて大事にしておりますが、
それ以降はこういったブランドでヒデナイトには出会っていないように
思います。しかも、普通に使っておりますが退色していません。

その頃はヒデナイトが何か知りませんでした。
綺麗な薄い緑色だったため、おもしろがって買っただけです^^;

ただ、この頃、お店にいっていないため
もしかしたら品揃えが大きく変わってしまっている可能性はあります。

アガットさんは商品の種類が多いため、
ホームページで探すよりも、お店に直接伺った方が
これぞというものが見つかります。

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←一番右のリング、カワイイですねえ。













■ アッシュ・ペー・フランス
http://www.hpfmall.com/
https://www.facebook.com/hpfrancebijoux

青山繋がりで、表参道ヒルズにある「H.P.FRANCE BIJOUX」の方を。
アッシュ・ペー・フランス・ビジューと読みます。
セレクトショップです。

18Kの商品もございますが、
そうではない商品(アクセサリーも)がとても多いお店です。

とにかく今風で、ファッショナブルなお品が揃っております。
デザイン面で勉強になります。
コストパフォーマンスは他のお店と比べるとよろしくないのですが、
新しい製作者さん、デザイナーさんを応援するためですから、
そこは気にしてはなりません。(と言い切ってみました)

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←とってもおもしろいデザイン!
ただ、ゴールドフィルド(金メッキ)でしょうか?







見ているだけでも楽しい商品が多いお店です。^^


■アンジェリーナ
http://www.angelina.co.jp/index.php
 
これまた青山のお店でございます。
ジュエリー雑誌に載っており、気に入ったデザインがありまして、
一番最初は「えいっ」と勇気を出してお店に入った覚えがあります。

おおぶりのお石が入ったジュエリーがほしいというときに、
どうでしょうか。
上記のお店リンクの右上に、オンラインショッピングページが
ございまして、商品を見ることができます。

この頃、伊勢丹の冊子で名前を見かけますので、
新宿伊勢丹にも入ったのかもしれません。

R92-1






←この、誕生石のアクアマリンの指輪を買いに行って、違うものを買って帰りました。^^;











■ヴェレッタ・オッターヴァ
http://www.veretta8va.jp/

伊勢丹繋がりです。
さらっと読めない名前ですが、昔から時折、
「こ、これは!」といったお品を出してきてくれるブランドさんです。

今、久々にホームページを見に行きましたら、
見やすく・充実しており驚きました。

ところで少し前、金の高騰により
伊勢丹1階に入っているお店は皆、14Kや10Kに
金の品位を下げてきていました。

ヴェレッタさんもか……と思い、こっそり見守っておりましたが
また18Kの商品に戻してきてくれたようで
本当に嬉しいです。^^

series_04
































series_05








←この長細いシャープなネックレスが欲しくて、この前伊勢丹の冊子でみて調べてしまいました。
スワロフスキー社がカットした天然トパーズだそうです。(当たり前に加熱ではありますが)
そのようなものがあるのですねぇ。
















現行品にはなくなってしまったけれども、
とても気に入っているネックレスを持っております。
指輪も一緒にほしかった……と、今だに枕を涙で濡らしております。。。

■キャシー・ウォーターマン
http://www.cathywaterman.com/

伊勢丹繋がりです。
名前がカッコイイ、このブランドは本当にお高いです。^^;

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←いい写真が見つかりません……。
アクアマリンをおもしろい爪で包んだこちらが代表作かも?と思っております。

 










「爪にデザインなんて出来るんだ!」と驚いた衝撃が
今だに忘れられません。

さて、今、久々にホームページへいきましたら、
少しテイストが変わっておりましたが
かわいいのがありますね。

お値段が問題……舶来品だからでしょうか……?

■スティーブン・ウェブスター
http://vendome.jp/stephen_webster.html
http://www.stephenwebster.com/

以前、伊勢丹の1階に入っておりました。
旦那さんと共に「これは!
すごくおもしろいデザインを生み出すブランドがやってきた!」と
見守っていたのですが……。(見守るだけ)

キャシー・ウォーターマン以上に、価格がお高いです。^^;

しかし、デザインは素晴らしくかっこいい!
有名一流ブランドに並びます。

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←7つの大罪リングの一つ。ハイジュエリーのおもしろさも一流。













ロックテイストが強いブランドですが、新しいことへの
挑戦の姿勢が素晴らしいです。

いつか一つ、手に入れたいものですが……;;


■ディン・ヴァン
http://www.dinhvan.com/jpn

以前は高島屋にありまして、利用していました。
現在は伊勢丹メンズ館に、少しだけおいてあります。

元カルティエの方が独立して作ったブランドでして、
シンプル、クールなお品を出してきます。

どうも、ちょい悪オヤジの雑誌「レオン」あたりで
取り上げられることが多いようでございます。
有名なものはチャイニーズ・パイですね。

私はチャイニーズ・パイには興味がなく、
おもしろいデザインの別のラインの虜になっておりました。

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←現行ラインだと、一番ほしいのはこれかしら……。もう作ってないラインで、ものすごく欲しいものがあったのですが;;















有名一流ブランドから独立する方は
多くいらっしゃいそうなのですが……
日本まで名前と商品が届く方は
かなりレアだと思います。


■yoshinob,abheri,kataoka
http://www.abheri.com/
http://kataoka-jewelry.com/

ややこしい……。

以前「yoshinob」で、今は「abheri」。
しかしメインデザイナーさんは独立して「kataoka」となっております。

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←あいかわらずカワイイ……!







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←全部ほしくなってしまいます。








 



どちらのお店も同じようなテイストですので、
選択肢が広がった!といった感じでございますね。^^

yoshinobの本店は六本木にありますが、
以前は銀座の松屋さんにございました。
今は、伊勢丹でも買えるようです。

女の子から女性まで、幅広く人気がある
素敵なお姫様デザインだと思います。
女の子受けがとてもいいですよ!
(同性に褒められる指輪ナンバーワンです^^)


■マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック
http://www.mariehelenedetaillac.com/ja/store/5/collections/
 
ファッション的に色石の教祖といえばここでしょう。
今は伊勢丹に入っておりますが、昔は青山のお店しか近くにありませんでした。

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←すばらしい色合わせ。ハッピーなきもちになります。











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←これも本当にすばらしい……。












確か22Kを使用していたような……。
金の色も、色石を活かすのに役だっているなぁと思うお品です。

ちなみにお値段はかなりのものなので、お覚悟ください。^^;




……以上、思うがままに紹介してしまいましたが
いかかでしたでしょうか?

