こんにちは、奥さんです。
3月ももう終わろうとしておりますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
我が家では、子供の卒園式などがございまして大わらわでございました。

4月になると、次は入学式。
ワクチン三回目も打ちまして、準備万端、待ち構えております。

そのような中、今回はまたガーネットでして「インペリアルガーネット」なる石を紹介いたしましょう。
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カンガラインペリアルガーネット

タンザニア
カンガラ
0.71ct

可愛らしいピンク色のガーネットでございます。

今の季節に大変ふさわしい桜色!
今日の突風で、花弁が飛ばされてしまったかもしれませんが、今年こそは花見をしたいものでございます。(今日の東京は、春の大嵐でした!)
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さて、カンガラインペリアルガーネットという大仰な名前は何ぞや……と調べますに、ただ単にタンザニアのカンガラ鉱山で採れた石だから、ですね。

インぺリアルガーネットというものはコマーシャルネームでして、「こういったピンク色のものがそう呼ばれることがある」とお考えください。インペリアルトパーズとは全く違うものとなります。

カンガラ鉱山は、ラズベリー色のロードライトガーネットで有名なところ。
そこで採れる濃い色のガーネットは「ラズベリーガーネット」と呼ばれ、特別扱いされているようでございます。

そこで「あれ?」と思う私。「ラズベリーガーネット」といえば、ローゼライトも確か同じように呼ばれていることがありました。あちらはピンク色のグロッシュラーガーネットでございまして、ややこしいですね……。

横から見ますと……
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今回の石の成分としましては、パイロープとスペサルティンの混ざったもので、パイロープ成分の方が多いそうです。ちなみに、カンガラ産のラズベリーガーネットはロードライトガーネットだということですから、全然違う石なのだなぁと意外でした。

また、今までの写真では内包物が少し写っていると思うのですが、ひっくり返すと全く見えません。
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そして、この色合いは、旦那さんが前からよく探していた「ピンクのガーネット」そのもの。
つまり、珍しい色合いです。
パステルカラーのルースと一緒にジュエリーにすると、とても可愛らしいものができそうです。

最後に、今回のルースは紫外線で赤く光るという説明がございました。
一緒についていた原石と共に、紫外線をあててみましょう。
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ううーむ……。
特に変わりがないような……。

この頃、我が家ではこういったことが多いのですが、やはり紫外線を出すペンが壊れているのでしょうか。
早くペンを買いなおさねばなりません。
ピンセットの方は、今流行りの先っぽが黒いホーザンのものを買ってみたのですが、紫外線ペンは今一番良いものがどれかわからず困っているのでした。

ではでは、いつも通り、似たような3つの石を並べてみましょう。
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中央の石が、今回のインペリアルガーネット。
向かって左側は、以前からうちにあったインペリアルガーネット。
右側は、マダガスカル産のペツォッタイトでございます。

現在、政情不安で金価格が跳ね上がり、加えて日銀総裁の発言で円安が一気に進んでいるため、これらの石をジュエリーにするのは、いったいいつになるのやら……。;;