コストパフォーマンスが良かろうが悪かろうが、
好きなものは仕方ないというスタンスで
書かせていただきました。^^;

書きながら気づきましたが、
青山や銀座から伊勢丹へ行くお店が結構多めでございますね。
バイヤーさんもそういった流れでチェックしているのでしょうか。

そして、青山に気にいってしまったジュエリーショップが多いことも、
当時から疑問ではありました。
ジュエリーだけではなく、他のジャンルでも気に入ったショップが
多く、そこでしか買えないものも多かったのでございます。
(青山で終了で、撤退してしまうのも多い;;)

もしかしたら、東京で最もいろいろとおもしろいものが見れる場所は
青山なのかもしれない……と思った次第でございます。
↑あ、ちなみに表参道のことも青山と言っています。

あと、今回ご紹介したブランドの他にも、
「これだけは好き」といったラインがあるブランドもあるのですが、
そうしますとキリがないため除いておきました。

新宿伊勢丹ですと
アーカーなどは大人気なのでございますが、
私には華奢すぎて似合わず……そういった華奢なタイプは
範囲外になっております。;;

ただ、この頃ELLEやVOGUEで
ファランジリングという、指の第一関節と第二関節の間に
華奢なピンキーリングをつけるスナップをよくみております。
そちらに挑戦したいので、範囲外ではなくなりそうではありますが……。

最後に、18Kを扱っていないアクセサリー系のお店で(お安めで)、
気軽に楽しめるお店も色々と思いついてしまったため、
今度、機会がありましたら(ひとりごとレベルになりますが)
書かせていただきたいな……とも思いました。

ただ、旦那さんは
「我が家にルースページではなくなってしまう!」
と言っています。^^
ルースも良いのですが、ここ数ヶ月多忙でしたので
会社で気に入っている指輪を見て癒やされていたので
ございます。ですから、ジュエリーの強みというものも
鑑みていただきたく……。

今回も長々と呟きましたが、
ここまで目を通してくださった方、
どうもありがとうございました!
 

ブランド私考

2013年12月01日18:43
思考ではなく私考と題名に書きましたのは、
本当に「独断と偏見」というレベルのお話で
あるからでございます。

こんばんは奥さんです。

お仕事が本当に忙しく、師走前ではありますが
走り回っている昨今。
休日出社が当たり前になっております。

そして、このホームページの更新が遅いのは、
私が撮らせていただいている
写真が底をついたからでございます……
大変申し訳ございません。;;

さて、クリスマスが近づいておりますので、
各デパートさんから楽しい冊子がどしどしと
届いております。
写真も美しく、センスがよいので、とても楽しいです。^^

そのようなハイテンション+興奮状態にて^^
今の時点で「個人的に感じている」
有名ブランドについての印象を語ってみようかと思いました。

かなり前から、ジュエリー雑誌を買い続けており、
お宝扱いしている私。
伊勢丹にて、「ウィンドウ」ショッピングも
堂々と板についております。
(まったく自慢になりませんが……^^;)

しかし、ジュエリーの話になりますと
どうもこう、鼻についた感じといいますか……
微妙に許せない感じになることは多いでしょう。;;

女性同士でも、婚約指輪であーだーこーだと
裏でコソコソ……ということがあることは存じております。

ただ、ジュエリー好きな私としては、
有名一流ブランドについての印象は
いつか語ってみたいテーマの一つでございました。

相も変わらず、先に言い訳なのでございますが、
私の場合、手持ちの高額商品は1つ以外は自腹です。;;
↑それもまた、なんだかとても悲しい宣言ですね……。;;

また、確かに、宝石コレクターページとしては、
かなりズレているお話といえましょう。

メモ程度で、数年後の自分用といっても差し支えありませんが、
宝石好きでジュエリー好きな方など、
楽しんでくださる方が少しだけでもいれば幸いです。^^



まず、ブランドはバッグでも靴でも
「なにこれ!? 騙されてない!?」という
価格差に驚く方もたくさんいらっしゃると思います。

ルースや地金の価格を知っている方、
製品を見て、価格を見て、
「それはないわ~」と思うお品も多いと思います。^^;

特に男性の方……と言ってしまうと怒られてしまいそうですが;;
しかしですね!
女性の視点で語りますと、やはりブランドには意味があります。

私自身も、学生の頃から
「本当に、有名ブランドって意味があるのかしら?」と
疑いをもって、世間を見ておりました。^^;

けれども、このごろになって
やっとわかってまいりました。
逆に言えば、年齢を重ねないと意味がないとも言えます。

まずは、せちがらいお話ですが、
ビルマ産非加熱ルビー、パライバトルマリンなどは別格とはいえ、
普通の宝石でしたら、有名一流ブランドの方が
換金率がよいのは確か。

そして雰囲気や技術も、勿論トップクラスになります。
細かいところですと、爪や色合わせ。

そしてやはり、全体的なデザインという意味で、
デザイナーさんの腕(センス)が神がかりでございます。

服飾の世界もそうなのですが、「ぐぬぬ、天才ですね……!」と
問答無用で唸ってしまいますようなデザインを次々と産んでおります。
そのセンスは本当に素晴らしく、それを超える一般ブランドは
本当に数少ないと思います。

(ブランドのデザイナーさんは世界のトップなので、
当たり前といえば当たり前でございますが……
大きな意味で服飾の世界と考えれば、
トップに上り詰めるのはどれほど大変かということが
理解できるかもしれません。)

そして、価格に上乗せされている宣伝費ですが、
逆に言えば「あなたが持っているものがどれほどのものか
世界中に宣伝してもらっている」ということにもなります。

まあ、それは一長一短でして^^;
ヴィトンやエルメスのバッグを持っていることを
想像していただれば、なんとなくわかるかもしれません。

世界的宣伝のおかげで、その価格がずばりわかってしまうため、
よい印象を与えることもありますし、微妙な印象を与えることも
あるといえましょう。

その点が、おくゆかしさを美とする日本人には
眉をひそめてしまう原因のひとつとなってしまうのではありますが、
「裏地が豪華!」の着物的な演出は「粋」でもあります。
そういった意味での、美点のひとつと捉えていただければ
幸いです。
(ちなみに私は、本物のバーキンを持っている方を
素直に尊敬してしまいます。
お金があっても、かなり手に入りにくいので……)

そういったわけでして、ブランドに好意的な私でございますが、
そこは世界の一流ブランドさま!

庶民の私には辛いものがございます。;;

5大ジュエラー、グランサンク、王室御用達のブランドさんは
一定金額以上でないと意味がない(コストパフォーマンス的にも)
と考えた方がよいという印象です。

何故なら……
いろいろ見ていますと感じるのですが
ある一定金額を超えないと、
「このブランド、本気を出していない!」
……と思うことが多いのでございます。^^;

個人的に、特にそれが顕著に思えるのが
ヴァン・クリーフ・アーペルです。
http://www.vancleefarpels.com/jp/ja/

06_vca_flamingo









←キャー素敵!






ここは数千万円以上でないと……!

私の手が届く範囲で調べたとき、
ヴァン・クリーフ・アーペルは一番、おとなしく、
納得がいかないものでした。^^;

しかし、数千万クラスになりますと
私の趣味では、すばらしいものを生み出す
ジュエラートップテンの1位に踊り出ます。

皆さん憧れのハリー・ウィンストンは、
ヴァン・クリーフ・アーペルに比べると
まだ優しような気がいたします。^^;
(ダイアではなく色石のお話です)

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←でもこれは、素晴らしくかっこいい!







ピアジェにも、ヴァン・クリーフ・アーペルと同じ
感覚を覚えます。
ただし、こちらは数百万で足りるかも……?


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←酒好きの私にはたまらない!






ただ、ギャップという意味では
ヴァン・クリーフ・アーペルに似ています。^^;

有名どころのカルティエとブルガリも、同じように
ある一定金額を超えないと個性が出てきません。
(ブルガリの方がまだマシかも)

この2ブランドは結構好きなのですが、
誰もが持っているので……個人的には
敬遠しがちでございます^^;

もしシンプルなものを買おうと考えるならば、
カルティエでしょうか。

色石といえばブルガリといった気持ちが
数年前まではあったのですが、この頃は
それほどよいデザインを出してくださっていない気がいたします。
ただ、ハイジュエリーの蛇のデザインはさりげなくかっこよくて素敵です。

IMG_1193




























←蛇にも、いろんなシリーズがあります。





同じような歴史あるジュエラーの中で、
ショーメ、ブシュロン、カレラ・イ・カレラは
まだ手が届くところで、とてもいい感じに
デザインを攻めてきていると感じています。

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←ブシュロンのこれがほしい……。






IMG_1180



























←ショーメのこれを買いそびれ、今だに悔しい。





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←ぐぬぬ、カレラ・イ・カレラは見ているうちにどんどん欲しいものが増えていく……。













アスプレイとガラードもなかなかよい感じです。

IMG_1185
























←ナイトライダーシリーズが欲しかった……。日本撤退悲しい。;;








フレッドやレポシは、とてもデザインがよいのですが
価格がかなり……なかなか手が出せない
コストパフォーマンスだと私は思っております。

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←これが欲しい……。
サファイア散りばめたものを実際に見せていただきましたが、とても素敵でした。

でも旦那さんは「紐じゃん!」と言いました。もっともですが。^^;






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←この指輪のゴールド版がほしい……。
 










ダミアーニ、メレリオ・ディ・メレー、ショパールも
判断が難しいところです。

IMG_1189



























←ダミアーニのこれは好き!







よいものを出しそうな雰囲気はすごく感じているのですが、
私にはまだビビっと来ておりません。

ティファニーは物によりますね。
特殊なデザイナーさんがデザインしたものは
とてもおもしろくて魅力的です。

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←鍵シリーズが好きです。









モーブッサンはコストパフォーマンスがよいですね。
モニッケンダム(のダイア)は同じく、ひとつほしいなと思っております。
デザイン的にもう一声!という感覚が、個人的にはありますが……。

世界に誇る日本のブランド、ミキモトは
時々すばらしいデザインを出してきていると思います。
コストパフォーマンスもなかなか。

私が好きな海外スタイリストさんは、真珠=ミキモトと
本に書いています。それを読んだとき、日本人として
素直に嬉しかったです。^^

デザインで前衛的に攻めてきているのはタサキですね。
この頃発表しているデザイン(真珠が縦や横に並んでいるもの)が
とても気になります!

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←この冬の新作でしょか、このトゲトゲ系も最高!










技術という意味では、ニーシングが別格だと
個人的には思います。
コストパフォーマンスはそれほどよくはないでしょうが、
もし私が身につけている方を見れば、「この人……できるッ!」と
かなり身勝手に思います。^^;

IMG_1186




























←サイズ直しできないけれど。





ディオールとシャネルは、服飾ブランドではありますが
最高に素晴らしいものを出してきます。
さすが、最先端ですね。私は本当に好きです。

どちらかといえば、ディオールの方が庶民にやさしいお値段で
個性を出してきているように思います。

08_DTE95020










←皆の憧れ。もちろん、左の方。






シャネルは100万以上ではないと、素晴らしさが
わからない気がしております。

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←素晴らしい……。











まとめますと、
ずばり書くと怒られそうなので、少しぼかして書いておりますが……

良心的なブランドさんは50万~
一般的なブランドさんは100万~
特殊なブランドさんは数百万~
一部のブランドさんは数千万~

……と言った金額を出さないと
個性が出ないのではないかと
個人的には思っております。

上記はこの前まで、
私だけの感覚かしら?と思っていたのですが、
同じことを言っている方がいらっしゃったので
少し自信をもって書いてみました!

よほど好きなデザインやブランドさんではない限り、
一般的なブランドで買うORネットなどで購入OR
手持ちのルースを加工の方が素敵なものができる
のではないでしょうか。

ただ、旦那さんいわく、
この見解は「いろいろ見すぎて目が肥えすぎた」弊害でも
あるそうで……。^^;

ともかくです!

さあ、皆様、
クリスマスの準備はできましたでしょうか!?^^;

私は今年こそ、ジュエリーをプレゼントしていただきたいのですが……
また自腹で、何か買うことになるのかもしれません。;;
 

宝石に興味をお持ちの方へ2

2013年08月02日20:46
こんばんは、奥さんです。

前回の続きを書いてはあったのですが、
お仕事が忙しく、清書できませんでした。;; 

内容的には、勇気を出して
少々踏み込んだ内容を書いてみようと
頑張ってみてはおりますが……
本当に難しいですね。

前回のエントリーを見ながら、旦那さんと
「私たちは今現在、そう感じていて、
一般的にはそう言うしかないけれども、
どこの世界にも例外というのはあるのよねぇ」と
会話したりいたしました。

※そして今回は、旦那さんが写真を入れてくれました!
 
-------------------------------
6.硬度と劈開について

詳しくはWIKIで調べていただくとしまして、
モース硬度が高い(堅い)にこしたことはございません。

・ほこりがついた状態で擦ると、傷がつくかどうか?

・スチールのドアなどに擦ってしまったときに
 傷がつくかどうか?

……などというお話です。

空気中のほこりに入っているとされる石英が
硬度7でございますから、硬度8以上ですと
とっても安心ということになります。

非加熱ルビー







ルビーは硬いですね!



また、劈開はぶつかったときの割れやすさと
思ってしまってよいのではないかと思います。

・よい感じの角度でぶつかると、
 あらま! 真っ二つ!

……と捉えております。

カイヤナイトたち




←綺麗なのに
劈開性が気になる石。
カイアナイト。



WIKIで調べていますと
「靱性」という言葉もよく出てきますが、
ルース界(!?)では、あまり聞かないですね。。。
プロの方はよく使われるのでしょうか?

さて、そのような硬度や劈開。
「そんなに気にする必要はあるの?」と
訝しむ方もいらっしゃるかもしれません。

が、私の場合は、
指輪になると必ず、擦ったりぶつけると思っております。
小指につけるピンキーリングは、特に危ないです。

ゴールデンドラバイト

どの指だとしても、
かなり気をつけていても
しかもデスクワークであっても
油断大敵なのでございます。

経験上、一番、危ないのはドアです。
次が手すり、エレベータの壁など。

人が多いところでは、
道を譲ったり・譲られたり、ドアを押さえたり・
押さえていただいて急いだりいたしますよね。

そちらに注意がいってしまって……ガツン!
ということもあります。

長時間、身につけるのでしたら
「ぶつけないよう、気をつけていても無理」だと
私は思っておりますので、硬度・劈開にはお気をつけください。

ちなみに、旦那さんは
気分が悪くなって倒れたときに
硬度:8.5、靱性:強い、劈開:明瞭(完全よりはマシ)の
指輪を床にぶつけて、小さいチップORニック(欠け)を作り出しました。

クリソベリルを欠けさせるとは……あなおそろしや!です。


7.カットについて

それほど詳しくありませんので、
私の印象で簡単に申しますと……

「カットが良い=その素材の良さが100%引き出されている」
と、考えればよろしいかと思います。

輝き、色、表面のツヤツヤ感などでして、
いろいろなところでクルクル回してみると
わかるような事柄です。

ネット上だけですと
最も伝わらない要素が引き出されていますので、
実物を見なければわからないと思います。
(ダイア、もしくは有名カッターのお品は例外です) 

カットが悪いものを良くするためには
「リカット」……つまり、
「もっとよくカットしてほしい」と
専門の方へ依頼する手がございます。
 
ロードライトガーネット




←写真だとわかりにくいけれど
ちょっとお米風だったり……






もちろん、お金がかかりますし、
小さくなります。;;

最悪、重さが半分以下になるという
覚悟が必要なのではないかと
思っております。

そういったわけでございますので、
最初から、カットが普通以上かどうか
気にして購入した方がよろしいかと思います。
 
ヒマラヤトルマリン








←カットのおかげで
実物が、本当に
美しいトルマリン



特にダイアモンドは
致命的ですのでお気をつけください。

そうそう、色石は、ダイアモンドと異なり、
カットについて「EX」「GOOD」などの表記が
普通はございません。 
こればかりは、ネット上でも皆様の目で判断ということになります。 

あと、カボション(つるんとした半ドーム形)は
本当にかわいらしくて^^
指輪になるととても良いものになるのですが……
クオリティが低いからカボションにするということが
ルース界では一般的なようです。

ファセット・カット(ダイアのように角々しているもの)よりも
カボションの方が、見た目的に傷が目立たないようですね。
ヘミモルファイト






←見た目だと
インクルージョンが
あまりわかりません。



8.キャラットについて

私どもはよく、カラットといっておりますが
本来はキャラットのようですね。^^;

石の重さを表す「ct」のことです。
(同じ種類の石ならば)大きさにも比例します。

例えば「1ct」と申しましても、
1ctのサファイアと1ctのオパールを比べると、
断然、オパールの方が大きくなります。お得です。

比重の差が原因なのですが、一般的には
「コランダムは、思ったより小さくなるから注意」と
覚えておけば、事は足りると思います。^^;

個人的な印象で申しますと、
指輪にするには、0.5ct~1ctくらいがちょうどよいかと思います。
ネックレスならば、もう少し大きくても大丈夫かもしれません。

ルースコレクターになりますと、
(皆様の好みとしてはいろいろですが)
私としましては、1ct以上がお勧めです。

どこかに飛んでいくこともありませんし、
扱うときに息を止める必要もございません。
写真も撮りやすくなります。

そして、3ct前後あたりを入手いたしますと
本当に楽しいです!^^

5ct以上の石はほとんど持っておりませんので、
そのあたりのことはわかりかねますが、
楽しさ的には、3ctくらいあれば事足りるように思っております。
(思いたいだけかもしれません^^;)
青い石たち




←でっか!!







9.インクルージョンについて

石の中に線が見える、黒い点が見える、白い点が見える……と
いった場合は、インクルージョン(内包物)かクラック(割れ)だと
思います。

クラック(割れ)はよろしくありませんので、避けた方が無難です。
指輪などに加工するときに、小さなクラックから
大きく割れることがあるとのこと。

インクルージョン(内包物)の場合は、
目立つか目立たないか、
好きか嫌いかで話が変わります。
スフェーン






←インクルが多いけれど
それが輝きに繋がっており
ぎらんぎらんのスフェーン。




おそらく、ほとんどの方は
インクルージョンがない方がいいな~と
思うのではないかと思います。その方が綺麗なわけですし……。

インクルージョンの度合いにつきましては、
「IF・VVS・VS・SI」などのダイアと同じような表記を用いたり、
「フローレンス」「クリアー」「アイクリーン」という言葉が使われたり
しているようです。

アイクリーンというのは、「肉眼でみてクリーンだけれども、
10倍ルーペで見ると何かあります」というものです。

「顕微鏡などで見て、インクルージョンがない」ことは
素晴らしいことではありますが、インクルージョンは
「その石が本物かどうか・非加熱かどうか・産地はどこか」の
ヒントになるものです。

この頃、私どもは
「アイクリーンだけれども、顕微鏡(もしくは10倍ルーペでも)で
インクルージョンが少し目立たないところにある」ものが
一番いいのではないか?と思い始めております。

バイオレットサファイア?(非加熱)




特に
コランダムには重要です。

インクルが少し
あるおかげで、
非加熱鑑別書が出てます。



10.色について

「濃いのがよい」「純色が最強」と思っておけば、
おそらく大丈夫だと思います。
アウイナイト






←アウィン。
原色の青といえば
この石ですね。



世界的な価値という意味で最強ですので、
パステルカラーが好みの方は
「しめしめ、私の好きな色は安く買えるぞ……」と
ほくそ笑んで楽しんでいただけると思います。

ベルエトワールさんの本を読むとよくわかるのですが、
濃いように見えても黒色が入ってきますと価値が下がります。

実際に比べてみると、
「ああ、黒っぽくない方が綺麗に決まってますね」と
納得がいきます。

しかし、私のような素人眼ですと
本当に並べてみないとわからないことが多いため、
お店の方に「この石でよい色ってどんなものでしょう?」と
尋ねてしまうのが早いかもしれません。(迷惑そうでなければ)

はっきり言いまして、色が最強のものを探すことは
とても難しいです。

そのため、「青だと思う」「赤だと思う」「緑だと思う」で
問題はないと言いたくなりますね……。

もしも「これぞ!」というものを見つけましたら、
色と輝きのバランスについて
注意してください。
クロムグリーンスフェーン




←旦那さん一押しの
スフェーン。






また、その石にとってレアな色というものが存在します。
そういったものに興味がある方は、
立派なコレクターになってくださるでしょう。^^
心から応援しております。

------------------------

これにて、通りすがりの方向けの
少々無責任な(!?)語りは終わりです。

もう少し、わかりやすく書きたかったのですが、
なかなか難しいですね。。。

ここまで読んでくださった方、
また、更新がノンビリ状態ですのに来てくださる方、
本当にどうもありがとうございました! 

宝石に興味をお持ちの方へ

2013年05月24日00:22

こんばんは、奥さんです。
このブログには、訪れた方が何を探してやってきたのかが
わかる機能がついております。
 

かわいらしいキャラクターが現れますので、
これはおもしろいな~と思って見ていたのですが……

rogumin














何を調べてやってきたのか、つまりは
何故ここにやってきたのかよくわからない
「初めて」のお客様が多いことに気づきました。
 

さっぱり理由がわかりませんが、
これを機会に、宝石に興味をもってくださるといいなと
思いまして、今回は筆をとった次第です。
 

と言いましても、
正しいお買い物の仕方など、いまだにわかっておりません。
大間違いだらけのエントリーの可能性もございます。;;
 

私どものルースを求めた旅は3年ほどでして(短いです)、
その間の経験・読んだこと・聞いたことを元に書いていこうと
思います。
 

当然、(良い意味でも悪い意味でも)
別の経験をした方もいらっしゃいますでしょう。

独断めいた意見の部分には、反論が必ずあると思います。

「このブログに書いてあることは、本当なのだろうか?」と
「必ず」疑いながら、お読みくださるようお願いいたします。

大変申し訳ないのですが
私自身も、数年後に同じ意見だとは言い切れません……。;;
 
---------------------
1.ルースの良さについて

とにかく永遠性がございます。
私どもが死んでも、残るものだと言えましょう。

しかも、ジュエリーに加工して使っても残ります。
そうなるコレクション物は、とても少ないと思うのです。
逆にいえば、残るからこそ、残す意味があるからこそ、
選ぶことに慎重になるべきかもしれません。

そもそも、私どもは、コレクター気質なのでございましょう。
私も旦那さんも、それぞれ別のものを集めておりました。

旦那さんが集めていたあるものも永遠性があるとはいえます。
ですが、私の方のコレクションは
「美しいが、使えば汚れる」ものでございました。
そのため、使うことに躊躇するというジレンマが生まれました。

ルースの良さは、「永遠の美しさ」だと思います。
魔力がある、とよく書いてありますが、まさに「永遠の美の象徴」に
近いからだと思われます。

「そのようなものなら、興味がある」とお思いの方に、
知っておいた方がいいかもしれないことを、
以下に書いていこうと思います。
 

2.枕言葉について
 

頭言葉(イニシャルD!?)……ではありません。^^;


最初に混乱する言葉である
非加熱、未処理、合成、加熱、処理、などの言葉を指してみました。
 

とても簡単に申しますと、
地球が自力で素敵な石を生み出したら、非加熱・未処理です。
ナチュラル・ナチュラルとも呼ばれます。

しかし、そのようなものは奇跡の産物でございまして、
本当にレアでございます。


そこで人間が力を貸しまして、素敵にしてあげたものが
加熱でしたり、処理でしたり、加熱&処理でしたり
いたします。
 

人間が機械の釜?で、最初から作り出したものが
合成でございます。わざとインクルージョン(内包物)を入れて
本物らしくしているものもあるそうです。
これは綺麗な合成です。

合成コランダム 

「非加熱と書いてあるものは、未処理ではないのか?」
「ナチュラル・ナチュラルとナチュラルは違うのか?」など
私も思ったりいたしまして、未だに謎ですが……


非加熱サファイアは、未処理だと思ってよいようです。
(違ってましたら……持っている私としましては、本当に悲しいんですが……;;)


しかし、このあたりはよくわかりませんね。
ものすごく怪しいお店では、言葉の遊びで騙すことがあるのでしょうか?


今のところ、そういう騙され方をしたという話を聞いたことが
ございませんので(ネット上などでも)、大丈夫なのではないかと思っております。


3.本物と偽物について


そもそも宝石に手を出さない人が多いのは、
偽物をつかまされたという話を聞いたことがあるからではないでしょうか。


そういった情報が、祖母や母や叔母から
噂として綿々と伝わっている方が
多いのではないでしょうか。


実際、昭和の時代には
合成のものが当たり前に売られていたそうでございます。
(ただし、お店の方に悪意があったわけではないようです。
日本全体が騙されていた???)


私は宝石について調べ始めたときに
「現代の情報社会ではバレたら大変なのに、
 さすがにもう偽物なんて売ってないだろう」と思っておりましたが
まったく認識が甘かったです。^^;


今でも、普通に売っていますので、お気をつけください。
わからない言葉がありましたら、きちんとググりましょう。


とても怖いと思いますのが、今なお、
お店自身も騙されている場合があり得るということでございます。
輸入品であり、騙す方の技術が上がり続けておりますので、仕方ありません。

プロの方も頑張っておりますが、
ネットなどをうまく使って情報を集めるしかありません。
 


4.価値について


「もしかして、数十年後に何倍もの価値になるかも!?」
と思いたいものですが、どうやら、そういったものはレアなようです。^^;


「5カラット以上でないと、財産価値はない」など言われますように、
庶民には関係ございません。^^;


けれども、為替などの経済的な理由で
数万円のレベルなら上がったり下がったりしているように思います。
どちらにしろ、売るときには半分や1/3以下になると思うので、
買うときだけの問題と思った方が無難です。


「どうせ頑張って買うのだし……」
「いいものをひとつでいいから、持っていたい」などと
思った方に、以下、私の意見を申します。

ダイアモンドは4Cがあるので簡単ですが、色石(我が家が集めているようなもの)は
色がよく、未処理・非加熱で、目立つインクルージョンがないものを
お探しください。後悔する確率が低いです。


特に、ルビーやサファイア、エメラルドといった有名なものは
未処理・非加熱かそうでないかで、価値が大幅に変わるようです。

しかし、鑑別書が本当とは限りませんし、金額がかなり上がります。

全世界の、ちょっとだけググった人でも欲しがるものです。
騙そうとする方も多いと思われます。


本当なら、1~3年くらいかけて、買うお店の評判などを見守り・調査したいところです。
しかし、そろそろ消費税が上がってしまうのですよね……;;


ちなみに、
ルースコレクターではなく、特にこだわりがない方は、
「綺麗ならよし!」として、非加熱にこだわる必要はございません。
(コレクターで何個も集める予定の方も、こだわる必要がないのかも?)


色にこだわった方がよいと思います。
ただし処理は避けた方が無難です。


いろいろと反論があるかと思いますが、
私が皆様のご意見を調べた上で
(理解しておりますし、とてもわかっておりますが)、
非加熱・未処理にこだわる理由は2つございます。


「ルースなどという変なものを集め始めたから、
みんなが知らない非加熱・未処理というものを知ったわけで……
それなら、その知識を使ってこだわらないとソンではないか?」と、


「きっといつか、指輪のデザインを気に入って買うことがありそう。
そのときに、加熱・処理のものが乗っているだろうから
狙わなくても手に入りそう」

……でございます。^^;


5.相場について


よく言われることですが、相場より「かなり」お安いものには注意してください。

お店の方からそう言われますと、商売的な意味合いでの
忠告に聞こえてしまうかもしれません。^^;

しかし、それは本当だと思います。
(2013/06/30追記:ただし、物事には必ず例外がございます。 
コレクターでないと意味がないところなのですが……) 


ただ、そう言われても
「相場がわからないので、お安いかもわからない」となりますよね……
私どももそうでございます。


相場については、いつかちゃんと書いてみたいと思うのですが、
いまだに、本当にわからないのでございます!
(ダイアモンドは簡単です、調べればわかります)


大きいものは、クリスティーズなどのオークションで
○○億!など、ある程度の相場がわかるのかもしれません。


しかし庶民のレベルでは、
ものすごく流動的な上、相場を決めるパラメータが多いのです。


例えば、
ネットで同じようなものが安く売っているのを発見し、
「ああ……前に買った、このモルガナイト(仮)は高すぎたんだわ」と思いましても
色がちょっと良かったり、カットが良かったり、輝きが良かったり、
総合的に見れば高すぎないかもしれません。


今の時点で個人的に思いますのは、
「これだけなら出してもいい」と金額の上限を決めて、
ネットも、実店舗も、片っ端から見ていくのがよいのかなぁと思います。

そして、相場が高すぎて見つからなかった場合は、
小さめへシフトなど……。


そういう私どもは、
五大宝石ではなかったとは言え、
いきなり10万以上の高いものから買いました。
その理由は簡単で、店頭では指輪などが20万くらいいたしますので
ルース1つは5万くらいかなと思ったからでございます。
 

あれくらいの石が5万くらいならば、いい石は普通に
10万以上だろうと思ったのでございますね。


今思えば、「5万くらいかな」という点は
大きく間違っていたわけですが
(加熱のそれほど大きくないトルマリンなどですし^^;)
逆に間違っていたからこそ、とてもいい石との出会いがありました。


もしも、買ってしまった後で高すぎたかも?と
思う石があったとしても、それが本物で美しいのでしたら
買ったことは正解です。大事にしてほしいなと思います。


どうしても気になる方は、ナンピンして
コレクター道を突っ走りましょう。^^;;;


-------------------------

もう少し書きたいことがございましたが、
長くなってしまいました……。


よい面と悪い面がございますので
通りがかりの方がルースに興味を持つほどの
内容ではなかったかもしれないと思いましたが;;
次回に続きたく思います。


しかし、
非加熱の話などからスタートになるということは、
今まで書いてないことが多すぎたということでしょうか……
反省でございます……。
 

店頭にて~メリット

2013年05月06日13:06
再び奥さんです。

長くなりましたので
2つに分けてしまったため、読みにくくなりましたこと
先にお詫び申し上げます。

テーマは店頭購入の重要性。
と言いましても、「店頭でだけ買うべきだ!」という
エントリーではないことにご注意ください。
また、店頭とは、路面店だけではなくショーも含まれます。

さて。
やっと、店頭でのメリットの話になります。
 
先にネットショッピングのデメリットで
挙げましたとおり「自分の目で見て、納得ができる」
という点が一番大きいと思います。

そして、「ものすごい宝石を目にすることができる」
という点も、一押しのメリットでございます。

私どもには一生買うことができないと
明らかにわかるほどの高額商品……

日本語には「目に毒」という言葉がございますが、
そのようなことはございません。(と言い切ってしまいます!)
絶対に見ておいた方がよいと、個人的には思っております。

例えば
10カラット以上の、色も輝きもトップクラスのすごいお石や
すばらしいカットのお石などを見せてくださるお店は、
思ったよりも多いです。
(こちらが見せてと言わずとも)

その色や輝きを印象だけでも覚えておくと、
小さいものならいつか購入できるかもしれません。
頑張って購入したお品を見ながら
「でも、もっとよいものがあるのかも……」という
呪縛から逃れることができるのではないでしょうか。

そして、小さいものに出会ったとき
「これは逃してはならない気がする」と
判断材料として馬鹿にならない感覚に繋がります。

たいてい、そういったものはお高いのですが;;
その理由が自分でもわかっているか否かは
とても大きいのではないでしょうか。

また、特級品クラスの宝石は
見たいときに見れるものではございません。
そういった博物館があればいいのですけれども、
どうも日本には無いようでございます。
(ございましたら申し訳ございません;;)


次に、
今回一番書きたかったメリットがございます。

それは
「とても興味深い、おもしろい話が聞ける」と
いうことでございます!

「そんな話を、にわかコレクターの私どもに聞かせてしまって
よろしいのでしょうか……とてもおもしろいですが……」
といったお話を聞くことが多いのです。
(先に、ルースコレクターですと自己紹介をしてしまうからかも?
 基本知識のお話をすっ飛ばしているからかもしれません) 

家へ帰ってきてから、
「すごい話を聞いてしまった気がする」と思いまして
ネットで検索してみると、まったく載っていないお話
であったりいたします。
(英文などなら載っているのかもしれませんが、
 辞書片手に検索しても、私の英語では駄目でした^^;)

もしかしたら、宝石を扱っている方は、
オープンで明るい方が多いからかもしれませんね。
海外の方とやり取りすることが多いでしょうし、
確かに、私の職場の海外の方も明るくてファンキーです。^^

このごろ驚いたお話としましては、
鑑別書は保証書ではないというお話でした。

ルース・宝石に詳しい方でしたら
当たり前のことかもしれません。

確かにおっしゃる通りでございまして、
「今ある機械では天然(OR非加熱)だけれども……
技術が進歩したならば合成(OR加熱)かもしれません」
といったことがあり得ます。
こういったことは、追っかけっこだと思います。

上記はブログに書くことができる内容でしたが、
他のハラハラドキドキしてしまうお話は
真偽がわからないため、詳しく書くことができません。
(信頼もありますでしょうし、責任も持てませんし……)

お話を聞いた結果、私どもが考えた結果なら
書くことができるかな?と、悩みつつ書きますと……

・やっぱり、中古品を買うときは
 注意しないと駄目なんですね……
 悩んでた品があったけれど、買わなくて正解だった……?;;
・たしかに、その鑑別はちょっと怪しいという噂を
 聞いたことがあったかも?
 高額商品は、信頼のおけるところの鑑別を
 取ったほうがいいということですねぇ。
・その偉い方、大丈夫かしら……生きていらっしゃるのかしら……;;
・そんなすごいダイアモンド、誰が持っているんだろう?
・ダイアモンド関連のニュースを調べてみなきゃ! 
・騙される人の気持ちを考えないなんて、
 なぜ、そんなことになってしまったのだろう?
 宝石は、代々伝わっていくものだと思うのに……;;

ともかく、こういったお話が聞けるのは店頭ならでは!
なのでございます。
 
既にルースを集めている私どもには
心臓に悪い話もあるのですが^^;
(ルースにかぎらず)完璧なお買い物など不可能だと
割りきっておりますので、楽しめております。 

もちろん、よいお話もたくさんございます。
自らを省みる機会をくださるお話もございます。

先日は、「その石が採れた国の歴史」も
勉強しなくてはならないのだな、と考えをもつに
至るようなお話を聞かせて頂きました。

目の前の美しい石に癒されつつも、
血が流れた歴史を考えるのは辛いことですが……
まだまだ勉強しなくてはならないことが
たくさんありそうです。

小さなインクルージョンに一喜一憂することを
考え直そうと思った夫婦でございました。 

最後に……。
店頭販売よりも、ネットショッピングの方が気楽だと
出不精&ルーペ不得意の私どもは感じますので
今回のエントリーを書いてみることにいたしました。

人と対しますと、どうしても財布の紐は緩みますしねぇ。^^;
 
今回のエントリーでは
書く内容には特に気をつけたつもりなのですが
問題がございましたら、ご鞭撻いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。 

p.s.
メリット、他にもございました^^;
・ショーなどでは、常連になりますと割引してくださることが
 ございます。(本当に、本当に、どうもありがとうございます!)
・そのお石の素性(歴史)が詳しくわかることがあり、 
 愛着が増します。例:王様(だったかしら?)が片割れを持っている等 

店頭にて~前置き

2013年05月06日12:11
こんにちは、奥さんです。
旦那さんから書いてと言われまして、
引き受けてはみましたが……難しい内容でした。^^;

テーマは、店頭購入の重要性。
店頭での買い物もしくは、店頭での下見は
とても重要だなと思う今日このごろなのです。

皆様、感じていらっしゃるとおり
ネットショッピングが便利な昨今でございます。

ルースやジュエリーなどにおける、
ネットショッピングのメリットは
以下のようなことではないでしょうか。

・クラリティがよくわかる
・知っておかねばならない情報を
 同時に他のページから調べることができる
・落ち着いて購入判断することができる
・店舗の運営費などがかからないお店は
 安めの価格設定になっている(と思われる)
・セールが多い
・日本全国のお店がある
・鑑別を頼むことが楽(だと感じるだけかも?)

デメリットは、
・写真の色が正しいとは限らない。
 また、背景が黒や灰色の場合が多く、
 色の想像が困難。
・遊色やカラーチェンジなど
 写真だけだと、本当に判断が難しい石がある
・フォトショップ加工に要注意
 (注意しても、わからないものはわかりませんが)
・クラリティ表示は、そのお店それぞれで異なる
 (もう少し細かく書いてあれば、買ってしまいそうと
  思うことが時折ありますね)
・「賭け」の気合が必要^^;

……我が家では、このような感じで捉えております。
つまり、「お得なものが多いのですが、
失敗も時々ある」という認識でございます。

ただし、高額なお品となりますと
自分の目で見て、納得して購入したいと思います。
ルースは、無いと困るものではなく、趣味で集めているからで
ございます。
(相談いたしますと、商品を送ってくださり、
想像した品と異なっていた場合には
返送も受け付けてくださるお店もございます。
このサービスは素晴らしいですね!)

さて。
今回は店頭に行くメリットの話を
書きたいと思っておりました。

といいながらも、先にデメリットを書いておきますと……

・なんだかんだと結局、買ってしまう

……が、我が家の一番のデメリットでございます……;;

こちらの事情ですので、猛省するといたします。;;

あとは、遠くて「電車代でルースが買える」場合が
ございますね。私どもの例で言いますと、
京都・大阪などのお店に伺うことができない
大きな理由となります。

この後、テーマの「店頭に行くメリット」を
書いておりましたが、長くなりすぎましたので
(写真もありません^^;)
別のエントリーとして続きを書きます。

どうぞよろしくお願いいたします。 

ファッションとしての加工について

2013年03月26日13:34
再び登場です。奥さんです。

本来ならば、去年12月の池袋ショーのまとめを書くところなのですが……
もう、記憶が曖昧になっております。(ボケでしょうか!)
そこで、またショーとは全然関係ない話を書いてみようと思います。

しかし今回のお話は、気分を害する方もいらっしゃるかもしれません。
今現在の私の考えで、今後いろいろと変わる可能性も高いものです。

しかも、資産価値ではなく、ファッションとしての視点です。
そうなりますと特に、好き・嫌いの話になってしまいますので、意見が合わない方はどうか平にご容赦ください。

普通の人より少しだけジュエリー・アクセサリーが好きで
既成品を時々、自分へのご褒美に自腹で買ってきた。

ルースに興味があってハマってしまったが
中古で売ることを考えていないし、期待もしていない。
自己中心的な使い方で、人に譲ることも考えていない。

ジュエリーでいうならば
ブシュロンのキャトルよりもアニマルコレクションというタイプ。
つまり人によっては「妙だよね……」といったものが好き。
(カルティエよりもブシュロンが好きと言った方がいいのかも?)

……そんな人の意見の一つでございます。

現在、ルースの加工について悩んでおります。
悩んでいる理由は大きく2つ。
・デザインの選択肢の少なさ
・金額的に高い

はっきり書いたため、文句を言っている(喧嘩を売っている!?)ようですが^^;
どうしてそうなるのかは理解しております。納得もしています。
それこそが経済。

その上で悩んでいるのでございます。

ルースを集めはじめた一番はじめのきっかけは、オパールを自分で買って加工しよう、でございました。
そのときから、枠やオーダーを気にし続け、情報を集めてまいりました。
しかし……気に入ったデザインで加工いたしますと、(価格がわからないものもありますが)おそらく30万~100万ではないかと思います。

この価格帯でしたら、店頭の素敵なデザインのジュエリー・アクセサリー(一流ブランド含む)を購入できてしまいます。しかし、お石はアメジストやブルートパーズ、トルマリンだらけ。
さすがに、いくつか持っているとかぶります。

そして、言うまでもなくルースに詳しくなってしまったため、「またこの石か」とドキドキ・ワクワクや面白みを感じない段階まで来てしまったのです! なんということでしょう!

ただ、このごろの百貨店を見る限り、おもしろいお石を使った「石が主役」のシンプルデザインのものもでてきております。ロードクロサイトを使っていたりいたしますよ。
しかし、やはりルースに詳しくなってしまった私には「石のクオリティが……」と思ってしまうのでございます。
(ショーメは「石が主役」になると桁が違いますが、スピネルやパライバ、スペサタイトを使っているものもあります。クオリティは高いですが、価格は……あははは……)

本来、こういう状態になった方は、デザインから起こしてもらうという手を使うべきなのでしょう。
それで100%希望どおりになればハッピーエンドなのですが。
私の力不足が原因ですが、仕事柄、発注は100%希望通りにならないと思ったほうがよいと悟っているのです。;;

人に希望を伝えるということは、とても難しい。。。
しかも、日頃から「なんという斬新なOR素敵なデザイン! これは買わないと!」という驚きを求めているため、自分では思いつかないのです!;;

つまり、既成品を買った方が、100%後悔がないことがわかりきっているのでございます。
加えて自腹となりますとなかなか、賭けに出れないのでございますね。^^;

そこで最も私にあっている方法は、店頭にある既成品のお石を自分の石へ交換してもらうという方法ではないか?と、現状は思っております。

そんなところは無いと思っていたのですが……
なんと、伊勢丹では一度(今もかもしれませんが)、1階に入っているお店の枠を使ってオーダーという試みをやってみておりました。
そのとき並んでいた枠とブランドさんは、私の趣味ではなかったことがとても残念です。
この試みはとても面白いため、いろいろと続けていただければ嬉しいです。
ただ、本当に珍しい試みだと思いますので、他にも同じような悩みを持っている方がいたのでしょうかねぇ。

そのときの冊子のデータが見つけられなかったので、ちょっと違うセミオーダーの冊子を貼っておきます。
(実はジュエリー系の冊子は特に、スキャンして取っておいているのです! これは2009年)

CCF20091207_00020



































CCF20091207_00025



































↑伊勢丹さんに怒られそうなので;;、内緒にしておいてください。。。
(ちなみにyoshinobuは、爪の色とリング本体?の色が異なり、しかもシルエットが美しく、華奢でかわいらしいけれども存在感があるというところが好きです。以前はこのブランドのために銀座松屋にいっていましたが、今は伊勢丹で購入できますね)

あともう一つ、自分が購入した既成品を、持っているルースで石交換してもらう方法もよいのではないか?と思っております。パソコンでいえば、パーツを買ってのバージョンアップですね。

しかし、まだ、どこへ行けばいいのかわかりません。
枠に合うお石も持っておりません。
(こんなにルースを持っているのに、ないのですからショックです^^;)
合うお石を探してもらうというのは、本末転倒な気もいたします。

上記すべてについて、いろいろと調べてきた日々でしたが、この先はやってみるしかないのかも?
……とも思っております。
失敗は勉強と申しますが、失敗してしまうリスクを知っての挑戦は楽しむことが一番です。
これからも調べ続けて、挑戦のチャンスを探ります。

最後に。
ルースに詳しくなってきますと、ブランドや百貨店などでの買い物が馬鹿らしくなってきている方もいらっしゃると思います。なぜ比べるのか?と疑問にお思いかもしれません。
ですが、圧倒的な比較量と、遊びや現代的なセンス、つまりは「ファッション」としてのパワーが一番強いのです。

数百万以上レベルになりますと話が変わってくるのは重々承知の上ですが、ジュエリーは身につけるもの=ファッションであり、ファッションに求めるものは十人十色。
そういったわけでして、このエントリーは単なる一意見としてご鑑賞ください。

私の身近な人に言わせれば、そもそもジュエリーに100万使うならば、100万のバッグを買った方がわかりやすくて意味があると語ることでしょう。(うわ~ん;;
別の友人ならば、そもそもファッションを考えるならば、合わせやすい無色透明のダイヤでシンプルデザインがベストだと言うでしょう。
ファッションに合わせて色石を変えて楽しむという遊びが重要だから、枠はシンプルにお安くという意見も「うんうん、楽しそう!」と頷いてしまいます。

長々とした呟きを読んでくださった方、本当にどうもありがとうございました。 
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